BMW Japanは「BMW 5シリーズ」のラインアップに、レーシングテクノロジーをふんだん盛り込んだハイ・パフォーマンス・セダン「BMW M5(G90)」を追加し、販売を開始した。納車開始は、本年11月中旬以降を予定している。
ハイ・パフォーマンス車両を手掛けるBMW M社が開発したBMW M5は、プレミアム・セグメントにおける高性能セダンとして、1984年に初代モデルが登場、これが第7世代となる。
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BMW M社が開発する高性能マシンMモデルには、2つのカテゴリーがある。1つはレーシング・カーの技術を採用し市販車でありながらサーキットでの本格的な走行を可能としたMハイ・パフォーマンス・モデル、もう1つは公道における高いスポーツ走行性能とプレミアム・カーとしての快適性の両方を妥協なく高めたMパフォーマンス・モデルであり、今回発表の新型BMW M5は、Mハイ・パフォーマンス・モデルに位置付けられる。
第7世代の新型BMW M5は、4.4LのV型8気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンに、BMW M5へは初めてとなるM専用プラグイン・ハイブリッド・システムであるM HYBRIDシステムを搭載し、さらに、先代モデル同様にM専用4輪駆動システム「M xDrive」を搭載するなど、サーキット走行における最高の運動性能と、プレミアム・セグメントにおけるラグジュアリー・スポーツ・セダンとしての優れた安全性および快適性の要素を合わせ持つ、唯一無二のモデルである。そして、デザインと走行性能の両面において一目でMモデルであると実感出来る力強さを持ち、Mモデルの象徴的な存在となっている。
新型BMW M5は、昨年発表の第7世代のBMW 5シリーズ同様に、日本においては、BMW社が初めて国土交通省からの認可を取得した、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能なドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」の搭載等、最先端の運転支援システムに加え、最新世代のコネクティビティも有し、「OK, BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定等が可能である。Apple CarPlayへの対応、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信する等、利便性が大幅に高められたモデルである。また、BMWデジタル・キー・プラスの標準装備により、車両のキーを持たずとも、対応のスマートフォン、スマートウォッチを携行していれば、車両に近づくだけでロック解除が可能であり、さらに車室内にロック解除に使用したデバイスがあるだけで、エンジンの始動も可能である。なお、新型BMW M5は、先代モデル同様に、ドイツのディンゴルフィング工場において、生産が行なわれる。
BMW 5シリーズよりフロント75mm、リア48mmワイドなフェンダーが“別物”であることを主張する。バケットシートではないが新型BMW M5のコックピットは、先代モデルに比べてボタン類が大幅に削減され、無駄を省いた洗練された印象を与えている。BMWカーブド・ディスプレイは、最新の12.3インチのインフォメーション・ディスプレイと14.9インチのコントロール・ディスプレイで構成されている。Mカラーのアンビエント・ライティングをはじめ、ドライバーの好みの走行モードに応じて室内空間をアーティステックに演出する。Mモデル専用のMマルチ・ファンクション・シート、M専用装備品を随所に採用することにより、室内においても、Mモデルであることを主張している。
BMW史上最強のパワーユニット新型BMW M5は、最高出力585PS(430kW)/5,600-6,500rpm、最大トルク750Nm /1,800-5,400rpmを発揮する高効率なモーター・スポーツ・テクノロジー直結のクロスバンク型を持つ4.4L V型8気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載し、さらに、第5世代のBMW eDriveテクノロジーを採用した電池容量22.1kWhを持つ、197PS(145kW)を発揮する電気モーターを搭載するM専用プラグイン・ハイブリッド・システム「M HYBRIDシステム」を搭載している。
新型BMW M5に搭載される585馬力V8ツインターボ。システムトータル727馬力のパワーユニットはBMW XM Label同様にBMW史上最強である。クロスバンク型のツイン・ターボ・エンジンは、1/1000秒を争う、サーキット走行直結の技術の1つであり、ツイン・スクロール・ターボ2機を、向かい合うシリンダーの排気管を敢えて跨いで配置することで、ターボに排気のパワーが、遅れずに干渉することなく理想的な間隔で加わるため、鋭いレスポンスとスムーズな力強い加速を実現する事が可能である。
新型BMW M5においては、BMW Mモデル専用に開発された8速Mステップトロニック・トランスミッションのハウジングに電気モーターを組み込み、BMWグループが特許を取得したプリ・ギアリングにより、電気モーターが発生するトルクを高性能6気筒ツイン・ターボ・エンジン相当の450Nmまで増強させる事が可能となり、システム・トータルの最高出力727PS(535kW)、最大トルク1,000Nmを発揮することで、電気自動車を除き、BMW XM Label同様にBMW史上最強のパワー・ユニットを搭載するモデルの1つである。電気のみでの走行も可能であり、約70kmまで、ゼロ・エミッションで走行する。
