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900万円で日産の「スペシャルティカー」販売される!? 見れば分かる「価値」に納得! 極上「初代シルビア」がスゴイ!

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900万円で日産の「スペシャルティカー」販売される!? 見れば分かる「価値」に納得! 極上「初代シルビア」がスゴイ!

■新車価格の7倍以上!?もはやプレミアムな1台、初代「シルビア」

 現在、中古車販売サイトでは車両本体価格およそ900万円の日産「シルビア」が販売されています。一体、どのような1台になっているのでしょうか。

【画像】実はすごい! クーペフォルムが美しい! スペシャルティなシルビアの実車を見る(12枚)

 最近では、新車の納期が非常に長く、納車まで1年を有することも珍しくありません。

 そんななか「早く納車できる」というメリットから中古車の人気が高騰しています。

 納車の早さはもちろん、新車に比べて安価に購入できるというのも中古車の魅力のひとつとして挙げられますが、なかには「プレミア」がついて、新車よりも高い価格で販売されている車両もみられます。

 そんなプレミアムな1台が、初代シルビア(CSP311型)です。

 現在、中古車販売サイトには、とある初代シルビアが出展されており、その車両本体価格は898万円となっています。

 販売諸費用などを含めた支払総額が900万円を超えることは間違いありません。

 初代シルビアは1965年から1968年まで、約4年にわたって販売されたモデルです。

 中古車販売サイトに出展されている車両は1965年に生産された車両となっており、初代シルビアのなかでもかなり初期のものであることがわかります。

 パワートレインは、1.6リッターの直列4気筒ガソリンエンジン、駆動方式はFR、ミッションには4速MTを採用した車両です。

 総走行距離は約7.4万kmとなっており、年式の古さにしては走行距離は少なめといえます。

 エアロはもちろん、ホイールなどのパーツも初代シルビア純正のものとなっており、販売された当時のルックスがキープされた1台です。

 本来、生産から50年以上も経過していれば、塗装のクリア剥げや劣化による錆つきなども見られるものですが、出展された車両は、ボディがグリーンメタリックに全塗装されており、そうした劣化はなさそうです。

 フロントグリルやリアバンパーなどのメッキパーツも艶やかに見え、外装の状態が非常に良好なことがわかります。

 また内装のファブリックはオフホワイトのレザーで統一されており、シートやコンソール部分にも擦れや破れは見られず、外装同様に、非常に良好な状態をキープしています。

 さらに、年式の古いクルマでは直射日光などによってダッシュボードにひび割れが起きることがありますが、今回出展された車両ではそうした損傷もなさそうです。
 
 このように、総走行距離が少ないことや内外装ともに状態が良好であることから、このシルビアがこれまでのオーナーに大切に保管されてきた車両だということがわかります。

 なお、この車両を出展している広島県三原市の中古車販売店の担当者は「900万円の価格でもじゅうぶんに購入される見込みがあると考えています」と話します。

 その理由として、初代シルビアは生産台数も少なく、発売から50年以上経過していることから、今回出展された車両のように、内外装ともに良好な状態の個体を探すことが容易ではないということが挙げられます。

 初代シルビアは1964年に開催された「第11回東京モーターショー」に出展されたのち、華々しいデビューを飾ったものの、当時としては高額な約120万円の価格で販売され、生産台数は554台のみにとどまりました。

 生産台数が少ないぶん、現在流通している車両自体の台数も多くはなく、ましてや状態の良い個体を探すとなると、そこまで簡単な話ではありません。

 こうしたことを考慮すると、およそ900万円の車両本体価格も妥当なものといえるかもしれません。

※ ※ ※

 前出の担当者によると「すでに多くの問い合わせが寄せられている」とのことで、この車両に注目しているユーザーは多そうです。

 シルビアは現在でも人気なモデルのひとつとなっているうえ、プレミアムなヴィンテージカーのコレクションを趣味とする人も少なくありません。

 そのため、今回出展された初代シルビアに買い手がつく日もそう遠くはなさそうです。

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みんなのコメント

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  • 納期の長期化でハリヤーやジムニーが新車価格よりも中古車価格が高額になっていると言う記事なら理解出来るが、ビンテージ車を例に持ってくるのは違和感を感じてしまう。スカイラインやこの例題のシルビア、トヨタ2000GTなどはとっくに新車価格より高値だし当時の価格と比較することが無意味です。
  • 今さらながらLANCIAフルビアクーペによく似ている。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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