トヨタ ソアラ 「高級パーソナルクーペ」のユーザーレビュー

高級パーソナルクーペ

2017.1.24

総評

92年式で色は紺色だった。初期型の2500ＧＴツインターボのＡＴ車で、グレードとしては一番スタンダードなものであった。
2005年に友人から借りて何回も乗った。
91年に登場した時はアクティブサスの設定もある高級車であったが、モデル後期でＶ8の4000ｃｃが廃止されてからは、大パワーの2500ｃｃのツインターボ（2500ＧＴツインターボＬは4ＡＴのみになった）か、廉価版の3000ｃｃのターボなしのみになって、個人的には、スポーツ車とも高級車とも分からなくなっていった感じがしたのが残念だった。

満足している点

個人的には、外装デザインはこの前期モデルか、96年以降の後期モデルが好きだった。
デジタルメーターは面白く、ＡＴのためタコメーターの表示で神経質になることもなく、車によく合っていた。
木目調のパーツが付いた包み込むような感じのデザインのダッシュボードや、ガングリップタイプのチェンジレバーもよかった。
ボンネットを開けてみると、独特なデザインのツインターボエンジンが詰め込まれており、迫力があった。
さすがバブル末期に開発されたため、各部がかなり贅沢に作られていた。
助手席も足元に圧迫感がなく、クーペとしては後席も広めで、男4人が快適に移動出来た。

不満な点

アメリカ市場向けの車であったため、車体がかなり大きい。車重もある。
ボンネットやドアは長く、同じシャーシーのスープラよりさらにリアも長い分、路地や駐車場では扱いにくかった。
ヘッドライトはノーマルのままでは非常に暗い。
ブレーキは片押しで、完全に容量が不足していた。
ノーマルでもホイールとタイヤはせめて17インチは要ると思う。
ツインターボＬではなく、ピエゾＴＥＭＳが付いていなかったので、一度体験してみたかった（年式的に中古車は社外の足回りに交換されている車が多いとは思う）。
また、ソアラには最後までスープラやアリストの2ＪＺ-ＧＴＥエンジンは積まれなかった。

デザイン

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走行性能

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2500ｃｃツインターボの1ＪＺ-ＧＴＥエンジンなので直線はとにかくパワフル。
全開スタートでは4ＡＴながら後輪が左右に振られた。
車体が大きく、車重があるため、激しいスポーツ走行には向かない。
新車当時のデータではゼロヨン14秒08、最高速252キロだった（2500ＧＴツインターボＬのＡＴ）。

乗り心地

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足回りは社外品で、18インチホイールと前235・後255タイヤと車高調を組んであったが、かなり固かった（ボディー剛性はあった）。
新車時のノーマルのサスペンションや、ツインターボＬのピエゾＴＥＭＳやスカイフックＴＥＭＳだと快適だったのだと思う。

積載性

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クーペとして広さはあり、深さもスープラよりあって十分に入る。

燃費

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リッター6～7キロ。
ＡＴでツインターボ、車体も重いのでかなり悪かった。

価格

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故障経験

デジタルメーター表示の異常（修理前は叩くと一時的に直ったりしていた・・・）、ドアの取っ手などの内装パーツ外れ、エアコンガス漏れ等。
エンジン関係に故障はなかった。