受注終了のマツダ6、次期型登場は秒読み?
現在、マツダのフラッグシップである「マツダ6」はセダン・ワゴンともに受注を終了しています。
マツダの公式サイトでは、あくまで“現行モデル”の受注が終了したという表現であることに加えて「販売再開時期は改めてご案内いたします」との文章も見られることから、しばらくすると次期型が登場するかのようにも思われます。
一方、昨今のマツダ6が置かれた状況を見ると、フルモデルチェンジしたマツダ6が登場する可能性は極めて低いと言えそうです。
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日本車離れしたデザインと走りが魅力も不振が続く
マツダ6の現行モデルは、2012年に「アテンザ」の名称で登場して以来、2019年8月以降はグローバルでのモデル名である「マツダ6」へとその名を変えながら、実に10年以上にわたってフルモデルチェンジを果たすことなく現在に至ります。
マツダ6は、マツダのフラッグシップモデルらしく日本車離れした流麗なデザインと「SKYACTIV TECHNOLOGY」を活かした“人馬一体”の走りを大きな特徴としてきました。
また、現在では珍しくなったMTモデルをラインナップしていることもマツダ6の魅力のひとつです。
ただ、基本構造に古さが目立ってきたことに加え、セダンやワゴンの人気が下火になったことも重なって近年では販売不振が続いていたのも事実です。
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次期マツダ6は登場しない!?
一方、2022年9月にはマツダの次世代を担う「ラージ商品群」の第1弾として新型SUVの「CX-60」が登場しています。
CX-60は、小排気量化が進む昨今においては異例とも言える、3.3Lの直列6気筒クリーンディーゼルエンジンを搭載していることに加え、FRレイアウトを採用している点も話題となっています。
すでに多くの受注を獲得し滑り出し好調のCX-60ですが、同じプラットフォームを採用したセダン・ワゴンモデルが登場するという噂も過去にはあり、一部ではこの新型FRセダン・ワゴンが次期マツダ6になるとの見方もあります。
ただ、2列シート仕様のCX-60に対し、3列シートを備えた「CX-80」というモデルが追加されることをマツダは公式にアナウンスしていますが、セダン・ワゴンモデルについての発表は現在のところありません。
また、「マツダ6の後継車を発売する予定はない」というマツダモーターヨーロッパの幹部によるコメントが海外メディアによって報じられるなど、マツダ6の今後については不透明な状況が続いています。
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まもなく登場する2023年モデル、その変更点は?
こうした現状から、近い将来マツダ6にフルモデルチェンジが行われる可能性は低く、年次改良を行いながら生産終了となると見られます。
直近の日本市場においては、2022年11月上旬より一部改良が施されたモデルの受注を開始する見込みです。
2023年モデルでは、おもに各種の規制対応がメインとなり大規模な変更は行われない見込みですが、一方でMT仕様が廃止されると見られています。また、2023年モデルの登場に合わせて、特別仕様車も設定される予定です。
販売店関係者によれば、10月20日ごろには詳細な情報が明らかになるとのことですが、昨今の情勢を見ると後ろ倒しになる可能性もあると見られています。
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マツダ6は“買い”か?
このように、少なくともマツダ6のフルモデルチェンジは当面の間行われないものと考えられます。
マツダ6は、現時点で最新モデルのCX-60はもちろん、2017年に2代目へと進化した「CX-5」と比べても古さが目立つ部分も多く、フラッグシップというにはやや物足りないモデルです。
ただ、美しいデザインと優れた走りはいまだに健在であり、新車でも中古車でも競合モデルに比べて割安な1台となっています。
そのため、いまマツダ6を検討するのであれば、機能面の物足りなさを補うだけの魅力が買い手に感じられるかが焦点となりそうです。
写真:マツダ
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みんなのコメント
車好きがいくらMTを!って言っても実際売れないんだからしょうがない(泣)
FRセダン/ワゴンのラインナップを揃えたかったのだと思う。
メルセデスのC~Eクラスに匹敵するような。
ただ、マツダ自体の体力不足とSUVブームに則ってCXシリーズの拡張に至ったのだろう。