フォルクスワーゲン タイプⅠ ビートルの購入を考えています

Question

年式によりビートルは微妙に変化しているようですので、

どの年式を選ぶか迷っています。

そこでビートルの歴史が（特に外装の変化などが写真で）わかる一冊を教えて下さい！

補足

フロアの錆に注意とは、まずフロアとは床となるシャーシのことでしょうか？またなぜ錆があるとだめなのでしょうか？教えて頂ければ幸いです

Answer 1

空冷ビートルは大まかに分けて

６６年までの通称ビンテージモデル（超古いモデルはリアウインドウが楕円形） ヘッドライトが大きい、テールライトが小さい。

〇６７年式の単年式モデル（ビンテージと６８年以降の高年式と呼ばれる切り替わり年のみのモデル） ヘッドライトが小さくテールライトも小さい。

〇６８年以降の高年式モデル（ヘッドライトが小さい）
１３０３ ビックテール（テールライトが大きい）、１３０２ アイロンテール（テールライトがアイロン型）、STD（スタンダード、高年式だが６７モデルと灯火類が同じ、バンパーがメッキのみのヨーロピアン シングルバンパー）、

〇その他 ブラジルモデル、メキシコモデル


貴方がビンテージモデルが好きならば高年式モデルでもフェンダーや灯火類がビンテージモデルに改造してあるビートルが多いので低年式ビンテージモデルの”価値”を気にしなければ高年式の『ビンテージ仕様』でもいいと思います。


＊ 外装の形の好みが決まりましたら購入時の注意！

フロアのサビにご注意を！
寒冷地ならエアクリーナーはノーマル又はツインキャブ仕様をお選びにならないと初心者は冬の走行に苦労します。

空冷ｖｗ初心者で年式にこだわりがなければメキシコ産ビートルの外装のみ改造のビンテージ仕様が安心して可愛く乗れます（笑）

ここのサイトも参考に・・・http://www.motownvws.com/index2.html
楽しいよ～！！ 空冷ｖｗ！（爆）


質問補足について・・・

シャーシフレームは丈夫ですが、フロアの鉄板は薄くて錆びると進行が早いです。フロアの鉄板は張替えできますが、高額となりますし、サビがひどいものは腐れと呼びますが腐れは雨漏り、や安全性に問題がすぐに発生します。
一番腐れやすいのはリアシートの下にバッテリーが入ってますのでそこは必ずチェックしましょう！
他にもフロアシートも剥がしてすべてチックして下さい。 できれば車体をリフトに乗せてもらい車の下に入って何かでたたいてみるのが確実です。 親切な店なら対応してくれますが、やらせない店では買ってはいけません！（笑）


車体の違いを勉強するなら・・・ビンテージ、１３０３、１３０２、とか上記のキーワードで検索すれば分かりますよ。

Answer 2

１冊を教えてと言われても、本も出たときに買っていないともう売っていない時代なので、手に入らないから基本無理です。

そうなると、本なら、本屋の趣味の車関連の棚で、Let's Play VWsが出たときに買うとか、Street VWsが出たときに買うとか。
それらの雑誌のWebサイトを見るだとか。
または、実際にワーゲン専門店に行ってみて聞くのがよいでしょう。

1ですが、メキビーといえども1998年だったか製造中止になって早14年。しかも、コレクターアイテムでないので、乗りつぶす使用者が多く、使われていない状態のよい個体を探すことは困難です。また、多くのワーゲンショップで、直せないところから修理を嫌がったり拒否されることがあり、全国のワーゲンショップ網があってもメンテできるとは限らず、逆に安心できません。地方の町工場などでよほどたまに売れ残りの新品にでくわすこともありますが、その場合でも修理ができないので現代車と同様のサイクルで廃車になってしまいます。エンジン構造は同じですが、補器類（コンピューターのセキュリティーアラームが修理の邪魔をしたり、マイコン故障でエンジン不調が直せなかったり、メキビー用のマフラーが手に入らなかったり、いろいろと）で部品調達が困難で修理に困りやすくなります。ワーゲンショップでは、インジェクション車は、コレクター向けには売ってくれますが、初心者が何十年も乗り続けられる代物ではなく数年で売り払ってしまうこともあり、親切なお店なら初心者には売ってはくれません。１９７５年以前のドイツ製のキャブレター仕様か、１９７８年のドイツ生産最終以前のものをすすめられます。

２ですが、高年式では例えばワイパーブレード１つみて数千円ですが、オーバルやスプリットは数万円です。金銭的に無理して乗ると、年式や格好に合わないものを車につけるようになり、車の価値や見た目や機能を損ないます。これらの年式の車に乗る人は大抵高年式に乗っていた経験や実績のある人で、既に車の価値や特性、ワーゲンはコツコツ直してよくしていくことを自分でわかっています。とてもいい個体はそういう人が家やガレージを持って、どういう人かや維持できるかをお店の人がよく知ったうえで、信頼できる人にはじめて、でたときに売ってくれるようです。ワーゲンのよい車を持つにはショップとの信頼を培うことが必要です。

４ですが、ボディの錆びではヒンジのガタや、見た目、それからボディ内部へ水が入ってだとか、動く部分がしぶくなることが１つ。それから、ボディの錆びや窓枠の錆びから床が錆びたり、床が錆びてフロアパンに穴があくと雨のとき車内に床から勢いよく水が噴き出すことがあり運転に支障がでます。更に深刻な場合だと、融雪剤でフロアパンがグサグサになっている車ですが、ドア下のチャンネル部分が錆びて強度を維持できなくなっている場合、ジャッキアップも困難となり、ボディとシャーシを分離してフルレストアでフロアパンを交換することも困難になります。要はエンジンは動いても床が抜けるということです。
錆びで車が走らなくなるのは、タンクの錆びがフィルターやキャブレター内に送られて詰まり、ガソリンが送られにくくなるときです。

ともあれ、（１）乗っているか乗っていた人を探す。（２）雑誌やWebでお住まいの県内のワーゲン専門店を見つけること。（３）近所のワーゲン専門店でメンテしてくれる車を買うか、全国の信頼されているお店から買って、そこか近所かで相談してメンテをしてもらう。年式をどうするかは、メンテしてくれるお店の人に相談して決める。
ということが大事です。