「日本酒造り」はなぜ関東で進まなかったのか？ 江戸時代まで「上方頼み」だった理由！ 船の揺れが酒を旨くする秘密をご存じか

江戸時代の江戸の酒は、上方から輸入していた

徳川家康が開府して以来、江戸の人口は増え、世界有数の大都市に成長した。しかし、江戸は新興都市だったため、初期の江戸の食文化はまだ発達していなかった。

例えば寿司についていうと、江戸時代を通じて主流だったのは、上方などから江戸に伝わった押し寿司だった。江戸特有の握り寿司が誕生するのは、江戸時代が始まってから200年以上経った19世紀になってからである。

関東産醤油の台頭

酒や醤油の製造には技術や伝統が必要で、関東での生産はなかなか進まなかった。

Comments

[aka********]

水の問題じゃないの？
三大杜氏は丹波、越後、南部と近くに山がある場所だけど、関東は平野であって湧水が無い。

[gor********]

この記事は水には言及しつないね。ざっくり言うと、関西の伏見、灘は軟水。関東は硬水で酒造りにはむかなかった。