フォルクスワーゲン ビートル のみんなの質問

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初代911はVWのビートルを基本ベースに作ったものでしょうか?

ポルシェ博士が911をナチスの命令で作りましたがその車をベースにポルシェが初代911を作ったと考えていいのでしょうか?
VWからするとパクリ?
ポルシェからするとパクリというよりはそもそも父フェルディナンドが設計した車だから息子である自分達もビートルを作って何が悪いんだみたいな感じでしょうか?
権利関係とかの面でVW的には問題無しだったのですか?
今の911の始祖はビートル、それとも356ですか?
今でこそ見た目も中身も随分違っていますが当時から差別化は計られていたのですか?
もう初代の時点で全く別の車なのでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

92年のターボに乗っているおっさんです。
まず、ポルシェ社とVW社関係ですが、ポルシェ一族は、いまもVW社の大株主です。というかポルシェ博士はVW創業者の1人なので、356にワーゲンタイプ1を流用してもなんの問題もなかったのでしょうね。2000年代に入りVW社とポルシェ社の株の争奪戦があり、結果、現在ポルシェ社はVWグループの一員です。更に付け加えるとアウディ社の経営にもポルシェ一族は絡んでいるので、ヨーロッパNo1自動車関連関係一族となるのです。また、ポルシェ356はポルシェ博士の息子のフェリー・ポルシェの作になります。
一方、911は356の後継車種として全く新しいベースで、フェルディナンド・ポルシェ博士の孫にあたるブツィーがデザインしたものです。確かに、いろいろと似ている点があるので、356をベースにしたと思われがちですが、決してそうではありません。
356の後継車である911の開発コンセプトとしては、
①356よりも居住性の良いセカンドシートを持つこと。
②エンジンは将来的に排気量upも見越したなかで、2ℓ・6気筒とすること。(当初より2.7ℓまでの排気量upは計算されていたと言われている)
③これは、初代ポルシェ博士の理論であるが、重量物であるエンジンは駆動軸の近くに搭載しトラクションをよくすること。但し、RR方式を採用せざるをえないので、重量バランス改善のため、出来るだけエンジン重量を軽くするため、空冷方式を採用すること。
④1台所有で、賄えるようにトランクにはゴルフバック1つが入ること。
⑤クーペハッチバックスタイル(以後HB)とするため、エンジンは水平対向とすること。
⑥エンジンは搭載位置を出来るだけ低くするためと、水平対向エンジンのオイルの偏りを防止するため、ドライサンプ方式とすること。
このため、ボディ・エンジン・サスペンションは全くの新設計で共通部分はありません。
まあ、新設計ではあったものの、いろいろとコンセプトを現実にして段階で保守的考えも投入されるので似たようなものになったのでしょうね。911が販売された当初は、ポルシェ356ファンは大きくなって取り回しが大雑把になる印象が強く、結構嫌われたそうです。今の911と比較すると非常に小さい車なんですげど・・・。同じことは、水冷になった時に空冷ファンから言われたことですが・・・。確かに、自分の964型と比較すると水冷は非常に大きく見えます。水冷化し重くなったエンジンに対処するには、やはりボディも大きくするしかなかったのではないでしょうか?水冷化を境に911は356から911になったのと同じ位の変身を遂げたのではないでしょうか?回答が少しそれましたが、オーナーとしてポルシェ911に興味を持ってもらい嬉しいです。

質問者からのお礼コメント

2014.1.26 12:21

博士の作ったものであり大株主であればポルシェがビートルをベースに車を開発してもなんら問題無かったのですね。
ビートルから356、そして911へ随分進化してたんですね。
姿形は似ていてもビートルとは相当違っていたのですね。
ポルシェの歴史は興味深いです。

その他の回答 (2件)

  • 全く個人的な少し面白い話をしておきます・・Wikipedia等では知る事が出来ません。
    ポルシェは自動車では有名ですが、本来は電気技術者で白熱電球の発明はジョゼフ・スワンで、其れを商用化したのがトーマス・エジソンとされていますが、ポルシェ自身も之を自作して部屋を明るくし、夜帰宅した父親を驚かせた様です。
    最初は電気技術を生かし、4輪ホィールインモーター式の電気自動車を製作していますが、現在の様にコンピューター制御が出来なかったので、内&外輪回転数制御が上手く出来ずに失敗に終わっている様です。
    VWの後に、ポルシェとして356モデルを製作していますが、初期の物のエンジンはVWエンジンと同等の物で、クランクケースが二分割から三分割に変わったころから本領を発揮して356のカレラⅡ&904エンジンのツインカム・ツインスパーク・エンジンを製作した後に911モデルに移行して行きます。

    此処からが本題ですが、初期の911・・2Lモデルはエンジンが〝全て”壊れたんです(カムシャフト&ロッカーアーム機構に欠陥有り)・・之は事実。
    之を、ポルシェはどの様に対策したかと言うと、日本のマツダファミリア1.000クーペエンジンを参考にして、エンジンを改造したのです。これはM社の人は誰も知らないし、当時の日本ディーラー・ミツワ自動車内でも極一部の人しか知りません。

    私自身は、M(ミツワ&マツダ)社の人間では有りませんが、エンジン購入とポルシェ本国ドイツにエンジンを2基発送して、後期のエンジン内部も確認しています。何故M社(車)エンジンなのか?・・当時M社はR/Eエンジンで世界的に有名だったので、最先端技術に注目したのでしょうね?

    911エンジンを真似して作ったのが、シボレーのコルベアで、クーリングファンはポルシェの様に立型では無く、水平状態です・・水平6気筒エンジンの冷却は難しく、縦よりも水平の方が1~6シリンダーの冷却が均等に出来ると考えたのでしょう。ポルシェは911シリーズの934モデルからファンを縦向きからコルベアの様に水平にしていますが、ベルト駆動ではない、ギヤ駆動なので934エンジンの始動&停止時のエンジン音は他の911モデルとは全く違います。

    余談として、コルベアのファン駆動はVベルトを90度ねじる様な機構にしていますが、亡き本田宗一郎氏は之をN360のエンジンで真似しています。
    http://photozou.jp/photo/show/3062269/196354503
    http://photozou.jp/photo/show/3062269/196354668
    http://photozou.jp/photo/photo_only/3062269/196354790

  • 356が最初ですがワーゲンのエンジンをボアアップしツウィンキャブにしたのが356になりますもちろんボディは別物ですがね。いずれにしてもポルシェ博士の傑作エンジンです。ぼくも昔にのっていましたがビートルと同じエンジンオンでしたね。なつかしいものです。

    回答の画像
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