一カ月
3カ月と言われた納車待ちが、1カ月程早まり約一週間前納車されました。ドイツのフォルクスワーゲンのデリバリーセンターまで取りに行こうかと
2011.12.13
- 総評
- 一カ月
3カ月と言われた納車待ちが、1カ月程早まり約一週間前納車されました。ドイツのフォルクスワーゲンのデリバリーセンターまで取りに行こうかとも思ったのですが、800キロ程離れているので諦めました。地元のフォルクスワーゲンディーラーで購入しましたが、下取りに出すポロ1.4LUnitedを駐車場に置き、私のカブリオレを駐車場を見まわし探してみましたが見当たらず、担当のセールスのところに行くと、10台ほど展示車があるショールームの一番奥に納車用の屋内コーナーがあり、そこにオーナーを迎えるために磨き上げられたカブリオレが置いてありました。一通りの説明を受け下取り車の確認を終えていよいよ走り出しました。先程までの雨も上がりましたが、オープンにするまでの天気の回復ではなく、クローズドでの初ドライブでした。まずガソリンスタンドでレギュラーガソリンを入れました。こちらのレギュラーのオクタン価は95です。こちらではレギュラー仕様なのですが、日本では同じエンジンでもハイオクになるのはフォルクスワーゲンとしても痛いでしょうね。どうにか対策はできないものでしょうか。
- 満足している点
- 試乗は、1.4L7速DSGを一時間、下道と高速を走りましたが、私のオーダーした仕様は1.2Lターボ6速マニュアル、ブルーモーション。まったく走りは知らずに注文しましたが、さすがに低回転ではスーパーチャージャーがない分、トルクが足らず後ろからクラクションを鳴らされそうです。ただし2000回転以上になると、所謂ターボ過給が始まると結構加速をします。車の流れを先導することもできます。ベルギーまで高速を走りましたが、軽くこちらの最高速の130キロに到達するのは流石です。スタッドレスタイヤで最高速を試すのは無理なので、4月夏時間になり夏タイヤにして、ドイツのアウトバーンに走りに行くのが楽しみになってきました。前者のポロは160キロでの巡行は結構手に汗をかきました。ブルーモーションもいいですね。オートエアコンの設定温度と室温、冷却水温が条件内の時、ギアがニュートラルでクラッチを踏んでいなければストンとエンジンが止まります。クラッチを踏んだ瞬間スタートします。ヒルスタートアシストは、ブレーキから足を離しても3秒間は効いているので坂道発進で大いに助かります。1.4Lのポロより車税が安くなり、年間79ユーロになったのは想定外の喜びです。1.2Lのエンジンですが、遮音材をかなり使っているようで静かです。ドアの開閉音も重厚です。車重さが1.5t近くあるせいか、乗り心地もかなり良いです。日本での愛車がインスパイア・アバンツァーレで結構引き締まった足回りだったので余計そう感じるかもしれません。オプションのスポーツサスは装着していませんが、私にはよかったようです。体力維持で通うオリンピックプールで泳ぎサウナで体を温めてからオープンにして古い町並みを走るのは最高です。コンパーチブルは車を単なる移動の手段以上のものにしてくれます。
- 不満な点
- 低速でちょっと高いギアに入れて加速する際のシフトノブからくる振動が唯一オープンのディメリットを感じさせます。
車自体の短所ではありませんが、カタログの写真が全てオプション装着をされており、標準仕様のインパネ周り、外観が一切なく現車が来て初めて標準で付いていない装備品を知ることになりました。
スタイリングはいわゆるドイツ人の生真面目さが出ておりラテンの国の車のような色気に欠ける面があります。それがまた面白いとは思いますし、私の好みでもあります。日本車にはそれ独特の、イタリア車にはまた別の良さがあり、それだからこそ世界が面白くなるのですから、私の中ではあまりマイナス面にはなっていません。
日本ではいわゆる外車は一切乗りませんでしたが、欧州に来て零下15度の下、コールドスタートで走りだす車達を見て、それまでの欧州車への不信がなくなりました。私の車の仕様は、ファブリックシートでハロゲンのヘッドライトと高級仕様ではありませんが、この車が税込み25000ユーロ、現在の為替で換算して260万円で買えるとすると日本のメーカーも結構大変だろうと思います。頑張ってほしいですね。
欧州勤務が終わるまでこのカブリオレと生活を楽しむつもりです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。お互いカーライフを安全に楽しみましょう。
- デザイン
-
-
- 走行性能
-
-
- 乗り心地
-
-
- 積載性
-
-
- 燃費
-
-
- 価格
-
-
- 故障経験