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え、この時代には86万円で新車!? 超お手頃価格で買える新車イッキ見

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え、この時代には86万円で新車!? 超お手頃価格で買える新車イッキ見

「軽自動車」「国産普通車」「輸入車」の3つの大きなカテゴリーにわけて、日本で一番安いクルマを調べてみた!! 選ばれたクルマたちは値段以外にも魅力がたくさんあるぞ!! 意外なクルマが1位になることも?? 

文/齊藤優太、写真/DAIHATSU、TOYOTA、RENAULT
※各クルマの価格帯、スペックは、2023年3月末時点になります。

え、この時代には86万円で新車!? 超お手頃価格で買える新車イッキ見

■大人気な軽自動車市場で一番安いモデルは? 

軽自動車で一番安いダイハツ ミライース。写真は必要最低限の装備で車両価格を抑えたエントリーグレードに運転支援システムを搭載した「B"SA III"」

 ここからは、日本で購入できる安い新車トップ3を紹介します。ただし、ここで紹介しているモデルは、2023年3月末時点における新車販売価格を元にしています。

 軽自動車でもっとも安いモデルは、ダイハツ ミライース(86万200円)です。新車販売価格が安い軽自動車トップ3は次のとおりです。

第1位:ダイハツ ミライース(86万200円)
第2位:スズキ アルト(94万3800円)
第3位:ダイハツ ムーヴ(113万5200円)

 軽自動車は、120万円程度までが安いモデルといえるでしょう。

■一番安い軽自動車「ダイハツ ミライース」の特徴や魅力とは?

92万6200円の「B"SA III"」のインテリア。飾り気のないシンプルな仕上げとなっている

 ダイハツ ミライースは、2011年9月に初代がデビューし、2017年5月に2代目となった軽自動車です。

 2代目登場当初の価格は84万2400円と、2023年3月末時点よりわずかに安い価格でした。

 昨今の物価高や半導体不足の影響など、自動車業界を取り巻く環境や経済の変化がありながら、今でも100万円以下の価格を維持し続けています。

 最低限の価格上昇に留めている点は評価すべきポイントといえるでしょう。

 また、WLTCモード燃費が32.2km/Lと優れていることもミライースの魅力です。

 86万200円で購入できるミライースは、13インチスチールホイール、ハロゲンライト、ダイヤル式のマニュアルエアコンなど、必要最低限の装備となるエントリーグレードの「B」となります。

 先進的な運転支援システムである「スマートアシストIII」は装備されません。

 ただし、6万6000円追加して92万6200円となる「B"SA III"」を選べば先進安全装備のスマートアシストが装備されます。

 先進的な運転支援システムを装備しても100万円以下となることから、先進的なシステムを装備する安い軽自動車がほしいのであればミライース「B"SA III"」を選択すると良いでしょう。

 先進的な運転支援システムがなくても問題がなく、とにかく安い価格の軽自動車がほしいのであれば、エントリーグレードの「B」がおすすめです。

【主要スペック】

・全長×全幅×全高:3395m×1475mm×1510mm
・エンジン:直列3気筒658cc
・最高出力:36kW(49ps)/6800rpm
・最大トルク:57Nm(5.8kgm)/5200rpm
・WLTCモード燃費:32.2km/L
・価格:86万200円(税込)~
※2023年3月末時点のスペックや価格

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■トヨタパッソ生産終了へ 買うなら今!?? ダイハツブーンの魅力とは? 

普通車で一番安いトヨタ パッソ。写真はエントリーグレードにLEDヘッドランプやオートエアコンを標準装備した「X“L package”」

 国産車の普通車でもっとも安いモデルは、トヨタ パッソ/ダイハツ ブーン(いずれも127万5000円)でした。新車販売価格が安い国産普通車トップ3は次のとおりです。

第1位:トヨタ パッソ/ダイハツ ブーン(127万5000円)
第2位:スズキ スイフト(138万8200円)
第3位:トヨタ ヤリス(147万円)

