現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ホンダが超高級「4人乗りオデッセイ」お披露目! レクサス「LM」との違いは? 「4人乗り&テレビ付仕切り壁」の豪華仕様! 中国市場の動向はいかに

ここから本文です

ホンダが超高級「4人乗りオデッセイ」お披露目! レクサス「LM」との違いは? 「4人乗り&テレビ付仕切り壁」の豪華仕様! 中国市場の動向はいかに

掲載 16
ホンダが超高級「4人乗りオデッセイ」お披露目! レクサス「LM」との違いは? 「4人乗り&テレビ付仕切り壁」の豪華仕様! 中国市場の動向はいかに

■ホンダが4人乗り仕様のオデッセイを発表! LMとの違いは?

 ホンダの中国法人のひとつ「広汽ホンダ」は、豪華4人乗り仕様の「オデッセイ エリートエディション」を2022年11月18日に中国で発表しました。
 
 同じ中国市場では、4人乗り仕様のレクサス「LM300h」が販売されていますが、どのような違いがあるのでしょうか。

【画像】ホンダが「4人乗りオデッセイ」発表! 豪華LMと何が違う? 写真で内装の違いを見る!(24枚)

 中国市場のオデッセイは、1998年にホンダと広州汽車の合弁会社「広汽ホンダ」が2002年4月に2代目オデッセイを発売したことから歴史が始まり、3代目、4代目、そして現行の5代目と続いています。

 さらに中国ではオデッセイの姉妹車として「エリシオン」も販売されており、こちらはホンダの東風汽車との合弁会社「東風ホンダ」が2016年1月に発売されました。

 中国のオデッセイとエリシオンには大きな差異は無く、エクステリアやインテリアのデザインが少し異なっているほか、オデッセイがファミリー層を、エリシオンが高級志向といった特徴を持っています。

 そうしたなかで、ミニバン熱が高まる中国市場では年々「高級・豪華」な仕様のミニバンが人気を博してきました。

 中国市場では、トヨタ「アルファード/ヴェルファイア(クラウンヴェルファイア)」、レクサス「LM」をはじめとする高級ミニバンの販売が好調です。

 そうしたなかで、新たにホンダが投入するのが前述のオデッセイ エリートエディションです。

 オデッセイ エリートエディションのボディサイズは全長4861mm×全幅1820mm×全高1705mm、ホイールベースが2900mmとなっており、基本的には通常のオデッセイと同じです。

 デザインは、メッキ加飾も取り入れられた専用のハニカムグリルを採用。さらに専用エンブレムやウェルカムランプなどを装備して標準車と差別化が図られました。

 インテリアは、2列目シートを左右に独立した2つのキャプテンシート(シートヒーター/ベンチレーション/マッサージ機能付き)を設定し、さらなる上質で快適な空間を実現しています。

 さらに前席と後席の間には19インチテレビ付きのパーテーション&収納キャビネットが設けられ、後席乗員のプライバシーを確保。

 そのほか、オットマン付きの後席、専用カーペット、二重構造の防音ガラスなどを採用したことで、まさに陸のファーストクラスといえる仕様です

 そして、同じくパーテーションや4座仕様を設定するのがLMです。

 レクサスが上海国際自動車ショー2019で発表した高級MPV(多目的車)「LM300/LM300h」は、レクサスファミリーの新しいフラッグシップモデルとして誕生しました。

 LMは、アルファード/ヴェルファイアをベースにボディを延長したモデルとなり、ボディサイズは、全長5040mm×全幅1850mm×全高1945mm、ホイールベース3000mm。

 パワートレインは、3.5リッターV型6気筒ガソリンの「LM350」と2.5リッター直列4気筒ハイブリッドの「LM300h」が仕向地ごとにラインナップされています。

 デザインは、フロントに大型のクロムメッキスピンドルグリルや一体型LEDヘッドライト、Lデイタイムランニングライトを採用。

 ボディ側面にも「L」クロムトリムが配置されるなど、「アルファード/ヴェルファイア」とは違った高級感を表現しています。

 インテリアは、「エレガントバージョン(7人乗り)」と「ロイヤルエディション(4人乗り)」が設定されます。

 ロイヤルエディション(4人乗り)の前席と後席はガラススクリーンによって区切られており、広大なプライベート空間が広がる後席は贅沢な2列シート仕様の4席レイアウトの左右独立した大型のエグゼクティブシートを搭載。

 前述のガラススクリーン下部には、スマートフォンやタブレットの接続、Blu-ray再生が可能な26インチのディスプレイを配置しました。

 また2本のワインなどを入れることができる14Lの冷蔵庫も備わるなど最上級の“おもてなし空間”を堪能できます。

※ ※ ※

 なお、それぞれの中国価格は、オデッセイ エリートエディションが43万9800元(約863万円)、LM(ロイヤルエディション/4人乗り)が146万6000元(約2869万円)となり、3倍近い価格差が存在します。

