■RAV4の人気が続くのはなぜ?
トヨタ「RAV4」は北米や中国を中心に海外の市場で人気のモデルとなっています。
日本では、現行は2019年4月に発売されており、2023年5月現在まで様々な改良や仕様追加が行われています。
そんなRAV4ですが、直近の動向はどのような状況なのでしょうか。
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RAV4は1994年に初代が登場し、約30年がたった現在では5代目となるモデルが販売されています。
RAV4の名前は「Robust Accurate Vehicle with 4 Wheel Drive(ロバスト アキュレイト ヴィークル ウィズ フォー ホイール ドライブ)」の頭文字です。
トヨタによれば「SUVらしい力強さと、使用性へのきめ細やかな配慮を兼ね備えた4WD」を表現したモデルだといいます。
現行のパワートレインは、2019年4月の発売当初にガソリン車、ハイブリッド車を設定。さらに2020年6月にはPHV(プラグインハイブリッド車)を追加設定したことで、アクティブ&レジャーから電動化(環境意識)といった幅広い需要に対応出来るモデルです。
アクティブや悪路といった部分では、現行に複数の4WDシステムを採用することで高い悪路走破性能を誇り、世界初採用となった「ダイナミックトルクベクタリングAWD」などが搭載されています。
さらに専用サスペンションなどを採用して最低地上高を高めた特別仕様車「Adventure “OFFROAD” package」が2020年10月に追加。
またPHVでは、RAV4の高い基本性能をベースに、プラグインハイブリッドシステムを活かして、システム最高出力306馬力を発揮し、0-100km/h加速6秒を誇るなど、荒れた路面状況から舗装された路面まであらゆる「Fun to Drive」が追求されているのも大きなポイントです。
日本では発売から約4年が経過しましたが、現状はどのような売れ行きなのでしょうか。首都圏内のトヨタ販売店担当者は次のように話します。
「RAV4は昨今のSUV人気もあり、安定して受注をいただいてきました。
特に『“Adventure OFFROAD” package』が発表された時には多くの注文が入りました。他にはハイグレードモデルである『G”Z package”』が人気です」
※ ※ ※
またアクティブな場面でも活躍するRAV4ですが、例えば北海道のトヨタ販売店ではどのような反響が寄せられているのでしょうか。担当者は次のように話します。
「基本的には『デザインが好み』という理由でRAV4を購入するという人が多いですが、走行性能やオフロードの走破性が良いという理由でRAV4を購入する人もいます。
凸凹道などの悪路を走行する機会がある人やアウトドア利用をしたいという人は、走りの性能を重視してRAV4を選ぶといったケースがあります」
■SUV王国のトヨタ、そのなかでRAV4を選ぶ理由とは
2023年5月現在、トヨタの日本市場におけるSUVラインナップは、「ライズ」、「ヤリスクロス」、「C-HR」、「カローラクロス」、「RAV4」、「ハリアー」、「bZ4X」、「ランドクルーザープラド」、「ランドクルーザー」といった他にセダンとSUVを融合させた「クラウンクロスオーバー」、新車で唯一買えるピックアップトラックの「ハイラックス」などがホームページに掲載されています。
そんな中でRAV4を検討するユーザーはどのような部分に魅力を感じているのでしょうか。
前出の首都圏店舗の担当者は次のように話します。
「都市部では舗装されたアスファルトを走行する機会が多いため、RAV4の持つ走破性というよりは『デザインがかっこいい』という理由でRAV4を購入をする人が多いです。
ハイグレードのモデルが特に人気という理由も『無骨な外装と高級感のある内装がいい』と、見た目を重視される人が多いというのがあります」
また関西圏のトヨタ販売店の担当者は次のように話しています。
「現行が発売された2019年くらいから『アウトドア・レジャー』、『SUV人気』というのが注目されてきたと思います。
それまでのSUVは、どちらかというとハリアーのような曲線が特徴の都市型SUVと呼ばれるデザインが多かったですが、アウトドアなどが注目されたタイミングでそれまで無かった無骨さなどのデザインを持つRAV4が出たことで多くのお客様からオーダーを頂きました。
その後もちょうど良いミドルサイズSUVというサイズ感やトヨタのSUV群でもランドクルーザーシリーズほど本格派ではなく、カローラクロスよりもアクティブに使えるという立ち位置として、RAV4は重要な存在です」
※ ※ ※
2023年現在は、かつてほどの注目を浴びていないRAV4ですが、それは後発でライズ、ヤリスクロス、カローラクロスなどのモデルが続々と登場したことも影響しています。
それでもトヨタSUV群の中ではちょうど良い存在として、一定数の需要はあるようです。
なおRAV4は、5月現在は受注を停止しており、前出の担当者は「在庫車があればご案内出来ますが、新規の場合は生産予定が未定でいつから再販売できるかという目処が立っていません」と話しています。
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みんなのコメント
肥大化してしまったRAVが、国内も、まあまあ、22/4-23/3で4.1万台が不思議。もうあのサイズは大きいとは言わないんだな。
アメリカは、2022年で39.99万台で日本の10倍(人口は3倍弱)。(Car Sales Statisticsに依る)。
欧州は、8.7万台。豪州3.4万台。中国では20万台に少し届かない程度。
初代のレンジ、ジープCJ、三菱ジープ、ランクル40とかね。