現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ/日産/ホンダ以外の人気車種は? 国内メーカーNo.1モデル5選

ここから本文です

トヨタ/日産/ホンダ以外の人気車種は? 国内メーカーNo.1モデル5選

掲載 更新 2
トヨタ/日産/ホンダ以外の人気車種は? 国内メーカーNo.1モデル5選

■トヨタ/日産/ホンダに次いでランキング上位を獲得したモデルとは

 日本自動車販売協会連合会が発表した2019年の登録車販売台数ランキングにおいて、1位のトヨタ「プリウス」から18位のホンダ「ステップワゴン」までをトヨタ/日産/ホンダの3メーカーが占める結果となりました。

不人気にもほどがある!? ビックリするほど売れていない軽自動車5選

 日本には、3社以外にも主要自動車メーカーとして5社が存在しているのですが、それぞれのメーカーで2019年にもっとも売れた登録車はいったい何だったのでしょうか。各メーカーごとに紹介していきます。

●スズキ「ソリオ」(登録車ランキング総合19位)

 トヨタ/日産/ホンダの3社のモデルに続いて総合19位を獲得したのが、スズキのコンパクトカー「ソリオ」です。2019年の年間販売台数は4万4488台を記録しました。

 ソリオのボディサイズは全長3710mm×全幅1625mm×全高1745mmと、コンパクトカーのなかでも比較的小さく、狭い道でも安心してが運転することが可能です。

 後部ドアには両側スライドドアを採用し、高い全高による室内高1360mmという広々とした室内を実現。使い勝手にも優れています。

 搭載されるパワーユニットは1.2リッター直列4気筒エンジンを基本に、燃費性能の異なる2種類のハイブリッド仕様をラインナップし、全3種類となっています。もっとも燃費の良いグレードではJC08モードで32km/Lという低燃費を実現しています。

 ソリオは、標準モデルのほかに、内外装が異なるエアロモデルの「ソリオバンディッド」をラインナップ。車両価格(消費税込、以下同様)は148万6100円からです。
 
●スバル「インプレッサ」(登録車ランキング総合20位)

 2019年にスバルでもっとも販売台数の多かった登録車は、スバル「インプレッサ」です。2019年は4万3780台を販売しました。

 現行型インプレッサのボディサイズは、ショートワゴンタイプの「インプレッサスポーツ」が全長4475mm×全幅1775mm×全高1480mmと、日本の道路環境でも扱いやすいサイズです。

 ボディタイプには、インプレッサスポーツのほかにセダンタイプの「インプレッサG4」、そしてSUVタイプの「XV」と、幅広いラインアップを持ちます。

 パワーユニットのラインナップは、1.6リッター水平対向4気筒と、スポーツおよびG4に設定される2リッター水平対向4気筒、そしてXVのみの設定となる2リッター水平対向4気筒+モーターの「e-BOXER」の全3種です。

 2019年11月にはそれぞれ改良がおこなわれ、スポーツとG4の外観がブラッシュアップされたほか、3モデルすべてに対して運転支援システム「アイサイト・ツーリングアシスト」を標準装備としました。

 インプレッサシリーズの価格は200万2000円(スポーツ/G4)からです。

●マツダ「CX-5」(登録車ランキング総合29位)

 マツダ「CX-5」は、同社のフラッグシップSUV「CX-8」のひとつ下の車格に位置するミドルクラスSUVです。2019年の販売台数は3万1538台となっています。

 現行モデルとなる2代目は2017年に登場。設定されるパワーユニットは、2リッターと2.5リッター、2.5リッターターボの直列4気筒ガソリンと、2.2リッターの直列4気筒ディーゼルをラインナップしています。

 年次改良でおこなわれる機能の追加も注目され、2020年1月17日に発売された改良モデルでは、内装のセンターディスプレイのサイズが7インチから8インチに大型化されました。

 CX-5の価格は261万8000円からです。

■三菱の登録車でもっとも売れたモデルはミニバンだった!?

