ポルシェのGTファクトリーモータースポーツ ディレクターであるパスカル・ツアリンデンは、BMWとフォードが今季限りで世界耐久選手権(WEC)のLM-GTE Proクラスから撤退する可能性があることについて、特に問題ないと考えているようだ。
BMWは、2018/19年のWECスーパーシーズンの開幕からM8 GTEを投入。MTEKが運営するチームで2台を走らせている。しかしながらBMWモータースポーツのイェンス・マルカート代表は、現在のシーズンが終了するまで、今度のWECへの関与について判断が下されることはないと語った。
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一方フォードは、WECと北米のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の双方でファクトリーのGTプログラムを徐々に縮小しており、2019/20シーズンのWECに継続参戦しない可能性が高いと考えられている。
もしBMWとフォードがLM-GTE Proクラスから撤退することになれば、同クラスに参戦するのはポルシェとフェラーリ、アストンマーチンの3メーカーに減ることになる。
しかしツアリンデンは、他メーカーの動きにかかわらず、ポルシェは同カテゴリーにしっかりと取り組んでいくつもりだと主張した。
ツアリンデンはバサースト12時間レースに訪れた際、「現時点で、WECのGTEに参戦しているメーカーの数はピークを迎えていると思う」とメディアに語った。
「しかし過去には、今と比べて1つか2つメーカーが少ないこともあったし、GTEカテゴリーはまだ健全だ。だから我々はWECの状況が悪くなっているとは思っていない。我々はまだそれをやるつもりだ」
「WECは世界選手権だ。それはメーカーにとって常に魅力的なものだ」
ポルシェはル・マン24時間でクラスワンツーフィニッシュを達成し、LM-GTEメーカーのランキング首位。ドライバーズランキングでも、ル・マンと富士で勝った92号車のケビン・エストレとミヒャエル・クリステンセンが、姉妹車の91号車のジャンマリア・ブルーニ、リヒャルド・リエツを大きくリードしトップに立っている。
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