センターメーターについて センターメーターは左ハンドルでも、そのまんま使えるから安く済むと聞きます。 けど、だいたいセンターメーターって運転席側に向いてますよね？

Question

(まっすぐ向いてるのもかなりありますが・・・)
じゃあ、左ハンドル車の場合部品の共有ができないと思うのですが・・・
やっぱりコストダウンの為じゃなく、内装デザインのコテ入れだとおもうのですが、実際のところはどうなんですか？
しょうもないですが質問ですが、すごく気になりました。
この人達はありも無いことを言ってるんでしょうか？
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1193206526

Answer 1

現代のセンターメーターは、右ハンドル・左ハンドルでの共有化に全く貢献していません。メーター自体も日本と海外とでは表示内容が違います。
同じ右ハンドルとは言え、イギリス向けはマイル併記ですし、オーストラリアやニュージーランド含めて輸出全般は時速200kmオーバーのメーターが付いてるし。

更に貴殿が指摘されているように、センターメーターと言えども運転者側に傾きが付けられていますので、右ハンドル用と左ハンドル用はまったくの別物です。インパネの金型もセンターメーターだからと、右ハンドル用と左ハンドル用が共有化されていません。

インパネの中も、助手席側と運転席側とでは、エアコン配管やペダルマウントや、助手席側エアバッグや、ECU等の装備品が、右ハンドル・左ハンドルでまったくの正反対になります。

自動車製造業に勤務していた頃、センターメーターになっても製造や部品管理の手間全然変わってないでは無いかと呆れた事を憶えてます。

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メーターに繋がる配線だけを抜き出せば仮に共通化されていたとしても、自動車組立ラインではメーター用やエアコン用、エアバッグコントロールなどと配線が用途毎にバラバラになってはおらず、全てが一体ものになった物を一発取付を行います。なので、いきおい右ハンドル用と左ハンドル用とでは配線Assyは全く別です。

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過去の、フォルクスワーゲンタイプ1(ビートルの初代)や、オースチンミニ(現代のBMWミニでは無くて)のセンターメーターは共通品ですけども。
なので、過去のそれらのクルマの事がありましたので、一般人では、センターメーターはコストダウンだ、と誤認してる人々は多いです。

Answer 2

インパネの設計部門に出向していました。センターメーターでコストダウンになる部分は、内部の配線とか取付部材などの事です。センターにメーターを持ってくるとハンドルのシャフトの取付の自由度が上がるので、フロントの構造体の設計が容易になり結果的にコストダウンに為るのです。それをデザインで新鮮なように見せて、実際はとても使い難いメーターに為ったのがＶｉｔｚを始めとする一部トヨタ車です。従ってあのテの車は構造材に金を掛けていないのです。だからコストダウンに為っているのですが、ソレを実価格には反映していないので、ユーザーの為と云うよりメーカーの為だけです。

Answer 3

デザインとコストダウンの両方だと思いますよ
メーター自体は傾斜があってもセンターにすることで周辺の共通化できるパネルも増えますし
位置が同じなら内部も固定具もハーネスも共通化できます
前型のプリメーラやエクストレイルは真真ん中だったような・・・
その方々が適当なことを言ってるわけじゃないです