ボルボ V70 「Fan to Life!!」のユーザーレビュー

Fan to Life!!

2016.7.30

総評

購入に至った経緯はというと、
17万キロ弱走った先代V70Ⅱは近々車検を控えており、また異音や駐車場にオイル漏れの痕跡等不具合が見受けられた。
きっちり治してリフレッシュも考えたが、車への飽きもあった。ディーラーで車検の見積もりを依頼した所、熱烈な営業トークに敢え無く落とされた形w

今回の車は発表からすでに9年も経つ旧型のシャーシ。
しかしNTELLISAFE、SENSUS、T5エンジンといった現状での最新技術が惜しみなく導入され、そこにVollvoのアイデンティティ感じ同時にシンパシーを感じた。
また当時から好きになれなかったエクステリアデザインもここに来てようやく洗練された感がある。
さらにモデル末期の象徴グレードであるClassicのため快適装備が充実。何より下取り車を含めた値引き額がハンパなかった！
他車の検討としては、メルセデスEエステートを真剣に考えていたが(こちらもモデル末期ゆえ値引額は半端ない)やはり予算的にハードルが高く、かつ仕事柄メルセデスを現場へ乗り付けることに少々ビビった自分もいた。。。

V70を二代乗り継ぎそこで感じたことは、

「この車は道具である」

ということ。
人と物を安全に運ぶ道具、それ以上でも以下でもないことを自分なりに悟った時なんともバランスの良い車と思えた。
仕事もプライベートの詰めこめるこの車は僕の生活スタイルにマッチしている。

性能的に積載と安全ではメルセデスの方が上ですし、走りなんかはBMWの足元にも及ばない。
また国産ではこのクラスは絶滅し、変わるミニバン（どーもアレは好きになれない）の居住性には比較にならない。

さらに後継車としてV90がアナウスされているがコンセプトからして別物の車と思える。(それこそメルセデス買うわ)
それを裏付けるかのようにスウェーデン本国では現状V70とV90は同時に発売されている。
またV70が更新されないのはオーナーとっていささか気分もいい。


総じてV70ⅢはFan to Driveではないが、Fan to Lifeの車であると。

満足している点

当初はやたら電子武装した車両に戸惑ったが、使いこなすと街乗りから高速まで運転がしやすく良好。
先代に比べ国産並みに静かな車内にエアコンもよく効き快適。
またバックカメラや小うるさいセンサーのおかげでぶつけるリスクが軽減された。
何より車がセーフティーであることを感じる。

不満な点

小回りが効かない。
ハンドルの重さ設定が出来き、それが最軽であっても重い。
VOLVOのアイデンティティと理科するが、それでもハンドルの径がデカイ。

シートだが、Volvoのシートは良いと巷ではよく聞きくが、僕的には先代含めてそこまでかな？とも思う。ま、悪いわけではないのだが。比べればドイツ車メーカ勢の方が優秀。

不快なミッションスケジュール。
ポールスターをインストールして解決。

死角センサーがやたら誤作動してる。。。

デザイン

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走行性能

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2000ccダウンサイジングターボエンジンはトルクフルで扱いやすい。
Fun to Driveとは言えないがゆったりと安定感のある走り。

トランスミッションはアイシン製の8速パドルシフトでコントロール可能。
このパドルシフト、スポーティーに操るレスポンスはないものの街乗りのアップダウン時等では素早いシフトダウンでエンブレを効かせられ便利。
変わってSモードは低めのギアで3000回転辺りをキープ。多少の違和感はがあるのだがこれまでのv70らしからぬスポーティさを官能できる。
その後ポールスターパフォーマッスキットをインストールでミッションレスポンスが向上し不満はなくなった。

アダプティブコントロールは優秀。
時速200キロまで設定可能で、車間距離も幅広く設定できてこれは使える！
またそれにFFの特性も合わさり長距離高速移動は快適。

ロールがやや大きいか。
ダンパーの減衰の感じは良く思えるので、スポーツサスペンションへ食指が動く。

乗り心地

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乗りごごちの良がよい。
標準設定の18インチホイールにタイヤはコンチネンタルを履くが、久々のコンチの感触は当初ゴツゴツ感があり、ありえないと思っていたが慣れるとベストマッチと思える。ヨーロッパ車は徐々に良さを感じるところが良い。

積載性

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VolVoのエステートって見た目からして積めそうなイメージだが、後席の居住性も含め車体の割にはそこまで広くはなかったりする。
メルセデスEエステートやフォルクスワーゲンVariantのほうが広いですね。

燃費

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価格

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故障経験