●ダイハツ「トール」(登録車ランキング総合32位)

 2016年に発売されたダイハツ「トール」は、前出のソリオとコンパクトカー市場で競合するモデルです。2019年の販売台数は2万6736台を記録しました。

 トールのボディサイズは全長3700mm×全幅1670mm×全高1735mmとソリオと極めて近く、両側スライドドアの装備や、室内高の高さ(1355mm)などの特徴も共通しています。

 搭載されるパワーユニットは、1リッター直列3気筒エンジンと1リッター直列3気筒ターボエンジンの2種類です。トールの価格は価格は149万500円からとなっています。

 なお、トールにはOEMモデルとしてトヨタ「ルーミー」および「タンク」、そしてスバル「ジャスティ」が存在します。

 トヨタの2モデルについては、ルーミーが登録車販売台数ランキングで7位(販売台数9万1650台)、タンクが11位(販売台数7万4518台)と、トールよりも売れ行きが好調です。

●三菱「デリカD:5」(登録車ランキング総合37位)

 三菱「デリカD:5」は、ミニバンでありながら優れた悪路走破性を実現した個性的なSUVミニバンです。2019年に2万85台を販売し、同年の三菱の登録車でもっとも売れたモデルとなりました。

 現行モデルの発売は2007年となっており、非常にロングセラーなクルマとなっていますが、2019年2月におこなわれたビッグマイナーチェンジで、大幅に商品力を強化。

 今回紹介した5車種のなかでは対前年比の売上がもっとも伸びた(148.8%)クルマとなっています。

 搭載されるパワーユニットは2.2リッターディーゼルエンジンを採用し、組み合わされるトランスミッションは新開発の8速ATです。ディーゼルモデルの駆動方式は全車4WDとなっています。

 ビッグマイナーチェンジを受けたデリカD:5の価格は391万3800円からです。なお、旧型となるガソリンモデルも併売されており、こちらは249万4800円からとなっています。

※ ※ ※

 2019年の登録車年間販売台数の上位を見ると、1位はトヨタ「プリウス」が獲得し、次いで日産「ノート」が2位にランクインしました。

 そして、上位20車種の顔ぶれを見るとトヨタ車が12車種、日産車が2車種、ホンダ車が4車種、そしてスズキ/スバルがそれぞれ1車種と、ランキングにおけるトヨタ車の強さが目立ちます。