 それでも、一部の中国ユーザーからは「装備的には比較出来る」、「アルファードやLMよりも安いので、勝負になるのでは?」という声も存在しています。

 盛り上がりをみせる中国高級ミニバン市場ですが、トヨタ&レクサスの牙城を崩すことが出来るのか、オデッセイ エリートエディションの行方に注目が集まります。

こんな記事も読まれています

[アクア]で高級感はやりすぎレベル? 高級感マシマシの特別仕様車がマジで買いすぎる
[アクア]で高級感はやりすぎレベル? 高級感マシマシの特別仕様車がマジで買いすぎる
ベストカーWeb
ウォームアップでトヨタと接触した78号車レクサスはピットスタートへ。2分追加のペナルティも
ウォームアップでトヨタと接触した78号車レクサスはピットスタートへ。2分追加のペナルティも
AUTOSPORT web
軽自動車にスーパーカー並みの装備[AZ-1]!! [高性能スペック]を誇った絶版スポーツ
軽自動車にスーパーカー並みの装備[AZ-1]!! [高性能スペック]を誇った絶版スポーツ
ベストカーWeb
真逆のマシン特性でレッドブルに挑んだメルセデス。サインツ、ペレスがハマった難関ターン6【中野信治のF1分析/第9戦】
真逆のマシン特性でレッドブルに挑んだメルセデス。サインツ、ペレスがハマった難関ターン6【中野信治のF1分析/第9戦】
AUTOSPORT web
あと1歩届かなかった……トヨタ小林可夢偉、前途多難のル・マン24時間レース惜敗に「めちゃめちゃ悔しい」
あと1歩届かなかった……トヨタ小林可夢偉、前途多難のル・マン24時間レース惜敗に「めちゃめちゃ悔しい」
motorsport.com 日本版
フォルクスワーゲン・トゥアレグ 詳細データテスト 実直な大型SUV PHEVの経済性はそこそこ
フォルクスワーゲン・トゥアレグ 詳細データテスト 実直な大型SUV PHEVの経済性はそこそこ
AUTOCAR JAPAN
雨に翻弄された101年目のル・マン。燃料ギリギリ! 50号車フェラーリが優勝。トヨタ7号車は最後尾から追い上げも届かず2位|ル・マン24時間:フィニッシュ
雨に翻弄された101年目のル・マン。燃料ギリギリ! 50号車フェラーリが優勝。トヨタ7号車は最後尾から追い上げも届かず2位|ル・マン24時間:フィニッシュ
motorsport.com 日本版
正式発売前のプロトタイプ先行試乗をプレイバック! 3代目レクサスISはBMW3シリーズを超えられたのか?
正式発売前のプロトタイプ先行試乗をプレイバック! 3代目レクサスISはBMW3シリーズを超えられたのか?
ベストカーWeb
ガソリンがリッター263円なら安い!? 給油するならドイツ、フランスを避けてルクセンブルクがオススメです【みどり独乙通信】
ガソリンがリッター263円なら安い!? 給油するならドイツ、フランスを避けてルクセンブルクがオススメです【みどり独乙通信】
Auto Messe Web
ル・マン24時間レース決勝速報|フェラーリ、逃げ切り2連覇達成! トヨタとの近年稀に見る大接戦を制す
ル・マン24時間レース決勝速報|フェラーリ、逃げ切り2連覇達成! トヨタとの近年稀に見る大接戦を制す
motorsport.com 日本版
7号車トヨタがレクサスとの接触でマシン破損/2024年WEC第4戦ル・マン24時間 ウォームアップ
7号車トヨタがレクサスとの接触でマシン破損/2024年WEC第4戦ル・マン24時間 ウォームアップ
AUTOSPORT web
マイチェンで「歴代最強」 フォルクスワーゲン・ゴルフ R 試作車へ試乗 最高水準の魅力に揺るぎナシ!
マイチェンで「歴代最強」 フォルクスワーゲン・ゴルフ R 試作車へ試乗 最高水準の魅力に揺るぎナシ!
AUTOCAR JAPAN
初心者でも安心! 自分のレベルに合わせてサーキットを楽しめる「GR Garage」主催の走行会に人気集中。ゲストドライバーに松井孝允選手も
初心者でも安心! 自分のレベルに合わせてサーキットを楽しめる「GR Garage」主催の走行会に人気集中。ゲストドライバーに松井孝允選手も
Auto Messe Web
“直線番長”プジョー9X8、劣勢も決勝に自信「正しいアプローチかどうかは、レースで分かる」/ル・マン24時間
“直線番長”プジョー9X8、劣勢も決勝に自信「正しいアプローチかどうかは、レースで分かる」/ル・マン24時間
AUTOSPORT web
前年から運用方法が一部変更。2024年のル・マン24時間セーフティカールールをおさらい
前年から運用方法が一部変更。2024年のル・マン24時間セーフティカールールをおさらい
AUTOSPORT web
伝説の「6輪F1マシン」を生んだ小屋 70年前のティレル工場が移転保存 英国
伝説の「6輪F1マシン」を生んだ小屋 70年前のティレル工場が移転保存 英国
AUTOCAR JAPAN
JAFが義務化しているユニバーサルロゴの意味は? 実際にラリー車両に貼ってモータースポーツ参戦している人の声を聞いてきました
JAFが義務化しているユニバーサルロゴの意味は? 実際にラリー車両に貼ってモータースポーツ参戦している人の声を聞いてきました
Auto Messe Web
余裕と安心の「サイレント」スポーツ ベントレー 4 1/4リッター・ヴァンデンプラ(2) 創業者も認めた1台
余裕と安心の「サイレント」スポーツ ベントレー 4 1/4リッター・ヴァンデンプラ(2) 創業者も認めた1台
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

16件
  • ホンダが手を出したらいけない領域
  • ブランド力のない会社が高価格帯の車作っても売れない。

    マツダのセンティアみたいに。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

480.0516.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

8.0562.9万円

中古車を検索
オデッセイの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

480.0516.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

8.0562.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村