「駆け抜ける歓び」を味わえる人気のステーションワゴン!
「駆け抜ける歓び」をスローガンとしているBMWの中でも、中核を担う存在が「3シリーズ」。セダンに加えてステーションワゴンモデルのツーリングが設定されています。今回はそんな「3シリーズ ツーリング」の魅力を紹介していきます。
セダンをベースに、キャビンとラゲッジルームを一体化させたのがステーションワゴンです。セダンの運動性能とワゴンの積載性を両立させていることが魅力のステーションワゴンは、1990年代には一世を風靡するほどの人気を見せていましたが、近年ではSUVなどの台頭に押されています。
そんななか、依然として根強い人気を誇るのが3シリーズ ツーリングです。
3シリーズ セダンのラゲッジルーム容量は480Lですが、3シリーズ ツーリングでは500Lと、高さを広く取れる分容量が少し大きくなっています。
しかし、3シリーズ ツーリングが本領を発揮するのは、シートアレンジを駆使してラゲッジルーム容量を拡張させた時です。後部座席を倒すことで最大1510Lもの空間を作り出すことができ、キャンプやアウトドアスポーツでも活躍することはもちろん、工夫すれば車中泊も十分可能です。
また、広いラゲッジルームを最大限活用できるように、両手がふさがっている場合でも、足を使ってテールゲートを開けることができる「オートマチック・テールゲート・オペレーション」が標準装備されている点も魅力です。
積載性の高さが魅力の3シリーズ ツーリングですが、BMWらしい走りの良さも損なわれていません。3シリーズ セダンに比べて車両重量は70kg増となっている点を除けば、パワートレインや足回りは共通しており、「駆け抜ける歓び」を存分に味わうことができます。
>>BMW 3シリーズツーリングのカタロググレードをチェックする
セダンとツーリング、押さえておきたい違い
一方、3シリーズ ツーリングと3シリーズ セダンではグレード構成などに若干の違いがある点は押さえておきたいポイントです。
3シリーズ セダンには、大きくわけて5つのパワートレインが用意されていますが、3シリーズ ツーリングでは3つに限定されています。
具体的に見ていくと、3シリーズ セダンには、2L直列4気筒ガソリンエンジンの「318i」とその強化版の「320i」、2Lディーゼルエンジンの「320d xDrive」、2Lガソリンエンジンに電気モーターを組み合わせたPHVモデルの「330e」、そして3L直列6気筒ガソリンエンジンを搭載した「M340I xDrive」の5つです。
一方の3シリーズ ツーリングには、PHVモデルの「330e」は設定されていません。また、3シリーズ セダンの「320i」には「Excecutive」と「M Sport」の2つのグレードが設定されていますが、3シリーズ ツーリングでは「M Sport」のみとなっています。
さらに、最上級グレードの「M340i xDrive」では、3シリーズ セダンには左ハンドル仕様がラインナップされていますが、3シリーズ ツーリングでは右ハンドル仕様のみとなっています。
ホイールについても微妙に違いがあります。3シリーズ セダンでは、16インチのアロイホイールが設定されたグレードがありますが、3シリーズ ツーリングでは設定がありません。また、オプションで選択できるホイールも、3シリーズ セダンの方がやや多くなっています。
>>BMW 3シリーズツーリングのカタロググレードをチェックする
>>BMW 3シリーズのカタロググレードをチェックする
>>BMW 3シリーズ プラグインハイブリッドのカタロググレードをチェックする
セダンとツーリングの価格差は約30万円!
最後に、価格について見てみましょう。
3シリーズ ツーリングの価格は下記の通りです(カッコ内は3シリーズ セダンの同グレードの価格)。
318i ツーリング Standard :560万円(523万円)
318i ツーリング M Sport:627万円(599万円)
318i ツーリング M Sport Limited:611万円(584万円)
320i ツーリング M Sport:668万円(642万円)
320d xDrivei ツーリング Standard :650万円(624万円)
320d xDrive M Sport:706万円(678万円)
320d xDrive M Sport Limited:688万円(661万円)
M340i xDrive ツーリング:1052万円(1025万円)
このように、3シリーズ ツーリングは3シリーズ セダンに比べて、概ね30万円弱の上乗せとなっています。車両価格からするとその割合はそれほど大きくはないため、価格がハードルとなることは少ないでしょう。
そのため、3シリーズ セダンと 3シリーズ ツーリングで比較検討をする場合は、純粋にどちらのボディタイプが好みかという点で選んでも、大きな問題はなさそうです。
グレード選びのポイントとしては、「320i」を軸にしつつ、走行距離が多くなる場合や、4WD仕様を求める場合には「320d xDrive」の各グレードを検討すると良いでしょう。
その上で、よりコストを抑えたい場合には「318i」、あるいは、BMW伝統の「シルキーシックス」を味わいたい場合は、「M340i xDrive」を検討することをおすすめします。
ちなみに、3シリーズの高性能モデルであるM3には、現在ツーリングは設定されていません。ただ、2022年6月には最高出力510psを発揮する「M3 ツーリング」が欧州で発表されたため、近い将来、日本にも導入されることが期待されています。
>>BMW 3シリーズツーリングのカタロググレードをチェックする
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>>BMW 3シリーズ プラグインハイブリッドのカタロググレードをチェックする
文:ピーコックブルー
※写真は欧州仕様
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