車種別・最新情報 [2025.03.22 UP]
ジムニーノマド徹底ガイド【4】メカニズム/諸元&装備/結論
《SUV最前線》噂の5ドア仕様が正式発表!
海外で話題を集めていた、ジムニー5ドアモデルの国内導入を1月30日に発表。発売は4月3日からとなるが、そのサブネームにはスズキが大事に温めていた「ノマド」が与えられるなど、その期待の高さは明らか。ジムニー&ジムニー シエラと同様に相当な人気を集めるのは必至。大ヒット間違いなしの注目車の全貌をお伝えしよう。
●文:川島茂夫 ●写真:奥隅圭之
新型ジムニー ノマド《メカニズム》
1.5ℓ直4DOHCエンジン
現行型シエラから展開された1.5ℓの直4エンジン(縦置き)は、トルクや燃費面で有利なロングストローク型。フロンクスにも搭載(横置き)されているが、フロンクスはISGを組み合わせたマイルドハイブリッド版。一方ノマドは電動化されていない純内燃機車となる。
機械式副変速機
トランスファーはギヤと噛合機構を組み合わせた切り替え型を採用。4WD走行時のタイトコーナーブレーキング現象回避機能は備えないが、前後輪のが完全に同期するため悪路走行で有利になる。また、4WDには標準ギヤ比の他にギヤ比を低下させるローモードも設定。悪路登坂などの低速域での駆動力や微細なコントロール性が向上する。
新開発ラダーフレーム
車体構造とフレームが一体となったモノコック構造ではなく、車体とシャシーが別となるラダーフレーム式を採用。ノマド用は、シエラのフレームをベースにロングホイールベース化したもので、適応用途も配慮した運用重量増を前提に、サイドフレーム補強材とセンタークロスメンバーを追加している。
アプローチアングル
最低地上高に加えて、アプローチアングルなどの設定も悪路走破性能を大きく左右する要素。ノマドはシエラに対して、ランプブレークオーバーアングルが3度減少しているが、アプローチ/デパーチャーアングルはシエラと共通。厳密に言えば走破性は低下したが、実用面では同等と言っていいだろう。
新型ジムニー ノマド《結論》
快適&実用性を高めた異色の本格オフローダー。唯一無二の魅力あり
最も気になるのは価格だ。シエラの上級グレード(JC)とAT車同士で比べると、その価格差は約57万円にもなる。このクラスのSUVを検討するユーザーにとって、中々納得し難い価格差にもみえる。
ただ、ジムニーにはこのモデルではないと味わえない、多くの魅力を備えているのは間違いない。クロカン派ならばオフロードの機能と性能に純度を高めたシエラを選ぶかもしれないが、オフロード走行にも対応しながら乗用車としての使い勝手や性能を進化させたノマドは、コンパクトSUVでも唯一の存在といっても過言ではない。グレードは1系統になるが、ACCの採用などの運転支援機能の充実を考えればAT車の方が買い得。ここも一般ユーザーへの大きなアピールポイントといえるだろう。
新型ジムニー ノマド《主要諸元&装備》
新型ジムニー ノマド《ボディカラー》
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みんなのコメント
幅員に対して車高が高いからロールや横風による横傾きが気になる。小回りが効かない。後席リクライニングが二段で、倒せてもリクライニングと言えるほど効かない。Bピラーが前席の真横にあって安全性に疑問がある。それら欠点をカバーできるほどのメリットが多いから、人気あるのでしょう。