100万円以下で買える貴重な新車!
2022年7月現在、新車で購入できる最も安価な軽乗用車のひとつが、「ダイハツ ミライース」です。そんなミライースのベースグレードをできるだけ安く購入した場合の費用と、その後の維持費は、いったいどのくらいなのでしょうか?
軽自動車でも200万円オーバーがめずらしくなくなった昨今ですが、ミライースは86万200円~という、まさに異次元とも言える低価格を実現しています。
ダイハツ「ミラ イース」 燃費性能を重視したベーシックな軽自動車
もちろん、86万200円で購入可能なベースグレードの「B」は、装備や機能がかなり限られており、誰にでもおすすめできるものではありません。
例えば、ホイールは13インチのスチールホイール、ヘッドライトはハロゲン、インパネはシンプルなモノトーン、エアコンはマニュアル式、そして極めつけは、リヤドアガラスは開閉ができない「はめ殺し」となっており、リアシートのヘッドレストも撤去されています。
これほどまでに機能や装備が制限されていることが、ミライースの異次元とも言える低価格の理由です。
このグレードは、営業車両などの法人用途に用いられることが想定されているものですが、もちろん一般ユーザーも購入することが可能です。
たしかに、一般的な乗用車と比べると不便な部分は少なくありませんが、裏を返せば、「走る・曲がる・止まる」といったクルマの基本的な機能は上級グレードと変わりませんし、SRSデュアルエアバッグやABSといったベーシックな安全性能は備わっています。
>>ダイハツ ミライースのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる
充実したオプションでカスタマイズできるのが魅力
そんなミライースの「B」ですが、ボディカラーは「スカイブルーメタリック」と「ブライトシルバーメタリック」、「ホワイト」の3種類から選ぶことができます。上級グレードではさらに多くのカラーバリエーションから選択することができますが、ベースグレードでもポップな色を選択できるのはうれしいところです。
また、ミライースでは、ほとんどの機能や装備をメーカーオプションやディーラーオプションで装着することが可能です。例えば、エアロパーツを装着して外装を整えたいなら「エアロパック」(5万5638円)、ヘッドライトをLEDにしたいなら「LEDフロートバルブセット」(4万3582円)、そのほか電動格納ミラーやアルミホイール、後部座席のヘッドレストまでオプションで用意されています。
このように、まるで自分好みに細かくカスタマイズできるのもミライースの魅力ですが、今回はできるだけ安く手に入れることを目的とし、あえてオプションは非装着とします。
なんと乗り出し価格でも100万円でお釣りが来てしまう!
その結果、新車購入時に支払う金額は、車両価格の86万200円に、軽自動車税(1万800円)と自動車重量税(3700円)、37か月分の自賠責保険料(2万7330円)、そのほかリサイクル料金や登録諸費用、印紙代などが3万円ほどかかるため、乗り出し価格はおよそ93万円ほどとなります。
なお、ミライースはエコカー減税の対象車であるため、重量税が50%軽減、環境性能割は非課税となります。
ちなみに、ディーラーオプションをある程度装着することでその分の値引きに応じてくれる例はあるようですが、車両価格からの値引きはほとんど期待できなさそうです。
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圧倒的な燃費の良さでランニングコストも控えめ!
さて、およそ93万円ほどで手に入れたミライースを、実際に使用していくとどの程度のランニングコストが掛かるのでしょうか?
ミライースの「B」(2WD)のWLTCモード燃費は、25.0km/Lと、クラストップレベルの性能をもっています。レギュラーガソリンの価格が160円/Lの場合、1000km走行した際に掛かるガソリン代は約6400円となります。
もし、そのペースで使用し続けた場合、1年間では約7万6800円、3年間では約23万400円のガソリン代が発生する計算になります。
つまり、任意保険料や駐車場代などをのぞけば、新車で購入してから最初の車検まで、約116万400円ほどの費用でミライースに乗ることができます。
これを月々で割ると、毎月およそ3万2333円という計算になります。加えて、最初の車検の直前に売却した場合、車両の状態にもよりますが、3年・3万6000kmのミライースであれば新車価格の40%(約34万4080円)ほどの下取りが期待できます。これらを踏まえると、実質的には月々およそ2万3000円+任意保険料&駐車場代の諸費用が、ミライースの維持費となります。
>>ダイハツ ミライースのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる
同じ条件で、ダイハツを代表する軽自動車のタントのベースグレード「L(スマートアシスト非装着車:124万3000円)」を計算すると、月々の維持費はおよそ3万円+任意保険料&駐車場代の諸費用となります。
>>ダイハツ タントのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる
一般的には、タントも十分手頃な価格と言えますが、ミライースはそれをさらに下回る圧倒的なコストパフォーマンスの良さを見せています。
この計算はあくまで机上のものではありますが、物価高が叫ばれる昨今において、理論上とはいえ、これほど安価に新車を購入・維持できるのはまさに奇跡と言えるかもしれません。
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>>スズキ アルトのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる
文:ピーコックブルー
写真:ダイハツ ミライース Bグレード
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