トヨタが「C-HR+」「bZ4X」「レクサスRZ」を欧州で世界初披露！ 新しいBEV3台の特徴とは？【新車ニュース】

トヨタは3月12日、欧州でのBEVラインナップを拡充するため、3台の新型車を世界初披露した。C-HR+、bZ4Xは2025年後半から欧州で、レクサスRZは2025年秋以降に各地域で発売する予定だ。
これにより、昨年末に発表したアーバンクルーザーと合わせて、欧州市場で主要となる小型から中型サイズのSUVをカバーできるラインナップとなっている。


広々とした室内空間を持つC-HR+

トヨタ C-HR+（欧州仕様）のボディは全長4,520mm、全幅1,870mm、全高1,595mm、ホイールベース2,750mm。滑らかで目を引くスタイリングと、広々とした室内空間や大容量416Lの荷室といった実用性を両立。e-TNGAプラットフォームの採用により、専用に調整されたサスペンションが真に満足感のあるドライブ体験を提供する。
また、電池セルに改良を加えた2つのリチウムイオンバッテリーを設定。ベースとなるバッテリー容量57.7kWh仕様は航続距離455kmを、より航続距離を延ばしたバッテリー容量77.0kWh仕様は航続距離600kmを確保。前輪駆動タイプと全輪駆動タイプを設定することで、ユーザーに幅広い選択肢を提供する。


bZ4Xは航続距離が向上

bZ4X（欧州仕様）のボディは全長4,690mm、全幅1,860mm、全高1,650mm、ホイールベース2,850mm。
C-HR+同様に2つのリチウムイオンバッテリーを設定し、ベースとなるバッテリー容量57.7kWh仕様と、73.1kWh仕様をラインナップしている。eAxleの高効率化もあり、73.1kWh仕様の航続距離は従来型比約70kmの延伸を果たした。
また、急速充電の前にバッテリー本体の温度を最適調整する、バッテリープレコンディショニングを初搭載。他にはeAxleの出力アップ、サスペンションのセッティングを見直したという。これにより、走りが進化するとともに、静粛性も含めて乗り味が向上した。


レクサス RZはバッテリーシステムを全面刷新

レクサスRZのボディは全長4,805mm、全幅1,895mm、全高1635mmで、ホイールベース2,850mm。バッテリーシステムを全面刷新して航続距離を伸長したほか、充電時間も短縮。
ステアバイワイヤシステムや、マニュアル操作のように駆動力を操作できる機能「インタラクティブマニュアルドライブ」を搭載。ラインナップでは高出力モーターを搭載した「RZ550 “F SPORT”」を追加した。新型RZの詳細はこちら。
なお、トヨタ・レクサスの両ブランドでは2026年までに欧州におけるEVを14車種まで増やす予定だ。

Comments

[cam********]

＞広汽トヨタ

やれやれだな。

[ova********]

で、充電場所が見当たらないという（笑）