 国産乗用車では、150万円程度までが安いモデルといえるでしょう。

2021年の一部改良で全グレードにスマートアシストとオートライトを標準装備したパッソ/ブーン

 トヨタ パッソ/ダイハツ ブーンは、兄弟関係にある5ナンバーサイズのコンパクトカーです。ダイハツが開発・製造と販売をし、トヨタはOEM販売しています。

 2016年4月から販売を開始した3代目では、ダイハツが開発した「e:Sテクノロジー」を採用。

 ガソリンエンジン登録車トップクラスの燃費性能と手に入れやすい価格を実現しました。

 2018年10月には、よりオシャレなデザインへ変更し、進化した予防安全パッケージを搭載するなどのマイナーチェンジを実施しました。

(編注:2023年4月10日、トヨタはパッソの生産終了を発表した。同年9月までとなる)

 パッソ/ブーンは、もっとも安い127万5000円のモデルであっても運転支援システムが標準装備されています。

 運転支援システムの主な機能は、対車両・対歩行者衝突回避支援ブレーキ機能、対車両・対歩行者衝突警報機能があります。

 また、車線逸脱警報機能、前方と後方の誤発進抑制制御機能、先行車発進お知らせ機能、オートハイビームもあります。

 安くても安全機能が充実しているため、手に入れやすく安全なコンパクトカーがほしいのであれば、パッソ/ブーンがおすすめといえるでしょう。

【主要スペック】

・全長×全幅×全高:3650mm×1665mm×1525mm
・エンジン:直列3気筒1.0L
・最高出力:51kW(69ps)/6000rpm
・最大トルク:92Nm(9.4kgm)/4400rpm
・WLTCモード燃費:28.0km/L
・価格:127万5000円(税込)~
※2023年3月末時点のブーンのスペックや価格

■輸入車って高いイメージあるけど…? 一番安いモデルはどれ? 

輸入車で一番安い241万円で販売されているルノー トゥインゴ「インテンスMT」

 輸入車でもっとも安いモデルは、ルノー トゥインゴ(241万円)でした。新車販売価格が安い輸入車トップ3は次のとおりです。

第1位:ルノー トゥインゴ(241万円)
第2位:フォルクスワーゲン ポロ(257万2000円)
第3位:フィアット 500(262万円)

 輸入車では250万円~300万円程度までが安いモデルといえるでしょう。

 ルノートゥインゴは、扱いやすいボディサイズが特徴のフランスのAセグメントコンパクトカーです。2016年9月から販売を開始した3代目では、RRレイアウトを採用しています。

 2023年3月末時点において241万円で販売されているトゥインゴは、1.0L自然吸気エンジンに5速MTを組み合わせた「インテンスMT」です。

 もっとも安いモデルであっても、プライバシーガラス、16インチアロイホイール、レザー調×ファブリックコンビシート、7インチタッチスクリーン、タイヤ空気圧警報などを装備していることが魅力です。

 扱いやすく手に入れやすい価格のコンパクトな輸入車を探しているのであればトゥインゴがよいでしょう。

【主要スペック】

・全長×全幅×全高:3645mm×1650mm×1545mm
・エンジン:直列3気筒1.0L
・最高出力:48kW(65ps)/5300rpm
・最大トルク:95Nm(9.7kgm)/4000rpm
・WLTCモード燃費:20.7km/L
・価格:241万円(税込)~
※2023年3月末時点のスペックや価格

■値段が高いから必ずしもいい車とは限らない理由とは

 車は手に入れやすいモデルからハイエンドモデルまで幅広い価格帯のモデルがあります。

 今回フォーカスを当てた安い価格の車でも、充分な装備や機能が備わっているモデルもあることから、「値段が高い=絶対いい車」と断言することはできないでしょう。

 車を購入するときは、価格だけでなく、その車ならではの魅力や特徴、必要な装備を備えているかなどをしっかりと調べて選ぶことが大切です。

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みんなのコメント

14件
  • 知り合いのディーラーに廃車で何か入ったら回して
    で5万とか10万円で流してもらってる
    それで十分
    底辺だしな
  • 別に中古でいい
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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