これまでの回答を観ると「アイドリング状態だと大丈夫」という意見と、「オルタネータの充電量不足でバッテリー上がりを起こす」という意見に分かれています。

Question

ディーゼル12ボルト車（車種T１Nー３１１CDIスプリンター）で、オルタネータ９０A（アイドリング毎分約５００回転このとき１４．６V）、バッテリー１４０Aｈ（停車時１２．６Vほぼ満充電だと思われます）です。
このような条件の時、アイドリング状態（例えば渋滞とか）で（コンプレッサーはエンジン駆動）エアコンを掛けていると何時間くらいの渋滞停車、若しくはアイドリング停車でバッテリーが上がるでしょうか？

補足

質問の補足ですが、オルタネータの定額出力は９０Aですが、アイドリング時（ディーゼル車なので500回転くらい）の発電量は不明です。多分３０～４０Aくらいだと思っていますが（ガソリン車だと800回転くらいなので４０％の発電能力でしょうけど）、ディーゼル車のオルタネータの特殊性（アイドリングが低い故の）が解りません。

Answer 1

オルタネータは発電をしています。
自動車はアイドリング中も電気を使います。
バッテリーが上がるかどうかは
発電量と消費量のどっちが大きいかという結果でしかありません。
バッテリーから電気を持ち出してるかどうかは
バッテリー端子の電気の出入りをモニターするしかわかりませんが
バッテリー単体は自分自身の起電力は13.23vが上限で
公称電圧の12.0v以下なら確実に赤字です。

従ってアイドリング中の電圧を計測した時に13.3vあれば
電力的には黒字なのでバッテリーは上がりません。

電圧がそれ以下の場合、時間と共に電圧がじりじり下がるようなら
電力的に赤字なのでいずれバッテリーはあがります。
12.6v とか 12.8vで下げ止まりするようならかろうじてバッテリー上がりは
免れるでしょう。

オルタネーターにはプーリー比というのがあってアイドリング時も
必要な電力が発電できるよう概ね1400rpm回るように出来ています。
ディーゼルとガソリン、小排気量、大排気量のアイドリング回転数の
違いはプーリーの大きさで調整し、オルタネーターそのものは同じ
回転数、同じ出力が得られるように設計されています。

質問者からのお礼コメント

沢山のご回答をいただき、ありがとうございます。
プーリー比があって、オルタネータの回転数を概ね1600回転というのは、とても参考になりました。
なるほど例えば大型車のアイドリングが400回転に満たなくても一定電流と充電電圧を確保しているのですね。
あと、当初100Ahのバッテリ―を載せていた（5年ごとに交換して）のですが、2年前に１４０Ahに替えました。トレー奥行・高さギリで収まっています。

Answer 2

ガソリン車でもディーゼル車でもオルタネーターの基本的な構造は変わりません。
発電電流は無負荷アイドリングで15A前後です。
軽乗用車だろうとトラックだろうと変わりません。
電気負荷に合わせて電磁石の強弱の調整を自身が発電した電気を使って調整しています。
エンジン回転数に比例して発電電流が上下する訳ではありません。

Answer 3

充電電流はオルタネーターの発電電圧に寄ります。14Vを下回ると殆ど充電できません。アイドリング500回転でどれだけの発電電圧があるか？それによって充電電流が決まります。質問内容で（アイドリング毎分約５００回転このとき１４．６V）が実測値なら問題ないかと思いますが。

Answer 4

ベンツのバンですね。エアコンかけているときにバッテリー電圧が１４Ｖ台なら、充電してますから不足はないですから問題ないです。

Answer 5

せやなぁ・・・





１２Ｖ仕様のディーゼル車に

９０Ａ出力のオルタネーターと

１４０Ahの大型車用のバッテリーが

載ってる車を始めて聞きましたがねぇ・・・



もしも其れがホンマの事例ならば

５～５５０回転位のアイドリング状態で

エアコンを普通に５～６時間位は掛けても

バッテリー上がりは先ず無いだろうなぁ・・・


但し、此れはオルタネーターと

バッテリーの両方ともが正常に近い場合に

限定された事例ですがねぇ・・・



余談ですが、宜しければ搭載バッテリーの

型式を教えて頂けますでしょうか・・・