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アルファロメオ ジュリアに蘇る伝説の「GTA」 車両価格は邦貨約2046万円から

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アルファロメオ ジュリアに蘇る伝説の「GTA」 車両価格は邦貨約2046万円から

Alfa Romeo Giulia GTA/GTAm

アルファロメオ ジュリア GTA/GTAm

アルファロメオ ジュリアに蘇る伝説の「GTA」 車両価格は邦貨約2046万円から

500台限定のGTAに用意した特別なカラーリング

アルファロメオはジュリアに高性能仕様の「GTA」及び「GTAm」を設定し500台限定で販売する。車両価格は17万6500ユーロ(約2046万円)からで、現在すでにプレオーダーを受け付けている。GTAは4座、GTAmは後席を排除した2座仕様となる。

2020年6月24日に創立110周年を迎えるアルファロメオが、その節目に伝説のGTAを蘇らせる。500台と限られたボリュームの特別な車両となるため、その販売方法にも特別な手法を採用するという。

今回、アルファロメオのスタイルセンター(チェントロ・スティーレ)はジュリアGTA及びGTAmのために専用のカラーリングを開発。顧客が思い思いに内外装をカスタマイズできるように、幾通りもの選択肢を用意した。

スプリントやジュニアなど往年のマシンを再解釈

新生GTAのカラーリング開発にあたり、チェントロ・スティーレの面々はかつてのレース界で活躍した往年のGTAを再解釈。1971年のヨーロッパツーリングカー選手権(ETCC)で勝利したマシンや1965年~68年のスプリントGTA、GTA 1300 ジュニアなどのカラースキームを最新ジュリアへと蘇らせた。

もっとも象徴的なのが、1970年のETCCでトイネ・ヘゼマンスが勝利した1750 GTAmのオークル(黄土)×ホワイトの配色だろう。ボンネット上に描かれた「人を飲み込む蛇」、そしてレッド×イエローのカラーリングは1300 GTA ジュニアを彷彿させる。

そもそもノーズのカラーリングはレース中にドライバーが互いを認識しあうために必要だった。伝統的なホワイトマスクのカラーリングは、アルファロメオのレース史に刻まれたアイコンのひとつといえる。

ゼッケンやボディカバーも選択可能

チェントロ・スティーレの特別なカラーリング以外に、イタリア国旗のトリコローレに敬意を表したGTAレッド、トロフィーホワイト、モントリオールグリーンも設定。

ブレーキキャリパーやロールバー、シートベルト、ステッチにも多彩なカラーパレットを用意している。顧客は内外装の配色のみならず、ボディサイドに掲げる「ゼッケンナンバー」や、自分のGTAに合わせたGoodwool製のボディカバーも選ぶことが可能。

ベース車比で100kg軽量化したGTA

ジュリア GTAはジュリア クアドリフォリオがベース。同じドアパネルやシート、ウインドウを使い、スポイラーやスプリッターは日常ユースに最適な仕様となっている。一方で、GTAmはよりサーキット志向であり、後席を取り払うとともにロールバーを設置、大型のフロントスプリッターやカーボン製リヤウイングを備えたアスリート仕様だ。

ドライブシャフトやボンネットをはじめ、ルーフ、フロントバンパー、フロントのホイールアーチ、リヤのホイールアーチのインサート部品、サベルト製6点式ハーネスを備えたスポーツシートのシェルにはカーボンファイバーを使用。ベース車両比でじつに100kgものダイエットを達成した。

0-100km/h加速3.6秒のパフォーマンスを達成

結果、車重は1520kgまで軽量化された。心臓部に搭載するのは最上級グレードのクアドリフォリオに搭載するオールアルミ製の2.9リッターV6ツインターボユニットで、出力は510hpから540hpまで向上している。ゆえにパワーウェイトレシオは2.82kg/hpを実現。0-100km/h加速は3.6秒を記録している。

聖地バロッコでの車両受け渡しも

ジュリア GTA及びジュリア GTAmは販売面でも特別なサービスを用意しており、製品のスペシャリストがオーダーから納車までそれぞれの顧客をフォローする。

さらに、GTAのデザインをモチーフにしたBellのヘルメットや、アルパインスター製のレーシングギア一式(レーシングスーツ、グローブ、シューズ)、Goodwoolのボディカバーといった様々な装備類に加え、アルファロメオ ドライビング アカデミーでの特別レッスンを受けることもできる。

希望すれば、聖地ともいえるイタリア・バロッコにあるアウトデルタのワークショップで車両を受け取ることも可能という。

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