BMWブランドにおいてプラグイン・ハイブリッド・モデル攻勢を開始

ビー・エム・ダブリューが、「BMW 3シリーズ セダン」と「BMW 2シリーズ アクティブ ツアラー」のプラグイン・ハイブリッド・モデル「新型BMW 330e（サン・サン・マル・イー）」、「新型 BMW 225xe（ニー・ニー・ゴ・エックス・イー）アクティブツアラー」を2車種同時に発表した。

今回の発表によりBMWブランドのプラグイン・ハイブリッドのラインアップは単一ブランド国内最多の計4車種となった。

BMWグループは、経営方針である「持続可能なモビリティの実現」のため、走行性能と省エネルギーの両立を目指した「BMW EfficientDynamics（エフィシエント・ダイナミクス）」という技術戦略を早くから採用し、欧州においてCO2削減の自主規制を達成する唯一のメーカーになるなど成果を上げている。

高効率ガソリン・エンジンはBMWのほぼすべての車種に採用されていて、2012年からは世界最高水準の排出ガス基準である日本のポスト新長期規規制に適合するクリーン・ディーゼル・モデルの攻勢を開始。現在、BMWブランドでは「BMW 3シリーズ」を含む計8車種、MINIブランドでは、「MINIクロスオーバー」など計4車種、両ブランドで合計12車種をラインアップしている。これらのクリーン・ディーゼル・モデルの販売は、BMWブランド、MINIブランド共に30％を超える販売比率だという。今年もディーゼル・モデルをさらに追加する予定。

また、2015年9月には、BMWコア・ブランド初のプラグイン・ハイブリッド・モデル「BMW X5 xDrive40e（エックス・ドライブ・ヨン・マル・イー）」を導入。今回発表のBMWの量販モデルのプラグイン・ハイブリッド・モデル「新型BMW 330e」、「新型BMW 225xeアクティブ ツアラー」の導入を皮切りに、クリーン・ディーゼル・モデルと並んで、プラグイン・ハイブリッド・モデル攻勢を開始する。

2016年中には「BMW 7シリーズ」にプラグイン・ハイブリッド・モデルを追加し、その後、順次モデルを拡充。将来的にはBMWの全ての中核モデルにプラグイン・ハイブリッド・モデルを導入予定とのこと。