フォルクスワーゲン パサート セダン 「気兼ねなく乗りやすい車です」のユーザーレビュー

気兼ねなく乗りやすい車です

2016.5.22

総評

ジェッタMK5からの乗り継ぎ、ジェッタ自身が
スポーツ車だったため、パサートは非常に大人しい
シニア向けのコンフォートカーと実感しました。
かといって静粛性、乗り心地はＶＷの車の中では
一番良いものと思います。
自分はB7のコンフォートラインですが、ホイールを
ジェッタの235/45/17、タイヤ：レグノにそのまま移行
したため、非常に下回りの騒音は静かで16インチの
タイヤでの走行はしませんでしたが標準タイヤの
BS TURANZAだとうるさかったと思います。
自分は認定中古車で4.7年落ち2.4万kmで130万で購入しましたが
これで当時360万は同レベルのマークXなどと比べると
お得なお買い物かもしれません。

満足している点

全てジェッタMK-5との比較になりますが
・全体的に広くなりココロの余裕が生まれました
・乗り心地は柔らかく非常に良い
・加速性は2.0FSIとほぼ同様
・走行バランスが非常に良い
・シニア向け傾向
・インテリアがシンプルでスマート
（ごちゃごちゃ置きたくない気持ちになります）

不満な点

・高速走行時（オートドライブ）の燃費が悪い
・アイドリングストップからエンジン起動時にアクセサリ電源も喪失する
従って、オーディオがエンジン始動時と同じようにリセットされる
・走り出しがワンテンポ遅い
・高速走行時の風切りがうるさい

デザイン

-

走行性能

-

【街乗り】
・走り出しワンテンポ遅い
車重のせいか？アイドリングストップ機能のせいか？
走り出し周りの車に遅れをとります。
これはアイドリングストップ機能切っても大体同じ。
・走り出してからの加速は十分
低速トルクが早目から利き出しグイッと押し上げてくれる。
60km/hまでは街中で迷惑を掛けるようなことにはなりません。
【高速走行時】
・追い抜き
ターボの恩恵はかなり上のスピードも引っ張ります。
日本車と違い、150km/hを基準としているので180km/hからまだ伸びます。
（最高200km/hくらいまでかな？）但し、所詮1.4Lです。
【ハンドリング】
MK5当たりと比べて遊びが大きくドイツ車らしくない。
旋回性能はBセグの大きさにしては小回り利きます。

総じて扱いやすい車ですね。

乗り心地

-

ジェッタMK5からの比較になりますが
ジェッタ自身がスポーツ設定だったので、硬さがあった分
パサートは万人受けする柔らかさです。

静粛性はジェッタと比べ相当静かになるものと期待して
いましたが、全体的な静粛性はありますが、高速走行時風切りの音が
相変わらず中に漏れてきます。
ジェッタのタイヤ（レグノ）をそのまま移行したため下回りからの騒音は静かです。

運転席が広くなりくつろぎの余裕がありますね。

振動は少ない方だと思いますがＶＷ特有のボディコンタクトは
感じます。賛否両論ありますがこれはこれで良しとします。

積載性

-

自転車2台を後部席倒した状態で詰めますが
ジェッタの方がトランク内の高さがあった分積みやすかった。
幅がある分ゴルフバックは9.5インチサイズが余裕で入りました。

燃費

-

【街乗り】13.5～14.0km/L
平均40m/h（最高速60km/h）程度で走り出しに気を遣いながらの
走行すると得られます。
アイドリングストップ入っているとエンジン再始動時、オーディオが
電源喪失してしまうので常にOFFにしています。
【郊外】15.5～17.0km/L
ほぼスペック通り、追い越しで100km/h出す場面ありましたが、
期待通りの燃費でした。
【高速】12.5～13.8km/L
平均120km/h、オートドライブで走行した時のデータです。
これは1.4Lエンジンの代償でしょう。ハッキリ言って2.0FSIの方が
優秀です。スピードを得るため120km/hまで上げる過程でかなり
燃料消費が激しいです。

高速走行も100km/h前後でアクセル踏みで惰性運転しながらが
一番効果得られると思います。

価格

-

故障経験