 2020年の販売ランキングがどのような結果となるのか、いまから注目です。

こんな記事も読まれています

全長3.7mの「小さな最高級車」あった!? コンパクトなのに“匠仕上げ”の「超豪華内装」採用! 570万円超えの「贅沢すぎコンパクトモデル」がスゴい
全長3.7mの「小さな最高級車」あった!? コンパクトなのに“匠仕上げ”の「超豪華内装」採用! 570万円超えの「贅沢すぎコンパクトモデル」がスゴい
くるまのニュース
電動バイクの未来を変える!?実用化待望の「全固体電池」とは
電動バイクの未来を変える!?実用化待望の「全固体電池」とは
バイクのニュース
御嶽山でオフロード走行&キャンプを楽しむ「EXPLORER CAMP MEETING」の参加申し込み受付がスタート!
御嶽山でオフロード走行&キャンプを楽しむ「EXPLORER CAMP MEETING」の参加申し込み受付がスタート!
バイクブロス
インプレッサはBMW MINI アウディに勝てない? 日本の「小さなプレミアムカー」はなぜ成功しないのか?
インプレッサはBMW MINI アウディに勝てない? 日本の「小さなプレミアムカー」はなぜ成功しないのか?
ベストカーWeb
メルセデスベンツ『CLE カブリオレ』に「AMG 53」、電動ターボで449馬力
メルセデスベンツ『CLE カブリオレ』に「AMG 53」、電動ターボで449馬力
レスポンス
ホンダの斬新「軽ピックアップ」が超カッコいい! 流行りの「アウトドア」にも最適! 万能すぎる「軽トラ」は日本にピッタリな商用車!
ホンダの斬新「軽ピックアップ」が超カッコいい! 流行りの「アウトドア」にも最適! 万能すぎる「軽トラ」は日本にピッタリな商用車!
くるまのニュース
空力マシマシのMotoGPマシンは「決して戻らないし戻してほしくない」ベテランからは批判も若手ジャンアントニオはお気に入り
空力マシマシのMotoGPマシンは「決して戻らないし戻してほしくない」ベテランからは批判も若手ジャンアントニオはお気に入り
motorsport.com 日本版
最近流行のクルマの「サブスク」! ぶっちゃけ「何がよくて」「ネガな点はどこ」なのかまとめてみた
最近流行のクルマの「サブスク」! ぶっちゃけ「何がよくて」「ネガな点はどこ」なのかまとめてみた
WEB CARTOP
マイアミGP、アメリカ史上最多のF1中継視聴者数を記録。サーキットにも27万人が詰めかける
マイアミGP、アメリカ史上最多のF1中継視聴者数を記録。サーキットにも27万人が詰めかける
motorsport.com 日本版
トヨタ新型「カローラ」発売! 精悍さアップの「スポーツ」仕様も!? デビューから約“60年”「ずっと人気」維持し続ける秘密とは
トヨタ新型「カローラ」発売! 精悍さアップの「スポーツ」仕様も!? デビューから約“60年”「ずっと人気」維持し続ける秘密とは
くるまのニュース
レッドブル、スタッフ流出の噂気にせず。メルセデスから220人引き抜き「自分たちのことを心配したら?」
レッドブル、スタッフ流出の噂気にせず。メルセデスから220人引き抜き「自分たちのことを心配したら?」
motorsport.com 日本版
「鳥取‐島根150km」ついに一本に! 山陰道「出雲・湖陵道路」「湖陵・多伎道路」2024年度開通に反響集まる
「鳥取‐島根150km」ついに一本に! 山陰道「出雲・湖陵道路」「湖陵・多伎道路」2024年度開通に反響集まる
乗りものニュース
日産が新型ミニバン『タウンスター・エバリア』を発表…EVも設定
日産が新型ミニバン『タウンスター・エバリア』を発表…EVも設定
レスポンス
アウディの高性能コンパクト「S3」が激進化! 333馬力エンジンを搭載する改良新型が欧州で登場 SNSでの反響とは
アウディの高性能コンパクト「S3」が激進化! 333馬力エンジンを搭載する改良新型が欧州で登場 SNSでの反響とは
VAGUE
日産「新型スカイライン」今夏発売! 史上最強でレトロ風デザイン採用!? 匠“手組みエンジン”搭載した特別仕様、947万円から
日産「新型スカイライン」今夏発売! 史上最強でレトロ風デザイン採用!? 匠“手組みエンジン”搭載した特別仕様、947万円から
くるまのニュース
どうすれば取得できる? バイクのお医者さん的存在「二輪自動車整備士」資格
どうすれば取得できる? バイクのお医者さん的存在「二輪自動車整備士」資格
バイクのニュース
最後尾スタートのリカルド、トラフィックに苦しみ15位「スプリントと違い、本来のペースを発揮できなかった」F1第6戦
最後尾スタートのリカルド、トラフィックに苦しみ15位「スプリントと違い、本来のペースを発揮できなかった」F1第6戦
AUTOSPORT web
アンドレッティに対するF1参戦拒否、アメリカ下院司法委員長も動く。反競争的行為の調査を開始……政界からの関心高まる
アンドレッティに対するF1参戦拒否、アメリカ下院司法委員長も動く。反競争的行為の調査を開始……政界からの関心高まる
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

2件
  • 三菱ek Xと、Mazda CX-30!!
  • ハッキリ言っていずれも他社で替えが効くなか、デリカの唯一無二さが際立つな
    37位というのも価格を考えれば十分な位置だろう
    過去の不祥事に対するアレルギーも未だ根強いが、こういうオンリーワンの存在は消えないでほしい
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

291.0422.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

38.8405.2万円

中古車を検索
CX-5の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

291.0422.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

38.8405.2万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村