車自体はいいのですが・・・
車自体は悪くない出来だと思います。曲線を多用したエクステリア(外見)は賛否両論でしょうが、個人的には気に入っています。
車
2008.2.7
- 総評
- 車自体はいいのですが・・・
車自体は悪くない出来だと思います。曲線を多用したエクステリア(外見)は賛否両論でしょうが、個人的には気に入っています。
車の出来はそこそこ良く仕上がっているのに、「?」なのが「マークXの名を冠している」ことで逆に不信感を募っている点・・・これに尽きます^^;
マークXが2500/3000cc・FR駆動なのに対し、このZioは2400/3500cc・FF駆動―トヨペット系列で扱っているブレイドと同様の形式。メーカーとしては「高級感を与えたかった」「車種別販売数の増加」を画策したのかもしれませんが、逆にユーザー側から見れば「?」なのが痛い。。
ショールームでセールスマンにマークXとの共通点を尋ねたところ『・・・Xシーターです』としか返答できなかったのは哀愁を誘いました。。。(´Д⊂
いや、いい車なんですよ―実際。(ただ素直に別の車名を与えていれば。。。)
しかしこの車やマークXのオーナーは今後ももやもやとしたトラウマを抱えていくだろーな。。と(私を含め)^^;
購入するならお勧めグレードは240Fでしょう。
ただ「人と違った車」にしたいなら予算は大きく跳ね上がりますが、フロント外見を変更したAERO TOURERが個人的にはお勧めです。
担当のセールスマンに聞いたところノーマル車20台ぐらいに対し1台の比率らしく(出回っていないため)街中でもかなり目を引きます(この場合アルミが18インチ仕様になる240Gがエアロの外見とバランスいいかも)
- 満足している点
- ・エンジンと足回り(サス)・トランスミッションの設定が絶妙:ガソリンの高騰を考慮して2.4Lの直4エンジンを選びましたが、街乗り・高速道・そこそこの山道までストレスなく使えます。発進・加速もトルクフルで実用性が高い。これはCVTの恩恵によるものが大きいと思いますが、燃費も平均10km/Lとまずまずの及第点。
・1550mmに抑えた全高:ギリギリですが、立体駐車場に駐車可能です(場合によっては断れるかもしれませんがw)。
・セダン車感覚で乗れる走行安定性:前席側の乗り心地はミニバンというよりセダンに近い感覚で運転できる。「セダンに飽きてきて室内の広さが欲しいけどミニバンはちょっと抵抗が・・・」という人には一考の価値がある車だと思います(まずは近くの販売店で試乗を)
- 不満な点
- ・プラム・グレーと2色しか選べない内装色:プラムは昔一時期はやった高級車の内装のような色― グレーはシックで落ち着いた大人の雰囲気をメーカーとしては演出したかったのでしょうが、慣れたら安っぽく感じてきてしまいます^^; やはりもう1色は追加してベージュ系を選べるようにして欲しかった。。
・プラスチックを多用した室内インテリア:ライバル(?)のオデッセイは木目調パネルで室内の高級感をうまく演出しています。これぐらいの価格帯ならグレードによってはやはり木目調パネルも付加してもらいたかった気がします。。。
・賛否両論のフロントグリルデザイン:「ダンゴムシ」と酷評されるのはこのフロントの景観が独特だからでしょう^^;私はこのデザインが好きになれなかったので、あえて30万上乗せ覚悟でAERO TOURERにしました(ただし全長が若干伸びるためカスタマイズ車扱いとなり、グリーン税制は適用されませんがw)。ノーマル標準でこのフロント外見なら、現在の3倍は確実に売れているかと。。
・リアシートの座り心地の悪さ:フロントシートは並ですが、リアシートは固め・・・腰の辺りが妙に柔らかく、反面お尻の着座位置は固過ぎるように感じます。
・一考の必要ありのエクステリア装備:ターンハザード付きのドアミラーは付けて欲しかった。またリアワイパーの拭き取り面積は小さく、後方視界も悪い。
・3列目のシートは緊急用:車種的にはミニバンに分類されるが、3列目のシートはかなり窮屈。
- デザイン
-
-
- 走行性能
-
-
- 乗り心地
-
-
- 積載性
-
-
- 燃費
-
-
- 価格
-
-
- 故障経験