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日産スポーツは死なず! やっぱり開発してたR36GT-R&登場秒読み新型Zにニスモあり!!

掲載 更新 87
日産スポーツは死なず! やっぱり開発してたR36GT-R&登場秒読み新型Zにニスモあり!!

 ベストカースクープ班が日産のスクープを求め関係各所に取材を続けていたところ、嬉しい情報が入ってきた!

 待望のGT-RとニューZの最新情報だ! しかも次期型GT-Rについては、これまでの「マイルドハイブリッド搭載」の情報を覆し、ガソリンターボエンジンのまま開発が続けられているという!

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 ファンならずとも歓喜の声が聞こえてきそうな新型情報を徹底的に調査!

※本稿は2021年6月のものです
文/ベストカー編集部 写真/NISSAN、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2021年7月10日号

【画像ギャラリー】正面・バックショット・サイドビューの予想CGも掲載! 次期GT-R&Z NISMOをギャラリーでチェック!!!

■ガソリンターボエンジンのまま開発中!!! 新型GT-R最新情報

 まずGT-R。

 これまでベストカーが入手していた情報は、2022年秋に現行モデルの販売を終了するが、VR38DETTエンジンをベースにしたマイルドハイブリッドを搭載して次期モデルに繋げていくというものだった。

 しかし、今回の新情報では、なんとガソリンターボエンジンのまま次期モデルを開発しているというのだ。

次期R36型GT-Rの存在が聞こえてきた! 現行モデルをベースにしながら、大きくイメージを変えることになる(画像はベストカー編集部による予想CG)

 マイルドハイブリッド化はGT-Rの産みの親である水野和敏氏が開発当初から計画していたものだ。

 水野氏が日産を退職したことでスケジュールが遅れていたものの2022年には実用化できるということだったが、それがガソリンエンジンのままモデルチェンジするという情報に変わったのだから驚き。

 CAFE(企業別平均燃費)は得意のe-POWERとEV戦略で少し余裕が出たのかもしれないが、2022年からは騒音規制も厳しくなるため、GT-Rのようなスーパースポーツモデルには厳しい状況になるはず。

 だからこそ現行モデルは来年で販売終了の説が出ていたのだが、次期モデルを生産できるというのは嬉しい誤算。

 変更内容を考えると、実質的にはマイナーチェンジと言えてしまうような変更となるが、販売戦略上、型式変更をともなう「フルモデルチェンジ」となるR36型と銘打って登場する可能性が高い。

 発売は2023年早々…と予想する。本件、新情報が入り次第、随時お伝えしたい。

■Zニスモは「東京オートサロン2022」でお披露目???

 続いてニューフェアレディZ。

 今年秋に開催予定だった東京モーターショーが中止になったことで、市販モデルの公開場所を失ったZだが、来年1月の東京オートサロンで初披露ということになりそうだ。

ニューZにはニスモバージョンあり! レース専用車GT4と同時に開発を進めることで、より本格的な仕様となる(画像はベストカー編集部による予想CG)

 正式発売は来年3月というスケジュール。

 このニューZにニスモバージョンが追加されるというのが今回の新情報だ。

 スカイラインでは304psと405psの2つのスペックを持つV6、3Lツインターボを搭載するZだが、ニスモバージョンはもちろ405ps仕様、いや、さらなるパワーアップも噂されている。

 ノーマルの19インチに対して20インチタイヤを装着し、ボディ、足回りなどが強化される。

次期GT-Rのリアビュー(予想CG)。GT-R、Zともに現行モデルをベースとした実質マイナーチェンジだが、内外装はアップデートされて新時代にふさわしい姿を実現する

 また、Zは近年盛り上がりを見せているレースカテゴリー、GT4マシンの開発も進んでいる。

 GRスープラGT4と同じくレース専用モデルで公道は走れないが、一般販売も行う。スープラGT4は17万5000ユーロ(約2345万円)で、Z GT4もそのあたりの価格となりそう。

Z NISMOのリアビュー(予想CG)。かつてR32~R34GT-R時代がそうであったように、実質マイチェンでもフルチェンジと謳うことが市場を盛り上げる。その手法に文句なし!

 もちろん開発、テストはニスモが担当するだけに、このノウハウが市販モデルにも投入される可能性は高く、従来のニスモバージョンを超えたポテンシャルが期待できる。

 日本が誇る日産の2大スポーツ、GT-R、Zは死なず。内燃機関の今後の可能性もアピールしてくれる!

GT-Rはマイルドハイブリッド化からガソリンエンジンの継続に情報が変化。次期型があるのはありがたい

●R36型GT-R 予想諸元
・全長×全幅×全高:4730×1900×1370mm
・ホイールベース:2780mm
・車両重量:1760kg
・エンジン:V6、3.8L DOHCツインターボ
・最高出力/最大トルク:600ps/66.0kgm
・駆動方式:4WD
・トランスミッション:7DCT
・予想登場時期:2023年初頭
・予想価格:1500万円

●Z35型フェアレディZ NISMO 予想諸元
・全長×全幅×全高:4385×1850×1310mm
・ホイールベース:2550mm
・車両重量:1550kg
・エンジン:V6、3L DOHCツインターボ
・最高出力/最大トルク:405ps/48.4kgm
・駆動方式:FR
・トランスミッション:6MT/9AT
・予想登場時期:2022年3月
・予想価格:700万円

【番外コラム】来季のスーパーGTは「ニューZ」が走る!

 新車の情報を集めていて判明したのが、来季のスーパーG/GT500クラスに日産がニューZを投入すること。

 2008年以降13年間にわたりGT-Rで戦ってきただけに、新鮮なニューマシンとなる。

先代Z33型で2004~2007年のGT500に参戦していたZ。来シーズン、15年ぶりの復活を果たすことになる

【画像ギャラリー】正面・バックショット・サイドビューの予想CGも掲載! 次期GT-R&Z NISMOをギャラリーでチェック!!!

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みんなのコメント

87件
  • ちょっとずつ他の色々な車の意匠をパクったベストカーの力作ですね。
    誰もこんな感じは出てこないと思っていることでしょう。
  • スポーツカーに夢があるのは分かるが、新型Zのフロントバンパーだけは何とかならないのか?
    あれだけで台無しにしてる気がする。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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