185サーフの懐の深さを感じました
2009年の夏、概観と足回りに若干チューニングを施した185サーフに巡り合いました。
たいへん程度がよく、走行距離
2010.3.25
- 総評
- 185サーフの懐の深さを感じました
2009年の夏、概観と足回りに若干チューニングを施した185サーフに巡り合いました。
たいへん程度がよく、走行距離が12万キロとは思えないほどの車でした。
前オーナーさんが大切に乗っていたのが本当によくわかる車両でした。
同じ年式の185のディーゼル車を以前新車で購入し乗っていたのですが、次はV6のサーフの購入です。
エンジンが変わると、これほど車の性格が変わるのか…と明らかな違いを感じる楽しみを再びサーフは教えてくれました。
現在新車のサーフは購入することはできませんが、サーフに乗りたいな…って思われた方は、たとえ中古車であっても、走行距離が多少多くても、きちんと整備をしている車両でしたら購入検討されることをお勧めいたします。
本当によく出来た車です。
今回私の購入したサーフは今は懐かしいアイバワークスのグリルガードとタグマスターのヒッチメンバー。足回りがランチョのRS9000。スキー用キャリア一式。リモコンエンジスターター付セキュリティシステム。そして、ハードタイプのブラック&メッキの背面タイヤカバー。アルミ2セットにブリジストンデューラーATの夏用とデューラーの冬用タイヤ等が付属していました。これだけ別に購入してもサーフの中古がもう一台購入することが出来るくらいのアフターパーツ満載のお買得サーフでした。
- 満足している点
- なぜ上述のようなことを書いたかというと、サーフの魅力はアフターパーツの豊富さかと思うからです。サーフはそのスタイリングの良さからたいへん人気の出た車でしたので、概観のチューニングの楽しさはもちろん、何よりもチューニングを楽しめる車だと思います。
そして、ノーマルサーフ最大の弱点である足回りの軟弱さもアフターパーツの豊富さでカバーすることが出来るかと思います。特にサーフとランチョのRS9000とのマッチングは私にはたいへん好みの組み合わせでした
以前乗っていましたディーゼルの185サーフも、このランチョのRS9000のおかげでとても快適に楽しむことができました。サーフはどれだけ良いタイヤやアルミを装着しても、足回りがノーマルのままでは宝の持ち腐れです。
きちんとセッティングを出せるお店で、まず足回りをチューニングされることをお勧めいたします。
次に動力系ですが、ディーゼルのサーフの良さは私のディーゼルサーフのレビューに記載しました通りなのですが、V6 3400CCのサーフになると、その性格が一変いたします。これが同じサーフなの…?と思うほどにV6サーフはワンランク上の大型の4WDの性格を持つことになります。ランドクルーザーと比較して、その車重の軽さにコンパクトな大排気量エンジン…。明らかにディーゼルサーフや直4の2700CCのサーフとは違い大きな余裕ができるのです。
余裕あるトルクの太さから発生する滑らかな発信加速性能。急激な加速は無いものの、ディーゼルサーフには無い静かで滑らかな力強い加速…。これはV6の大排気量の恩恵かと思われます。
スタイリングの良さはエンジンの違いに関係なく、純正2インチアップ!そんな感じのするスタイリングは非の打ち所がないですね。
トヨタの4WD車の中で、中古車になって魅力が増す車なのかもしれませんね。
- 不満な点
- 185サーフの短所…。古い車なので探せばきりがないのですが、最大の短所はやはりノーマルの足回りのセッティングの悪さ…。
乗ればすぐにわかるかと思います。ノーマルでは特にリアのタイヤの鳴く音が気になることが多いと思います。
これからサーフを購入される方や、現在サーフの足回りに不満をお持ちの方は足回りのチューニングから始められたらサーフの良さを見直すことが出来るかと思います。
あと、基本設計の古さからナビを取り付けるなどあまり考えない方がいいかもしれませんね。特にインダッシュタイプは目線がかなり下がりますので安全運転を心がけるためにもお奨めは出来ません。
音楽を聴きながら、会話を楽しみながら、のんびりとした気持ちで運転を楽しまれることをお奨めします。
燃費は一般道では概ね5~6km/リッター。高速道路では概ね10km/リッターです。古い大排気量の車にしては大健闘かと思います。
もちろん排気量が大きいので税金等の維持費はそれなりにかかることも仕方のないことですね。
185サーフはもう古い車の部類に入りつつありますね。
それでも185サーフの魅力は年式や走行距離の多さで判断するような車ではないと思います。
メンテナンスをしっかりすればいつまでも魅力が色褪せることのない、今となっては正統派の数少ない車だと思います。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 価格
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- 故障経験