2020年9月17日、メルセデス・ベンツ日本は、コンパクトモデルのAクラス、Aクラスセダン、Bクラス、CLAおよびCLAシューティングブレークに、オプション設定していた先進の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」を標準装備すると発表。本日より予約注文の受付を開始する。
メルセデス・ベンツの全モデルに安全運転支援システムが標準装備
MFA2(モジュラー フロントドライブ アーキテクチャー2)と呼ばれる、メルセデス・ベンツのコンパクトモデル用プラットフォーム。現在、このMFA2を採用しているモデルは、2018年に4代目がデビューしたAクラスを皮切りに、Bクラス(3代目)、Aクラスセダン(初代)、CLA/CLAシューティング(いずれも2代目)、そしてGLA(2代目)/GLB(初代)と、豊富なラインアップを誇っている。
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このうちGLAとGLBには安全運転支援システムの「レーダーセーフティパッケージ」が標準装備されていたが、他のモデルではオプション設定となっていた。今回、Aクラス、Aクラスセダン、Bクラス、CLAおよびCLAシューティングブレークにも、この「レーダーセーフティパッケージ」が標準装備されることになった。
これにより、AクラスからSクラスまで、メルセデス・ベンツの全モデルに「レーダーセーフティパッケージ」が標準装備されることになる(レーダーセーフティパッケージの機能はモデルによって異なる)。
「レーダーセーフティパッケージ」とは、高度化されたステレオマルチパーパスカメラとレーダーセンサーの働きにより、周囲の交通状況をより的確に把握して運転支援を行うシステムだ。主な機能としては、
・アクティブディスタンスアシスト ディストロニック(自動再発進機能付き)
・アクティブステアリングアシスト
・渋滞時緊急ブレーキ機能
・アクティブレーンチェンジングアシスト
・アクティブエマージェンシーストップアシスト
・アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し件ち機能付き)
・緊急回避補助システム
・トラフィックサインアシスト
・アクティブレーンキーピングアシスト
・アクティブブラインドスポットアシスト(降車時警告機能付き)
などがある。
各モデルの主なグレードと車両価格(税込み)は、以下のとおり。ユーザーへのデリバリーは、CLA(クーペ/シューティングブレーク)が2020年9月下旬頃より、その他のモデルは2020年10月以降を予定している。
●Aクラス
A180:363万円~A200d:436万円
●Aクラスセダン
A180セダン:373万円~A250 4MATIC セダン:516万円
●Bクラス
B180:422万円~B200d:452万円
●CLA
CLA180:472万円~CLA250 4MATIC:565万円
●CLAシューティングブレーク
CLA180シューティングブレーク:483万円~CLA250 4MATIC シューティングブレーク:575万円
また、AクラスおよびAクラスセダンのホイールのデザインが刷新された。
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