トヨタ ジャパンタクシー 「ジャパンタクシー観察記~言うなれば現代の駕籠?~」のユーザーレビュー

凌志 凌志さん

トヨタ ジャパンタクシー

グレード:匠(たくみ)(CVT_1.5) 2017年式

乗車形式:試乗

評価

4

走行性能
-
乗り心地
-
燃費
-
デザイン
4
積載性
5
価格
3

ジャパンタクシー観察記~言うなれば現代の駕籠?~

2024.8.4

総評
隣町のイベントで、公共交通フェスタというのをやっていたのでわが子を連れて行ってきた。
わが子のお目当ては路線バスで、私のお目当てはジャパンタクシーであった。
丁度横に現行シエンタのタクシーも置いてあり、乗り比べもできた。
同じ料金を払うならシエンタより断然ジャパンタクシーの方が良い。
ただ、後ろにクラウンの個人タクシーが並んだら、やはりクラウンの方が良い。
そう言った点で、ジャパンタクシーはクラウンコンフォートからの伝統を引き継いでいると言える。
一方で、もう一つの自動車立国、ドイツではEクラスのタクシーが過半である。
ジャパンタクシーとEクラスを比べた場合、低速の乗り心地はともかく、中高速の乗り味やハードウェアの完成度は比べるべくもない。

ジャパンタクシーは、Eクラスと違って全席が特等席の車ではない。後席に乗ってナンボの車と考える。言うなれば現代の「駕籠」だ。そう思ったら素直に納得できた。
満足している点
良い点
現行シエンタのタクシーに比べると、明らかに後席の座面がフカフカしていて、座り心地が良いところ
後席の居住性は日産キューブ(2~3代目)を研究したのではなかろうか。
キューブも荷室のフラットフロアを諦め、後席の居住性を重視していた記憶がある。
広々したキャビン、必要にして十分な容量の荷室。
足元を見れば、「ダンロップ SP TX-01」というタクシー専用タイヤを履いていた。
不満な点
わが国の場合、タクシー専用車というのは、後席の快適性を第一義に考えた設計であるという点
試しに運転席や助手席に座ってみたら、「上座」は助手席側の後席であるということを再認識した。
肝心の後席の座り心地だが、私の好みで言うともう少し背もたれが立ち気味の方が落ち着く。
LPガスボンベ搭載のため、後席、荷室のトランクスルーができないのが根源的な欠点と思っていたが、トランクの広さと後席の広さの丁度よい妥協点をよく研究したと再認識した。
デザイン

4

ロンドンタクシーに対してのジャパンタクシー。よく言うよと思って見ていたが、運転席、助手席、後席、荷室空間などを観察してみて、LPガスボンベ搭載のデメリットを上手くかわしたと再認識した。
次世代はたぶんEVだろうから、よりタクシーらしいパッケージが可能となろう。
走行性能

-

静態観察のため、割愛。
乗り心地

-

静態観察のため、割愛。
積載性

5

シエンタベースでガスボンベを積んで、これだけの荷室があれば文句は出ないだろう。
燃費

-

静態観察のため、割愛。
価格

3

高いと言われるが、実現しただけで意味があると思い始めた。
次世代ジャパンタクシーがもしあるならば、全席特等席な車であってほしい(車マニアの戯言です)
故障経験

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