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トヨタが超小型EVシーポッド(C+pod)の自治体などへの販売を開始

掲載 更新 14
トヨタが超小型EVシーポッド(C+pod)の自治体などへの販売を開始

トヨタ自動車は、EVの新たなビジネスモデル構築を視野に、超小型EV「シーポッド」の発売を12月25日より開始すると発表。当面の販売対象は、EV普及を検討する法人や自治体で、個人向け本格販売は2022年を目途に開始するという。

うれしい普通充電対応
トヨタのEV戦略の一環として、超小型EVシーポッドの発売が開始された。当初は、EVの普及に積極的な法人や自治体を対象に販売を行うが、2020年を目途に個人向けの本格的な販売を計画しているという。

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シーポッドのサイズは全長2490mm×全幅1290mm×全高1550mm。まさに超コンパクトで、最小回転半径も3.9mと、シティコミューターとしての機動力を存分に期待できる。駆動はリアに配置されたモーターで行う。つまりRRということになる。パワーソースとなるリチウムバッテリーは足元の床下に搭載される。

充電は、付属のAC200V/AC100V兼用の充電ケーブルで普通充電に標準対応する。EVというと充電場所が気になるところだが、コンセントに差し込むだけなので、この気軽さは大きなメリットだ。満充電での航続距離は150km(WLTCモード値)。

また、トヨタが供給するEV・PHV充電サポートに加入すれば、G-tation(充電器)が設置されているトヨタ車両販売店(約4,200基)をはじめ、全国の普通充電スポット(約10,800基)での充電も可能となる。

小柄ながら、電力供給もできる。停電・災害時などの緊急時に役立つ、最大1500W(AC100V)の外部給電機能が標準装備され、外部給電用のコンセントとして約10時間程度の電力供給が可能という。

シーポッドは、EVとしての機能面だけでなく、ブラックアウトしたキャビンや、LEDを使ったヘッドランプ/リアコンビネーションランプなど、デザイン面でもアピール度が高い。

ボディカラーの豊富さも特長だ。キャビンのブラックに、鮮やかなシアンメタリック、アクティブで深みのあるオレンジメタリックなどと組み合わせたツートーンカラーが全5 色設定(Gにオプション)されるとともに、ボディもブラックアウトしたスリートーンカラーを全3 色から選択可能となる(Gにオプション)。

室内は1100mm の幅に、大人2人が並んで座れるシンプルなデザイン。インパネは、メーターを中心とする機能系装備をホワイトのセンタートレイ上に配置。ブラックを基調とするインテリアとのコントラストにより、実際のサイズ以上に広さを感じるよう意図されている。スイッチ類もセンターパネルに集約され、使いやすさへの配慮を感じ取れる。

超小型ということで安全性が気になるが、衝突安全性を始めプリクラッシュセーフティなど、しっかりとした日常の安全サポート対応が行われている。

グレードはXとGの2タイプ、車両価格(税込)はXが165万円、Gが171万6000円となる。

■トヨタ シーポッドX主要諸元
●全長×全幅×全高=2490×1290×1550mm
●ホイールベース=1780mm
●車両重量=670kg
●モーター最高出力=9.2kW
●モーター最大トルク=56Nm
●駆動方式=RR
●トランスミッション=-
●車両価格(税込)=165万円

■トヨタ シーポッドG主要諸元
●全長×全幅×全高=2490×1290×1550mm
●ホイールベース=1780mm
●車両重量=690kg
●モーター最高出力=9.2kW
●モーター最大トルク=56Nm
●駆動方式=RR
●トランスミッション=-
●車両価格(税込)=171万6000円

[ アルバム : トヨタ シーポッド はオリジナルサイトでご覧ください ]

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みんなのコメント

14件
  • 日産党だけど見た目がもうちょいよくなればもはやこれで十分な気がする
  • Minecraftのエンダーマンみたいな顔してる
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