ドイツのデュッセルドルフで開催された世界有数の規模を誇るリハビリと福祉・介護機器展「REHACARE(リハケア) 2019」から、イノベーティブな福祉機器を紹介する。
ヨーロッパでは、できることは自分でやりたいという自立心が強く、そのため車いすユーザーが自分で運転するための福祉機器が充実している。また、専門の福祉車両よりも、既存の普通車を福祉車両へと改造するコンバージョンタイプが多いのも特徴。一方で、これまでの機器はシンプルな手動式が多く、安価で頑丈というメリットはあったものの、体力の衰えたユーザーや小柄な体格のひとにとっては、大きな力が必要というデメリットもあった。
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