トヨタ セラ 「世界一廉価のガルウイング車（笑）！ ...」のユーザーレビュー

世界一廉価のガルウイング車（笑）！ ...

2002.9.20

総評

世界一廉価のガルウイング車（笑）！

他の車にはない特色、楽しさを持っている反面、他の車にはない苦労なんかもあるかもしれません（前述の車内温度のことや、ガルウイング・ドアに慣れてない人を隣に乗せるときとか）。

万人にお勧めできる車ではない反面、はまるヒトはとことんはまります。そんな意味では、トヨタ『Will』シリーズの先祖といえるかもしれません。単語の意味（『Sera』はフランス語）も似たようなもんだし。
もしよかったらこの世界に足を踏み入れてみませんか（笑）

P.S.この評価の数字は一般人向けではありません（笑）。
この車にピンと来たヒト向けということでよろしく。

満足している点

まずはガルウイング・ドアでしょう。
まぁ、イロモノ扱いしないで。
『ドアは横に開くもの』という先入観をまず排除しましょう。
普通のドアより横幅が狭くても全開できます（５０センチあれば大丈夫）。セラの場合はドアが開くと天井部分もなくなるので、背の高い人の乗り降りも容易です。ひそかに後席へのアクセスもよかったりします（ただし後席は狭いですよ）。
ややドアが重いですが、それさえ克服できれば普通の車よりも便利な感じすらします。とりあえずは慣れることです。他の車のドアの開閉に違和感を感じるようになるくらいまで（笑）。

それと、スーパーライブサウンドシステム。後席のスピーカーが動くギミックなんかも楽しいです。このシステムを積んだ車はノーマル車よりも車重が２０キロ重くなるといういわく付きのシステムです（笑）
当時のキャッチコピーは『音と光に囲まれた空間』なので、ライブサウンド付きを選ばない手はないと思うんですが。
実際中古車を調べてみると、大半がライブサウンド機能付きです。最初のオーナーたちはちゃんとわかっているんです。

不満な点

夏に屋外においておくととんでもなく車内の温度が上がります。うちの車には７０度まで目盛りがある温度計がついていますが夏は『７０』をはるかに超えたところに温度計の針があります。

スタイリングも賛否両論あるかもしれません。後ろからのスタイルが個人的には好きです。当時は『これでヘッドライトがリトラだったら』なんていう意見もあったりしました。それはそれでいいかも。リトラかつガルウイング、なんていったらLamborghini Countach もしくは Diabloぐらいしか選択肢ないですからね（笑）

私自身はスピードを出すとか車をモディファイするとかそういうことに興味はないので、そういう方面の人にはエンジンのパワーとかは不満を感じるかもしれませんねぇ。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験