空冷ビートルのバルブクリアランスですが エンジンが温まると狭くなると思っていたら 逆に広くなると聞きました しかし、それならば調整時（冷えている時）に

Question

クリアランスを狭く（ゼロとかに）した方が
良いのではないでしょうか？

流石にマイナスは閉じきらないのでマズイと思いますが
少しでもクリアランスを確保する理由は？


あと、別の質問になってしまいますが
冷えた状態で始動時にチョークを使用しますが
チョーク使わずにアクセルを煽っていれば同じことだよ
とも聞きました

チョークは空気を制限するものだと思っていたので
意味合いが理解出来ません

初心者のボクに教えてください

Answer 1

クリアランスは整備解説書で示された規定値が適当と考えます。
古いワーゲンだと、アクセルペダルを2回ほど踏んでから始動するとオートチョークが作動するものがあります。

Answer 2

殆どのエンジンが作動温度になると、バルブクリアランスは大きく成りますょ・
チョーク機構は冷寒時の始動の為の使用が多いので、吸入空気量を減らすとその分、混合気は濃く成るので最初にアクセルを数回踏んで、加速ポンプより多めに燃料を吐出させる事と同じ理屈です。

バルブ・クリアランスが作動温度に成ると、広く成るのはエンジン本体のクランク・ケース全体が熱膨張をするので、バルブ機構との隙間は大きく成ります・・
冬季に良くVベルトが始動時に滑って、キュル・キュル音が出るが温まると直ると言うのは、エンジン全体が熱膨張をするので、Vベルトの張り具合を調整する事と同じなので、作動温度に成るとベルトの滑りは無くなると同じ事です。

尚・空冷VWはOHCでは無く、OHVのプッシュ・ロッド・エンジンです。

Answer 3

ゼロに調整できるのなら冷機時にゼロでもいいでしょうね。
でもゼロに調整するって不可能ですよ。
考えたことがないでしょうけどゼロのゲージってないですから。
0.04くらいが限界ですねゲージって。
ゲージをはさんでずらしたときの感覚でスキマをきめているんで。
感覚では超難しいというか現実には不可能。
ゼロのつもりで手触りでゼロにしたつもりでもすこし押してしまうんです。
それにバルブシートにほんのちょっと異物が挟まってることもありうるしね。
それが飛んだらバルブを押したままになってしまうよ。