トヨタ ソアラ 「今の車にはない良さ・悪さ 学生の頃から貯金をして購入しました。 スープラと並び、当時のトヨタの最高峰クーペと謳われていただけあって、 さすがに良く作り」のユーザーレビュー

今の車にはない良さ・悪さ 学生の頃から貯金をして購入しました。 スープラと並び、当時のトヨタの最高峰クーペと謳われていただけあって、 さすがに良く作り

2011.12.4

総評

今の車にはない良さ・悪さ
学生の頃から貯金をして購入しました。
スープラと並び、当時のトヨタの最高峰クーペと謳われていただけあって、
さすがに良く作り込まれている車だと感じました。
以下に長所と短所を挙げていきます。

満足している点

独特のスタイリング。特に最終形モデルはフロントンパーなどに一部変更が
施されており、約10年たった今でも他の新車と並べても、古く感じない。
加速、乗り心地の動力性能や、座席など内装の質感など、全体的にマイルドな
テイストになっている。
40km/h辺りになってくると加速力がグンと増す。
パワーシート装備車では、助手席のレバーを引くだけで自動で助手席シートが倒れ、
前にスライドして、後部座席に乗り込めるようになっている。これは高級感が
あって良い。
ウッドパネルはプラスチックさがなく、個人的には近年の車のウッドパネルより
質感は高いと思う。
パワステは、この車体にしては意外と軽い。
エンジン音はいい音を出しているが、車内では静か。オーディオの音も
聞き取りやすい。
トランクは意外に広い。ゴルフバッグ３つなら入りそうな大きさ。
フロントの曇り止めは前面ガラスのみならず、運転席・助手席のウィンドウの
曇りも取ってくれる。
運転席・助手席のサンバイザーだけでなく、バックミラー上部にあるセンター
バイザーは便利。夕暮れ時で日差しが強いときに役立つ。
ドアの内張りなどは革で出来ており、質感は高い。

不満な点

やはり燃費。街乗りで8～9km/L。2.5Lターボ車だとさらに悪くなる。
大きな車体にもかかわらず、中は2人だと十分だが、4人乗る広さはない。
したがって、後部座席は狭い。足をまったく伸ばせないため、長距離の乗車は
難しいだろう。
車体は重いため、スタートからの加速は少し深めにアクセルを踏まないと
ノロノロの加速になってしまう。
ドアが重い。ドアノブをしっかり持って閉めないと、ちゃんと閉まらないほど。
（某ドラマで主人公と同乗者の女性がソアラから降りてドアを閉めるシーンがあるが、
2人とも軽々とドアを閉めていた。実際このようにはなかなかいかない）
パワーシート、ウッドパネル、UVカットガラスなどの装備は一部グレードだけ。
これらの装備は今では高級車では当然ながら付いている装備だが、ベースグレードの
3.0GT、2.5GT-Tには何も付いていないのは残念。
交換用の部品が高い。
オーディオは専用のチューナーが付いているため、ナビやMDプレーヤーなどに
交換する際は専用の取り付けキットが別途必要になる。
ATでもマニュアルモードはない。
長所もあり、短所もあるこの車ですが、生産中止から約10年がたった今でも
他の車にはない独特の雰囲気を放っています。
まるで外車の2ドアクーペを髣髴させます。
燃費、装備など今の時代とは逆行している部分はありますが、そんな短所に
目をつぶれるのなら、一見の価値はあるのではないでしょうか。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験