■プレリュード・プロトタイプはカスタムモデルだった!
ホンダは「東京オートサロン2025」において、「プレリュード・プロトタイプ」を出展しました。
これは、2023年10月にジャパンモビリティショーで発表した「プレリュード・コンセプト」をさらに一歩進めた「プロトタイプ」であり、カスタムカーの祭典である「東京オートサロン」にあわせてエアロパーツが追加されています。
【画像】超カッコイイ! ホンダ「新型プレリュード」を画像で見る(43枚)
カスタムの内容は、フロントスポイラー、リアスポイラー、ホイール&タイヤの3点セット。また、ブラックパールのボディカラーも初お披露目となりました。
ホイールサイズは245/35R20、タイヤはコンチネンタルのスポーツコンタクト6を装着。ミッドサイズのクーペとしては、かなり大ぶりなホイールとタイヤです。ブレーキがノーマルのままということで、ブレーキとホイールの間の隙間が大きいのはご愛敬といったところでしょう。
また、展示車のボディをじっくりと見てみると、うっすらと傷があります。現地にいたホンダの広報担当者に聞いたところ、この車両自体が新車開発に使われているとのこと。
実際に走行している、まさに「プロトタイプ」を持ってきたということでしょう。新型「プレリュード」の発売は今年の秋に予定されていますから、現在はまさに開発の追い込み段階なのではないでしょうか。
前出の担当者によると、エアロパーツはホンダ・アクセス製であり、まだ量産に向けた正式な形状は決まっていないそうです。リアスポイラーも暫定で取り付けているとのこと。
ホンダ車のカスタムパーツは、ホンダ・アクセスだけでなく、無限(M-TEC社)からもリリースされます。
本体となる「プレリュード」の発売にあわせて、エアロパーツ類も同時に発売されるのが通常ですから、ホンダ・アクセスと無限も、現在大慌てで「プレリュード」用のエアロパーツを開発しているはずです。
今回の「東京オートサロン2025」には、そんな開発中のアイテムが使われているのではないでしょうか。
ホンダのブースに展示されていた「プレリュード・プロトタイプ」は、窓に真っ黒なフィルムが張られており、室内が見えないようになっていました。
日本向けの右ハンドル仕様がまだできていないのかと思いきや、そうではなく、「少しずつ情報を出していきたいのでインテリアは見せたくない」というのが理由でした。
最近の新型車は、ティーザー広告として発表前に予告を行い、ゆっくりと時間をかけてプロモーションを行う手法が流行しています。ただし、その多くは半年程度です。
しかしプレリュードに関しては、2025年秋の発売予定に対して、最初の予告が2023年10月でしたから、2年近くもティーザー広告期間があることになります。通常、2年もあればまだ開発中で細かい部分が決まっていないことが多いもの。
それに対し、前出の担当者は「プレリュードは、それだけ最初から完成度が高かった」ため、早期からのティーザー広告が可能になったと説明します。
長いティーザー期間に対して、反響はどうなのかと聞いてみると、「バブル期を知る世代だけでなく、若い世代からも格好良いと評価が高い」とのことで、広報担当者も笑顔を見せます。
そうなると気になるのが価格。バブル期を知る世代だけでなく、若い世代にも手が届く価格になってほしいところです。ただし、ホンダのラインナップの順列を考えると、プレリュードはハイブリッドモデルのため、FFの「シビック・ハイブリッド」(約400万円~)よりも高くなるのは確実。それでいて、「シビック・タイプR」(約500万円~)よりは安いはずです。つまり、予想価格は400万円台後半。ホンダからの新情報発表を大いに期待して待ちましょう。
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みんなのコメント
たぶんJMSで正式発表なんだろうけど、ディーラー行ったら停止は勘弁。
とりあえず受注してくれたら納期は仕方ないと思ってる。