フォルクスワーゲン ビートル のみんなの質問

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水平対向エンジンについて。


お世話になります。
ポルシェとスバルが水平対向エンジンをあえて使用する理由とは何でしょうか?

良くスバルは水平対向エンジンについて叩かれていますが

、殆どの人間がいい車だと認めるポルシェもこの水平対向を使っています。

良く、水平対向エンジンの低重心への貢献が疑問しされている意見も聞きます。

真相を宜しくお願い致します。

補足

御回答有難う御座います ポルシェもそうだったのですね。 ポルシェはブランド力も資金もあるし、数あるエンジンの中から態々水平対向を選んでいたのだと思っていました スバルのFB20を見ていると、スバルは実は直列が欲しいのかな?と思いした。 何だか改善改良の目標が直列の様な気がして。 この解釈は、間違っていますかね?

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ベストアンサーに選ばれた回答

スバルの理由
縦置きのエンジンのFF生産にこだわっているため。(エンジンは車の中心に置くべきであるという理念)
各メーカーのFFについてはすべてエンジンは横置きです。
エンジン~ミッションとパワーは伝達されるわけですが、フロントタイヤを駆動する場合ミッションは通常FR車のエンジンの位置に置かなければなりません。そうしない場合は、ミッションから前方に戻しフロントデフを持ったスタイルになります。(GT-Rのフロントへの駆動方式のように)4WDでは、リアに駆動を伝達するのであればその方法もOKなのでしょうが、フロントのみ駆動するのでは、ロスが大き過ぎます。よって、通常エンジンはフロントアクスルの前方に押し出されてしまいます。多大なる重量物のエンジンが前方に押し出されることがバランス上問題のあることはお判りとはおもいますが、通常はエンジンを横に向けて置くことにより、前方への押し出しを解決してます。しかし、どうしてもエンジンは左右に振られてしまうことになります。スバルはエンジンは車の中心にあるべきという理論で設計をするため、エンジンの全長を短くするという方法、つまり、V型の導入を決定しました。次に、V型のバンク角を決定するのについては、デザイン上の問題(60度程度の狭角では、エンジンの高さが高くなのるでボンネット先端の位置も高くなる)もさることながら、出来るだけ重みのあるエンジンヘッドの位置を下げたいとの意向から、そのマックスである水平対向方式を採用し、現在も踏襲し続けています。
ポルシェの理由
ポルシェの信念は911の設計が開始された当時、スポーツカーのエンジンは駆動軸のより近くにあるべきである。(トラクション重視)
という基本でリアにエンジンを載せています。これは、ポルシェ博士が設計したVWビートルもその理念です。ポルシェ博士の理想は実はMRなんですが、MRでは、リアシートを作ることはできません。当たり前ですが、リアシートの位置にエンジンは置かれるためです。しかし、車を移動手段として考えた場合、2名乗車では乗車人数が不足であり、最低4名は乗れないと役に立たないというもう1つの理念があり、ポルシェの市販車(特別限定とかレース前提用を除く)は、最低でも2+2の4名乗車となっています。
実は当初911はMRで市販という構想もあったのですが、この4名乗車にこだわったので、RRとなりました。(これが、有一の市販車RRの採用理由です)さて、RRとした場合はスバルのFFで説明したことのまるっきり反対の搭載位置となるので、水平対向にする理由がわかると思います。また、当初、911は空冷でしたが、空冷採用の理由は、ラジエターを含む水回りを持たない空冷エンジンのほうがコンパクトにリアに収めることが可能であったこと、勿論、リアオーバーハングの重量を軽減することもハンドリングを改善する効果があることです。
物を設計することには、アバウトでなく必ず理由・理念が存在します。設計した人の苦労・努力を思うと頭が下がりますね。
追記
確かに、スバルの縦置きFFにしても、ポルシェのRRにしても50年前の話なので、50年後になると、こんな不都合なんでしているのと疑問に思われるのは、しごく当然のことと思います。
改善に対し、資金が不足していたり、ブランドバリューから抜け出せないのも1つの事実とは思います。(実際911は寿命20年で計画されており、80年代半ばには生産中止の予定でしたし、スバルも新たなエンジンを開発する余裕ないのかもしれません。しかし、スバルは本当に金がないだけで、新たなエンジンを開発してないのでしょうか?スバルのフラット4エンジンのWRCでの実績をみると、そこまでフラット4を熟成させたスバルの技術スタッフには敬意を表しても蔑むことはないと考えます。スバルはトヨタの参加に入りました。そのなかで、FT-86のように熟成されたフラット4エンジンを使用しスポーツカーを新たに開発しています。中島飛行機から続くスバルの物づくりの考えは万人向けではないのかもしれませんが、技術者としてのポリシーとしては評価に値すると思います。
ポルシェは先のように、911を生産中止したい意向はありましたが、911の乗り味に魅力された人は911以外のポルシェには乗りたがらない人が多いというのが、その理由と考えております。実際、私も空冷911に乗っていますが、そのRRのくせは他の車には全くない乗り味で、いつも乗るたびに新鮮でわくわくさせられます。万人受けを目指し911は水冷へと、そしてモデルが進むたびにその癖をなくすセッディングへといっていますが、確かに水冷のはうが速く乗りやすいのですが、全然乗ってて面白くありません。にんにくのはいっていない餃子みたいな感覚になっています。20年以上前の空冷にバカと言われてもこだわっている人々がいるのは、当時の物づくりにかけた人の理念であると思います。今は、逆に商用ベースになりすぎて、売れないものは作らないという風潮が多すぎ、国産では、マツダはロータリー・ロードスター、ホンダはNS-X・S2000といった車種がなくなり、つまらない時代になってしまったと思います。
スーパーカー世代の964ターボに乗るおっさんより

