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レクサス新型「コンパクトSUV」発表! ハイブリッド刷新&新シフト採用! “見た目以上”に進化した「UX300h/UX300e」登場

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レクサス新型「コンパクトSUV」発表! ハイブリッド刷新&新シフト採用! “見た目以上”に進化した「UX300h/UX300e」登場

■レクサス新型「UX」発表

 2023年12月19日、レクサスは、コンパクトSUV「UX」の新たな改良モデルとなる新型 「UX300h」及び「UX300e」を発表しました。

【画像】超カッコイイ! ”小さな高級車”レクサス「UX」を画像で見る(77枚)

 UXは2018年に登場したコンパクトSUV。発売当初は2リッターガソリンエンジンモデルの「UX200」と、ハイブリッドシステムを搭載する「UX250h」のみでしたが、2020年には、レクサス初のBEV(バッテリーEV:電気自動車)としてUX300eもラインナップに追加されています。

 UXシリーズは発売以降、80以上の国と地域で累計約34万台を販売し(2023年10月末時点)、電動車販売比率は90%を達成するなど、レクサスの電動車普及を牽引してきた存在です。

 今回、そんなUXの改良モデルが発表となりましたが、ガソリンモデルであるUX200が廃止され、ハイブリッドモデルと、BEVモデルのみのラインナップになりました。

 また、BEVモデルであるUX300eの名称はそのままですが、ハイブリッドモデルであるUX250hは、システム出力を向上しUX300hと車名を変更しています。

 新型UX300h・新型UX300eともに、ラジエーターサポートブレースの追加や、ロアバック、サスペンション締付トルクを強化することで、ボディ剛性を向上。

 加えて、ライントレース制御やフラットボディ制御を織り込むことで、操縦安定性を強化しています。また、ブレーキ前後制動力配分制御(各輪独立制御によるピッチ/ロール制御)を採用。ブレーキペダル操作初期に対するリニアな制動感や、ブレーキペダルを強めに踏み込んだ際の高い接地感と安心感が得られる制動姿勢を実現しています。

 そのうえ、アブソーバー、EPS制御、F SPORT専用AVSなどを再適合し、厳しい走行条件下での試験が可能なテストコース「トヨタテクニカルセンター下山」で走り込みを実施。あらゆるシーンで減速・操舵・加速がシームレスにつながる気持ちよさなど、ドライバーの意図に忠実でリニアな応答性が追求されています。

 さらに、ドライバー志向に合わせた走りを実現するため、加速度センサーでドライバーの意図を読み取り、制動力と駆動力を制御。スポーツ志向の高い走行を継続している場合、アクセルオフ時の減速アシスト増加やエンジンの待機回転数維持による再加速アシストをすることで、クルマとの一体感をより感じられるコントロール性を実現。

 アクセルオフ時の減速度を高めることで、アクセルペダルで車速コントロール性を しやすくし、ブレーキ操作負荷を軽減。加えて、登降坂制御により路面勾配に応じて、加減速をアシストすることで、勾配路でのアクセルやブレーキ操作を軽減し、スムーズでレスポンスの良い走りを提供します。

その他にも、スムーズなブレーキフィーリングとペダル質感を向上するブレーキシステムにより、ペダル操作時の上質なブレーキコントロール性を実現しました。

 ルーフ減衰材を高減衰タイプへ置き換え、ダッシュパネルやリヤホイールハウスなど、適材適所に制振材を追加し、車両の走行時のノイズを低減・車両の減衰効果を高めさらなる静粛性向上をはかっています。

 先進安全装備では、予防安全技術Lexus Safety System +の機能を拡充、プリクラッシュセーフティ(PCS)の検出対象および機能を拡大させました。具体的には、ミリ波レーダーと単眼カメラを組みわせたセンサーにより高い認識性能と信頼性を担保することで、作動対象を拡大し、自動二輪車(昼)や自転車運転者 (夜)の検出対象に拡大しています。

 また、 交差点衝突 回避支援(出会い頭車両)機能も新たに装備することで、従来のPCSの作動範囲に加えて、交差点で 交差する車両・自動二輪車に対しても、衝突回避の支援を行うようになりました。

■インテリア、パワートレインの進化とは

 エクステリア上の変更はほとんどありませんが、インテリアは、12.3インチ大型フル液晶メーターを新たに採用するほか、運転支援情報をわかりやすく表示可能し、大型液晶を活かした表示グラフィックも選択可能となるなど進化。

 シフトレバーは、シフトポジションを電動で制御するエレクトロシフトマチックを採用。 ショートストロークにより、小気味良く、確実ですばやいシフト操作を実現しています。

 また、センターコンソールパネル、シフトパネル、フロントトレイ、パワーウィンドウスイッチベースには、金属感があり光の当たり方によって面の表情が変わる色を新たに採用しています。

 パワートレイン面では、新型UX300hでは、次世代ハイブリッドシステムを導入し出力を 135kW(約183馬力)から146kW(約198馬力)にするなど動力性能に磨きをかけ、 電動車らしいリニアなレスポンスと伸びのある加速を実現。

 加えてAWDモデルでは、リアモーターの出力を30kW(約40kw)に向上。滑りやすい路面での発進に加え、ドライ路においても旋回性能を高め、安全性を高めています。

 UX300eでは、急速充電時間を約25%短縮することで、より使い勝手の良いBEVへと進化させています。

 価格は、新型UX300hが455万円9000円から、新型UX300eが650万円からです。ちなみにこれまでのUX250hは435万9000円から、UX300eは630万円からでした。

 発売は新型UX300hが2024年1月上旬頃、新型UX300eが1月下旬頃を予定します。

※ ※ ※

 今回の発表についてレクサスで主査を務める江本 光輝氏は、以下のようにコメントしています。

「UXは、Always ONの考えの下でたゆまぬ改良を進めて来ました。昨年7月にハイブリッドモデルの『走りの味の深化』と『先進装備の進化』を実施、今年3月にBEVの航続距離40%延長を実現しました。

 今回の改良で、カーボンニュートラル社会の実現に向けたLEXUSの電動化を牽引するUXは、全モデルを BEVとHEVを含む電動車モデルライナップとしながら、お客様の多様なニーズやライフスタイルにお応えしてまいります。

 お客様に、あらゆるシーンで『安心』と『ゆとり』をお届けし、UXに乗って、どこへでも、どこまでも乗っていきたい、と思って頂けるように、更なる『走りの味の深化』 と『先進装備の進化』を織り込んでいます。

 是非、実際にご試乗頂き、『安心とゆとり』を 提供する新型UXをご体感ください」

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みんなのコメント

3件
  • dko********
    フラッグシップのLS並みに年次改良での走りのアップデートが頻回に行われているクルマ。トヨタとして重要車種の位置づけなんだと思う。
    UXイコール安いレクサスというには勿体ない力の入ったクルマでイイクルマだと思う。
  • a&k
    納車も出来ない車を先に片付けろ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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