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「S2000のワンオフ過給機仕様が熱い!」VTEC+スーパーチャージャーで弾ける380馬力を実現

掲載 更新 1
「S2000のワンオフ過給機仕様が熱い!」VTEC+スーパーチャージャーで弾ける380馬力を実現

プロショップの技術がオーナーの理想を叶える!

ステップアップも見越したロトレックス製スーパーチャージャー仕様

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「このS2000は、当初HKSのGTスーパーチャージャーキット(現在は廃盤)を装着する手軽なプランを提案していたのですが、オーナーさんがウチが製作したワンオフのスーパーチャージャー仕様を見て、『手間や費用がかかっても良いから、ワンオフでカッコ良く、そして速い仕様を!』と熱望されたんです」とは、KBCの高瀬さん。

オーナーの想いを具現化したパワーユニットは、エンジン本体ノーマルのまま遠心式の大型スーパーチャージャーをセンター前方にマウント。コンプレッサー側をフロント方向にすることで、見た目もカッコ良く仕上げているのがKBC流だ。ピークパワーは380ps前後。過給特性は回転数に比例してフラットに高まっていくため、フィーリングは非常にニュートラルで排気量アップ&ハイカム仕様に近い。




KBCが選択したコンプレッサーは、米ロトレックス社製のC38-91。プーリー比の設定で最大ブースト圧を0.8キロにセットし、ノーマルエンジンに負担をかけすぎないようにしている。

「容量的には450ps以上も狙えるし、見た目もインパクトがあってチューンド指数が高い。ロトレックスの遠心式を選んだのはそういう理由です。装着は完全にワンオフですが、取り回しも自然だし乗り味も良い感じですよ」とのこと。

排気系に関しては、NA用のまま(ノーマルでもOK)でも問題ないが、この車両はステップアップを見越してワンオフの4-2-1EXマニ(50φ)を装備。エンドマフラーは60φのフルチタン製を奢る。ターボに比べると排圧の上昇に悩まされないため、極端に排気効率を重視したマフラーを選ぶ必要はない。この辺りは、インテーク側で完結できるスーパーチャージャーならではのポイントだ。

過給による吸気温度の上昇はターボ車同様に発生するため、インタークーラーでの冷却は不可欠。同様にパワー向上に伴う発熱量増加への対策として、ラジエターの大容量化やオイルクーラーの追加なども行われている。

エンジンマネージメントはF-CON Vプロが担当。ターボ領域での燃調&点火時期のコントロールが必要なため、フルコンによる制御が取り入れられたのだ。

日々の通勤にも使用される車両ということで、インテリアは快適装備満載。スーパーチャージャー仕様であることを主張するのはブーストメーターのみというジェントルな作りだ。

VTECらしさを犠牲にせず、パワーの底上げが狙えるスーパーチャージャーチューニング。KBCはこうしたワンオフのスーパーチャージャーチューニングを大の得意としているので、気になるユーザーは問い合わせてみてはいかがだろうか。

●取材協力:KBC 茨城県古河市高野713-3 TEL:0280-91-1133

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みんなのコメント

1件
  • ローコンプ入れずに380ps出せるの?S/Cの性能が上がったのか自分が出してたショップがしょぼかったのか?
    とりあえず前期中期トルクが無さ過ぎるしNAのままチューニング進めると費用凄い事になるしターボ嫌いの妥協点としてはS/Cいいと思う。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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