空冷ビートルアイドルアップについて 66年式シングルキャブでエンジンは1600に積み替えています。 クーラーを付けましたが、アイドルアップは付いていません。

Question

信号待ちなどで回転数が不安定になりエンストしてしまうので、アイドルアップを付け様か迷っていますが、アイドルアップは調整が難しかったり機能しない事があると聞いた事があります。
又、アイドルコントロールと言う、信号待ちなど回転数が下がるとコンプレッサーを止める製品を見つけたのですが、アイドルアップの調整が難しいのであれば、こちらにしようかと思っていますが、アイドルアップ又はアイドルコントロールを実際に付けている方のお話が聞きたいですので、よろしくお願い致します。

Answer 1

アイドルアップには、ソレノイドアクチュエータなどによって、スロットルバルブを機械的に開く方法と、エアガバナーによってキャブ以降に2次エアーを供給する方法とに大別されるかと思います。
どちらもエアの供給量を増やして回転数を上げるという仕組みは同じですが、2次エアの供給では燃料は増量されませんので、エアの供給量が多過ぎるとリーンバーンとなってオーバーヒート気味になるかもしれません。
機械的にスロットルバルブを開く方が、アクセルを軽く踏み込んでいるのと同じなので理屈は単純ですが、故障しやすそうなイメージがあります。
2次エアの方が調整は容易ですし、装置自体への負担も少ないので故障が少なそうなイメージです。
私はカルマンギア（カドロンツインキャブ）に2次エア供給式のものを装着していますが、調子の良い時とイマイチな時の差があります。
結局はキャブとの組み合わせなので、キャブのセッティングが上手くいっていれば、アイドルアップも上手く機能するはずです。
キャブが上手く調整できてなければクーラー以前に問題が生じるわけですから、空冷VW乗りとして、ある程度の試行錯誤は覚悟した方が良いかと思いますよ。
アイドルコントロールに関しては、信号待ちや渋滞でコンプレッサーが止まらないようにするには、足でアクセルをあおってやらなければならないわけですから、なんとなく本末転倒な感じがしますね。