のんびり走りたくなる車
カミさんの車ですが、私もよく使うのでレポートします。
色はハーベストムーンベージュです。この色とてもほのぼのした感じでいいで
2006.11.10
- 総評
- のんびり走りたくなる車
カミさんの車ですが、私もよく使うのでレポートします。
色はハーベストムーンベージュです。この色とてもほのぼのした感じでいいですね。
まぁなんというか、このスタイルだけで細かいところは気にしない、という車に見えますが、どっこいなかなかちゃんと乗れて、使えます。
見た目勝負の車に見えますし、実際そういう部分が大きいですけどね。
細かいところは下の長所・短所で書きますが、この車に乗っているといつも思うのが、お散歩している時の気分に似ているってことですね。
実にのんびりとした雰囲気。スピード出そうとか思わなくなり、気の向くままに出かけたくなる。
それからこの外観からいって、相手を威嚇したりすることがなく、またクラスレスな雰囲気を持ち合わせているところもいいですね。
どこに乗っていっても、「ああ、好きで乗っているんだな」と好意的に思われるのがいいですね。
実用性もある程度あり、長く付き合える車だと思います。
標準車プラス100万円は決して高くないと思いますよ。
ニュービートル総売り上げの10%がこのモデルというのも納得です。
それからオーナーもしくはオーナー予備軍の方へ。プラグコードは純正から換えた方がいいです。うちでは定番の永井電子のウルトラにしましたが、どんな条件で運転しても燃費1km/Lあがりました。
- 満足している点
- ・見た目勝負のスペシャリティカーに見えて、基本性能はなかなかよい。ゴルフIVベースということもあり高速でもしっかり安定しており、また意外に旋回性能も高い。
・最近流行のCC(クーペ・カブリオレ)にありがちな、Aピラーが低く迫っている故の圧迫感がない。ドーム型のルーフと短く切られたAピラーのおかげ。そのため開放感は200%と言っていいくらい!!オープンドライブは最高の一言。
・幌が非常にしっかり出来ており、対候性・保温性が優れている。寒い国の設計した車らしくヒーター類がとてもよく効く。
・リアシートはやや狭いが、大人2人がちゃんと乗れるし無理な姿勢になったりもしない。この手の車でこの価格帯で、リアシートが普通に使えるのはPTクルーザー・カブリオとこの車ぐらい。
・どこへ乗っていっても恥ずかしくない、クラスレスな雰囲気。
- 不満な点
- ・車重1.4tに対して116馬力のエンジンはいかにも馬力不足。もうちょっとモアパワーであって欲しかった。
・ブレーキの効きが物足りない。初期制動が緩めなので慣れないうちは焦る。
・アイシン製の6段ATはスムーズでティップシフトの反応もわりと早くてその点は満足なのだが、ギアのつながる時間が緩慢でイライラする時がある。具体的に言うと、P、R、NレンジからDまたはSレンジ(逆パターンも同じ)に入れてギアがつながるまでの間(「グッ」とくるショック、ありますよね?)が長く、待っていなければならない。すばやく転回しなければならないシーンなどで非常に困る。焦ってアクセルを早く踏み込んでしまうと、「ドンッ!!」という非常に大きいショックと共に車が飛び出してしまうので危ない。
・デザイン優先ゆえどうしようもないが、四隅の見切りは非常に悪い。
同じ理由でトランクも開口部、スペース共に狭い。
・純正デッキはCDデッキ、カセットデッキ両方ともAMラジオの感度が非常に悪い。市街地でも雑音がひどい。
・標準装着のオールシーズンタイヤはやっぱり日本の道には合わない。
・欧州車全般に言えるが、つまらないところ(ほとんど電装系)がちょくちょく壊れる。豪雨の日にワイパーがいきなり動かなくなったのはさすがに勘弁してほしかった(苦笑)。
- デザイン
-
-
- 走行性能
-
-
- 乗り心地
-
-
- 積載性
-
-
- 燃費
-
-
- 価格
-
-
- 故障経験