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日産が新型「リーフ」世界初公開! 8年ぶり全面刷新! 3代目は精悍「クーペSUV」スタイルに大変身で25年度中に発売へ

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日産が新型「リーフ」世界初公開! 8年ぶり全面刷新! 3代目は精悍「クーペSUV」スタイルに大変身で25年度中に発売へ

■初代・2代目とは大きくイメージを一新した新型「リーフ」

日産は2025年3月26日、新型「リーフ」を世界初公開しました。およそ8年ぶりの全面刷新で、今モデルが3代目となります。

【画像】超カッコいい! 日産「新型リーフ」を画像で見る(30枚以上)

初代リーフは、2010年12月に世界に先駆けて誕生した量産EV電気自動車)で、5人乗りの5ドアハッチバックモデルです。

EV専用プラットフォームに加え、床下に搭載されるリチウムイオン電池として薄型サイズのラミネート型バッテリーを独自に開発したことで、十分な電池容量と室内空間を両立しました。

発売当初のモデルには24kWhのバッテリーが搭載され、最高出力80kW・最大トルク280Nmを発揮する電気モーターと組み合わせることで、フル充電で200km(JC08モード)の航続距離を達成するとともに、低・中速域では3リッターガソリン車並みの加速性能も併せ持ちました。

さらにドライバーをサポートするEV専用情報通信(ICT)システム、車外への電力供給システムといったさまざまな新技術も採用し、国内のみならず欧米の各工場での生産も行われグローバルでの展開が進められました。

その後もバッテリー容量の拡大や高効率化といった改善が重ねられ、2017年発売の2代目リーフでは40kWhのバッテリーと組み合わせ、航続距離を322km(WLTCモード、以下同)に進化。

2019年追加の「リーフe+(イープラス)」では、エネルギー密度をさらに向上させた62kWhバッテリーを搭載し、航続距離458kmを達成しました。

加えて2代目リーフでは、先進運転支援機能「プロパイロット」やワンペダル運転が可能な「e-Pedal」などの新技術も搭載されています。

そして今回、3代目となる新型リーフの姿が初めて明らかにされました。

日産は新型リーフについて「洗練されたデザインと広々した室内空間を併せ持つクロスオーバーモデルとして一新しました」と発表しています。

従来のハッチバック型から、より流麗なクーペSUVを融合したスタイルへとイメージを大きく変えました。

装備面では、19インチの大径アルミホイールとパノラミックガラスルーフをリーフとして初めて採用しています。

また空力性能を大幅に向上させ、先進的なEVアーキテクチャを採用したといいます。

■2025年度中に日本を含むグローバルで発売開始へ

今回公開された画像はフロント部のみですが、新型リーフのスタイリングをあらためて見てみると、2021年11月に公開されたEVコンセプトモデル「Nissan Chill-Out(ニッサン チルアウト)」がその原型であることに気づきます。

チルアウトのモダンで滑らかなイメージを踏襲しつつも、新型リーフではそのディテールをさらに洗練させました。

また画像を良く見ると、フロントドアのアウターハンドルは格納式と思われ、ボディと一体化したフラットな形状である一方、リアドア用はブラックのピラー部に埋め込まれたフラップ式と作り分けられています。

こうしたディテール処理によって、すっきりしたクーペスタイルをさらに強調したことが伝わってきます。

そんな新型リーフのプラットフォームは、ラージEV「アリア」から採用が始まったCMF EVプラットフォームを新たに使用します。

モーター、インバーター、減速機を一体モジュール化した新開発の「3-in-1」電動パワートレインと組み合わせることで、効率的なエネルギーマネジメントや優れたパッケージング、走行性能の向上を果たしたといいます。

現行の2代目リーフと比べ大幅な航続距離の改善を見込んでいると話しており、期待がかかります。

このほか北米仕様の新型リーフには、北米の充電規格「NACS」充電ポートを搭載することで、日産EVで初となる「テスラスーパーチャージャーネットワーク」(独自の高速充電機能ネットワーク)へのアクセスも可能としました。

なお今回、新型リーフの内装に関する詳細な情報は明らかにされませんでした。

以前、ニッサン チルアウトについて日産は「先進安全技術とワクワクするドライビング体験の融合を提供するモビリティ」と紹介し、インテリアについては「使い勝手の良い快適な室内空間を実現した」と説明していました。

こうしたコンセプトについても新型リーフに継承されているのか注目されます。

日産では新型リーフの詳細について今後2025年半ばに改めて発表するとしており、大いに期待して待ちたいところです。

※ ※ ※

日産のチーフ プランニング オフィサーで、2025年4月1日より代表執行役社長兼最高経営責任者(CEO)に就任するイヴァン エスピノーサ氏は、次のように話します。

「今後2年間で、新型リーフなどを含む魅力あふれる商品ラインナップを構築します。

私たちは最高の日産を体現する商品に投資し、世界中の熱いファンの皆様と日産を支えてくださっているお客さまにワクワクする体験をお届けすることをお約束します」

新型リーフの発売時期は、2025年度中に米国、カナダを皮切りに、日本、欧州などのグローバル市場へ順次導入される予定です。

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みんなのコメント

19件
  • dio********
    鳥取県の充電中のリーフの火災、
    持ち主が車内に灯油を倒してこぼした上に
    その中でタバコに火をつけたのが原因だってさ。
  • fud********
    初代リーフがもっとカッコよいデザインだったらEV車の覇権を日産が取っていたかもしれない。
    そう思っているのは私だけではないハズ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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