卓越のドライビング・ダイナミクスダイナミックな走行性能、あらゆる運転状況における抜群の安定性、高精度なハンドリング性能、優れた乗り心地、世界最高のドライビング・ダイナミクスの実現を目指し、ロング・ホイールベース、フロント・アクスルとリア・アクスルのトレッド幅の拡大、バランスの取れた約50:50の前後重量配分、インテリジェントな軽量構造、ボディとシャシーの接続剛性の向上等に加え、新型BMW M5には、様々なMモデル専用の最先端シャシー・テクノロジーを採用している。センシングと同時に最短時間で直接制御されるホイール・スリップ・テクノロジー、統合ブレーキ・システム、可変ステアリング・レシオを備えたスポーツ・ステアリング、アダプティブMサスペンション、アクティブMディファレンシャル、BMW M5初となる4輪操舵を可能とするインテグレーテッド・アクティブ・ステアリングを標準装備し、サーキットにおける本格的かつダイナミックな走行性能と、快適な乗り心地とを極めて高い次元で両立することで、サーキット走行においても、通常走行においても、新時代の「駆けぬける歓び」を実現している。
ボタンスイッチが廃されたシンプルなコックピット。Mカラーのアンビエント・ライティングがスパルタンかつラグジュアリーなBMW M5の室内空間をアーティステックに演出する。4輪駆動システムM xDrive高性能エンジンのパワーは、Mモデル専用4輪駆動システムM xDriveを介して路面に伝達される。M xDriveは、インテリジェント4輪駆動システムBMW xDriveとアクティブMディファレンシャルをベースとして、Mモデル専用に開発された制御システム「ドライビング・ダイナミクス・コントロール」によって制御されている。さらに、車両の安定走行をサポートするDSC(ダイナミッック・スタビリティ・コントロール)が装備されており、日常の安定した走行から、サーキットでのアクティブな走行まで多様な楽しみを提供する。
基本設定は「DSCオン・4WDモード」で、Mモデル特有の俊敏性を十分に発揮する。Mダイナミック・モード(MDM、4WD Sport)では、リア・アクスルへの駆動トルク配分が増加し、リヤ・ホイールのスリップ許容量が大きくなることで、より多様なハンドリングを楽しむことが可能になる。さらに、DSCオフ時に選択可能な後輪駆動「2WDモード」では、クルマの挙動を制限する制御システムの介入を断ち、熟練したドライバー自らが車両を操作する歓びをダイレクトに味わうことが可能になっている。
新型8速トランスミッション新型BMW M5のスポーツ走行をサポートするのが、ドライブロジック付き新型8速Mステップトロニック・トランスミッションである。ドライバーは、ドライブロジック選択スイッチによって、シフト特性を3段階から選択し、状況に応じた最適なギヤ比設定とレスポンスが得られ、思い通りの走りを体験することが可能となる。「モード1」は効率的な走りをサポートし、「モード2」ではシフト時間を短縮し、俊敏な走りを実現する。さらに、「モード3」はシフト時間を最大限短縮するため、マニュアル・シフトに慣れたドライバーであれば、複数のギヤを飛び越えたシフト・ダウンも可能で、急カーブの手前などで一気に1速ギヤまで落とすなど、サーキットでのスポーティでアグレッシブな走りに適した設定となっている。また、「モード3」では、エンジンがリミットに達したときの強制シフト・アップも行わないため、最大限自由に車両を操作することが可能になる。
Bピラーの「M」ロゴをはじめ心憎いディティールがBMW M5の所有欲を掻き立てる。ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能を搭載BMWが国内認可取得モデルとして初めて導入したハンズ・オフ機能が搭載されている。「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」とは、高速道路*1での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システムである。この機能は、ドライバーが絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能*2となる。*1: 高速自動車国道法に定める高速自動車国道、及び指定都市高速道路に分類される道路が対象。*2: SAE International(Society of Automotive Engineers)が定めるレベル2の段階であり、自動運転ではなく、前方注視が必要となるなど、ある一定の条件が必要。
安全機能・運転支援システムドライビング・アシスト・プロフェッショナル、パーキング・アシスト・プロフェショナル、BMWドライブ・レコーダーを標準装備するなど最新、充実のアシスト機能が搭載される。
新型「M5(G90)」は価格据え置きBMW5シリーズラインナップ/メーカー希望小売価格(消費税込み)高効率ガソリン・エンジン搭載モデル(48Vマイルド・ハイブリッド・システム搭載)BMW 523i Exclusive:7,980,000円BMW 523i M Sport:8,680,000円クリーン・ディーゼル・エンジン搭載モデル(48Vマイルド・ハイブリッド・システム搭載)BMW 523d xDrive M Sport:9,180,000円電気自動車BMW i5 eDrive40 Excellence:9,980,000円BMW i5 eDrive40 M Sport:9,980,000円BMW i5 M60 xDrive:15,480,000円高効率ガソリン・エンジン搭載モデル(プラグイン・ハイブリッド・システム搭載)BMW M5:19,980,000円
スペシャル・メニュー「ブリトーボウル」
BMWのブランド・ストア「FREUDE by BMW」(東京都港区)内の「CAFÉ&BAR B」では10月3日から10月28日までの期間限定で「M5」をイメージする特別料理「ブリトーボウル」が販売される。
BMW M5のコンセプト「知性と野生を兼ね備えた特別なモデル」から着想を得てつくられた、繊細かつ大胆でワイルドな料理となっている。FREUDE by BMW:https://www.bmw.com/ja/freude-by-bmw.html
Text&Photo:アウトビルトジャパン
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