トヨタ シエンタ 「ママの日常の足に最適 代車でやってきて使用していました。主に子どものいる奥様をターゲットにしていますが、日常の足として使うのなら、これで十分という印象」のユーザーレビュー

ママの日常の足に最適 代車でやってきて使用していました。主に子どものいる奥様をターゲットにしていますが、日常の足として使うのなら、これで十分という印象

2008.1.26

総評

ママの日常の足に最適
代車でやってきて使用していました。主に子どものいる奥様をターゲットにしていますが、日常の足として使うのなら、これで十分という印象です。スタイリングも丸目のクルマは売れないというジンクスがありますが、シエンタはそれを跳ね返し、愛らしくてまとまりのいいデザインだと思いますし、両側スライドドアはやはり便利でした。
室内は広大と言えるほど広くはないのですが、3列目シートは意外に座れるように設計されています。小ぶりなのは確かですが、カローラスパシオよりも使い物になりますし、大人も短距離ならそれほど苦痛ではないかもしれません。マークXジオやヴァンガードの3列目シートよりも居住性には優れていると思います。ライバルのキューブキュービックよりも使い勝手がいいですし、モビリオとは広さは互角。でも、3列目のシートの格納などの機構はモビリオよりもシエンタの方が簡単でラクにできます。インテリアの質感はカローラクラスよりも少し下で、やっぱりヴィッツクラスかなと思いますが、装備はけっこう充実していて価格設定もそこそこ割安感があります。
性能的には日常生活の中では1.5Lでなんの不満もありません。CVTによるスムーズな加速と静粛性もまずまずですが、1NZ-FE型エンジンは音質がややチープ。これはどれに乗ってもそうなので、どうしようもありません。燃費は重さを考えるとかなりいいようで、渋滞の多い都市部でなければ15.0前後は走ってくれます。ただ、高速ではゆとりがあるとはいえず、1.8Lくらい欲しくなる場面がありますので、あくまで街乗りのクルマと割り切ったほうがいいです。ファーストカーとして使いたい、もっと長距離を走りたいという人には、10～20万円高くなりますが、アイシスの方がおすすめです。あるいはノアとかヴォクシーを買ってしまった方が間違いないです。
けれど、ママの足としてはこれで十分なもので、子どもたちを中心にたまに3列目を使うという用途には向いていると思います。

満足している点

○かわいらしいスタイリング
○Super CVTによるスムーズな走りと燃費の良さ
○3列目シートはこのクラスでは一番使い心地がいい
○3列目シートのアレンジが簡素で女性にもやりやすい
○コンパクトなボディで狭い道でもラクラク
○明るい雰囲気のインテリアで開放感がある
○男性にはスポーティな「Sエディション」を設定
○意外に値引きが大きい（25万円くらい狙えます）

不満な点

○DVDナビはメーカーオプションよりディーラーオプション品がいい
メーカーオプションのHDDナビならいいですが、DVDナビも用意されており、15.6万円と廉価ですが、これをオプションするなら同じ15万円のディーラーオプションのDVDシンプルナビの方がいいです。ラジオレスで実質13万円になりますし、ディーラー品はさらに値引きもできる上、DVDシンプルナビはMP3にも対応しており、DVDビデオの再生も可能です。
○3列目シートの安全性
このサイズとなると仕方ないが、3列目はどうしてもリヤガラスと接近しており、後ろからの衝突時の安全性に疑問が残る。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験