■新色追加の新「ミニキャブ トラック」に反響も
三菱は、軽商用車「ミニキャブ トラック」一部改良を実施し、発売を開始したことを2024年5月27日に明らかにしました。
【画像】「えっ…!」 これが三菱の新型「軽トラック」です(12枚)
これについて販売店のほか、SNSでもユーザーからさまざまな反響が集まっています。
三菱の軽商用車「ミニキャブ」シリーズは、1966年に誕生しました。
現行型のミニキャブ トラックは7代目で、広い荷台やゆとりある室内空間が特徴的です。
また荷台の床面地上高は650mmと、積載や積み下ろしのしやすい点や、最小回転半径3.6mと小回りが利き、積載時の重量バランスにも優れています。
グレードは充実装備の最上位グレード「G」、農業等での利用に適した装備を付したグレード「みのり」、基本装備のベーシックグレード「M」の3種類です。
今回の改良では、主に燃費性能の向上と安全装備が強化され、燃費性能ではトランスミッションに5速MTを搭載した全モデルにアイドリングストップシステム「オートストップ&ゴー」を追加したことで燃費効率を最大約3%向上。
安全面では全グレードにリアパーキングセンサー、およびメーター内のリアパーキングセンサー表示灯を標準装備されました。
また「G」「みのり」グレードに標準装備されていた後方誤発進抑制機能に、新たにブレーキ機能が追加。後方誤発進抑制機能作動中に、障害物衝突のおそれがあるとシステムが判断した場合、ブレーキ制御が作動して誤操作による衝突回避、衝突被害軽減に貢献します。
機能面では「M」「みのり」グレードに、キーレスエントリーシステムやパワードアロック、パワーウインドウを標準装備し、利便性を向上しています。
さらに最上位の「G」グレードにはLEDヘッドライト、電動格納式リモコンドアミラーを採用し、新たな外装色として「クールカーキパールメタリック」が追加されました。
今回一部改良したミニキャブトラックの車両価格(消費税込み)は、110万3300円から159万600円です。
なお現行モデルのミニキャブトラックは、スズキから「キャリイ」のOEM供給を受けて販売されるモデルとなっています。
※ ※ ※
販売店での反響について、千葉県の三菱販売店の営業スタッフは以下のように話します。
「今回の改良では機能面や安全面がより充実しました。また新たなボディカラーとして濃いめのグリーン(クールカーキ)がラインナップしたことも特徴のひとつです。
当店での反響はちらほらといったところで、まだ多くはないですが新たなカラー展開もあるのでこれからですかね」
別の販売店の営業スタッフは以下のように話します。
「軽トラをお使いのお客さまだと、例えば農家の方だと長期間フルに使って故障、年数経過して壊れてきたという方が買い替えを検討される方が多いですね。
お客さまによってはこちらから買い替えの時期についてお声がけさせていただくこともあります。
ですので今回の改良での反響というよりは、これから買い替えの時期のタイミングでお問い合わせは増えてくるかなというところです。
納期は3、4か月ほどを見ていただければと思います」
新ミニキャブトラックの登場にSNSでも「若い頃に最初に乗るクルマとして結構いいきがする」「遊び車って割り切ったら万能かも」「取り回し楽だし価格も安いし使い勝手良い!」などさまざまな反響が集まっていました。
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