フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント 「個人的にはパーフェクトに近い車でした」のユーザーレビュー

個人的にはパーフェクトに近い車でした

2021.1.12

総評

トラブルがなければ本当に良くできた車だと思います。
モデル末期なのにCセグ車のベンチマークとしていまだに最新の車との比較に引っ張り出され、勝ってるところが多々あるというだけでどれだけ凄い車なのかがわかると思います。
実はこの車を乗り換えることになったのですが、買い替え候補は7.5ヴァリアントでした。
残念ながら既に完売していたので他の車になりましたが、手放すのがとても惜しい車です。

満足している点

車のサイズに対して1.4Lのエンジンでは・・・と思っていたのが良い意味で裏切られました。
道具としても趣味の車としても満足感のとても高い車だと思います。
こんなに使い勝手が良く高品質な車があるとは本当に驚かされました。

不満な点

購入後4年強になりますが、ちょこちょこと不具合が発生したこと。

デザイン

5

外装は、切れ味鋭いラインがボンネットやボディサイドに入っていて、VWの技術力の高さがよくわかります。
ワイド＆ローのスタイルはとてもカッコ良く、荷室の分だけ後ろに長いのがかえって伸びやかで、ステーションワゴンとしてバランスの良いデザインになっています。
内装はナビが低めの位置にある以外は良くまとまってると思います。
高級感というよりは高品質感が凄いです。ソフトパッドも普通に使われていますが、樹脂部分の質感もとても高いです。

走行性能

5

ダウンサイジングターボ初体験でしたが、1.4Lターボで必要十分でした。加速も問題なく、新東名の制限速度120キロ区間も全く問題なく走行できます。
多少風が強くてもハンドルを取られることなく安定した直進走行性能です。

乗り心地

4

乗り心地はタイヤにもよるかもしれませんが、若干固めだと思います。特に後ろの席に乗った時にそう感じました。
高速道路でも普通に会話ができるくらい静粛性が優れています。

積載性

5

荷室の広さは圧倒的で、同クラスの他車よりも広く使い勝手が良いです。
分解したエレクトーンも余裕で飲み込んでくれました。

燃費

4

高速道路では20km/Lを超えることもありますが、街乗りでは12km/Lくらいで、もう少し伸びてほしかったです。

価格

4

オプションも含めての乗り出し価格だと、同クラスの他の車と比較してそれほど高いとは思いません。
コストパフォーマンスは高いと思います。

故障経験

購入後半年で、信号待ちからスタートした時に『ガリガリガリ』という異音が運転席の足元から聞こえてきました。すぐにディーラーに駆け込んだところ、クラッチの修理のためにそのまま1週間ほど預けることに。
電気系が弱いのかドアハンドルを握っても解錠しなかったり、エンジンのスタートボタンを押してもエンジンがかからなかったり・・・ということもありました。
最近では運転席にあるパワーウインドウのスイッチを操作しても窓が開かないトラブルが頻発。
小さなことですが、スマートキーの電池が結構早く切れ、今まで４回ほど電池交換をしました。
外車だからなのか単なるハズレ個体だったのか・・・。