質問者からのお礼コメント

2013.4.26 18:46

pt911964様
BAは貴方にさせて頂きます。

今回の質問は水平対向エンジンに対して否定的な内容に見えますが、私はスバル、ポルシェ(マツダも)を尊敬しています

経済的にポルシェは無理なので、現在スバルかマツダどちらを購入するか検討中です。

個人的にマツダもスカイ‥を唄い出してから中々魅力的だなと思います

私の知り合いも貴方が仰る時代のポルシェを愛していて、良く熱く語っていますよ!

又貴方とお話出来れば思います^ ^

その他の回答 (6件)

  • 低重心化のためです。例えばポルシェ911(930)と365BB。車は重心が低ければ低いほど機敏に動けます。まぁ、メトロノームをイメージしてもらうとわかりやすいですが、メトロノームって重りを上にあげればテンポは遅くなりますよね?それと同じようなことが車でも起きます。エンジンをメトロノームの重りと思ってください。365BBは911と同じ水平抵抗エンジンですが、ハイマウントエンジンなので、高重心になります。なので、リアの限界が低く、簡単にスピンしてしまいます。スラロームも遅いです。対して911はRRなのでリアヘビーですが、低重心のため案外コーナリングは鋭いです。なのでスラロームパフォーマンスは365BBよりも一枚上手です。スバルが使用しているのも同じ理由。コーナーが連続するラリーでは重心は低いほうがいい。っで、ラリーで培ったものを市販車にフィードバックするわけですから、スバルも水平対向エンジンがお家柄になったわけです。ちなみに、ポルシェがボクサーEGを選んだのは、戦争中に効率のいいエンジンを開発した結果、水平対向のRRになったわけで、数ある中というのは・・・ちょっとNGかなぁ・・と。スバルのお家芸はボクサーですから、今頃ストレートにしたところで他のメーカーさんにはかないませんw

  • 企業として水平対向に拘ることにメリットがあるというかビジネスとして有効と考えているから。
    他のエンジンが造れないということはないが、造ってもメリットがないし、それには莫大は費用がかかる。商売の都合といえばそうだが、それは他の企業も同じ。みな、商売の都合は考えたうえで仕事している。
    ポルシェは水平対向じゃないエンジンもありますがね。
    ポルシェは何度かRR・水平対向メインから脱却しようとしたが、売れなかったという事実もあります。928でFR・V8、924では4気筒にしましたが、いろいろ理由はあるのでしょうが成功しませんでした。
    生き残るには数を売るか、他と違うものを造るかしかないのはどの業種も一緒だと思いますよ。
    スバルの水平対向が言われるのがオイル漏れ、これは仕組み上避けにくいようですが、私のスバルはそういう問題一切起きてませんね。車そのものについては所有しないとわからないことが多いし、今と昔では違うこともあります。

  • 水平対向エンジンなんて、メリットよりもデメリットのほうがはるかに大きい。

    なぜこの2社はそれでも造っているかというと、理念なんかではなく
    単純に技術が無く、その程度のエンジンしか造れないだけ。

  • どちらも「商売上の都合」

    http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1399220028

    追記:
    ポルシェがV型エンジンを搭載してきているのは、車種を増やしているからです。これに対してスバルは逆に車種を減らして、得意な分野に特化する戦略を取っています。
    これで、軽や5ナンバーの生産から完全に撤退しているわけです。

    この「集中と選択」の経営方針から、今の段階では直列やV型へ手を広げることは考えていないと思います。

  • 独自性で生き残りを掛けているのでしょう。トヨタと同じ土俵に乗って直列・V型を作っても生産・販売・規模と全ての面で負けてますから勝負になりません。

  • なんで採用し続ける(し続けてる?)かと言うと、そのエンジンしか作れないからです。

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