ハイラックス（gun125）は盗難されやすいくるまですか？された方いますか？

Answer 1

ハイラックスのブラックラリーを釣行用（マリーナ往復用）としてサードカーで所有しています。
ハイラックスの盗難経験はありませんが、１５年ほど前にＲ３３ＧＴＲが自宅のガレージから消えた経験は御座います。
さて、本題にうつります。

自動車の盗難には、
１．場当たり的に窃盗する
２．犯行時等の足にの為に窃盗する
３．組織的な輸出のために窃盗する
の３種類があると思います。
１．はキーがつけたままなどの状態でいわば自転車盗に近い感覚です。
２．目立ちにくく、比較的盗みやすい車を犯罪に利用するために窃盗し、テンプラナンバーなどに付け替える形態です。車種としては常時盗難車上位にランクするプリウスなどがこれを占めます。
3.は海外で需要があるが、その国では関税などの関係で非常に高価になってしまったり、需要と供給のバランスで入手困難となっている場合で、中東へのレクサスＬＸやＬＳ ランクル２００やプラド アセアン諸国や中東へののアルファードやハイエース、ロシアへのレクサスＬＸ、ランクル。北米への２０年以上経過した日本独特のスポーツカー（Ｒ３２・３３ＧＴＲ、ランエボその他）などが主となります。
ハイラックスに関しては現行のＧＵＮ１２５はタイで生産されています。これには理由があって、アセアン諸国（ブルネイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム）に対する自動車輸出関税が撤廃されたため、リーズナブルにアジアエリアに販売できるからです。
また中東には国連やアメリカ軍の協力物資として相当数のハイラックスやランクル７０が無償供与で流れていますし、ワークホースとしての利用形態、つまり廉価に購入できる古い車両がままある状態ですので、付加価値がありませんので、窃盗団としても商売としては旨味は少なく、リスクを負って、窃盗し輸出するメリットは少ないと考えられます。
まとめますと、上記のことを考えると、窃盗形態３.の線は非常に考えられにくいと思います。また窃盗形態２に関しても逆に非常に目立つ車ですので犯罪者は避けると考えられます。よって、盗難されやすいという質問の、盗んでそれを利用したがる輩が多いかといえば少ない車種と考えられます。
また、セキュリティの面での盗難がされやすいか否かは、この車両にはイモビライザーはついていますので、素人には盗みにくいでしょう。
但し今の自動車窃盗の形態は、どのように盗むかではなくて、いつ、どの時間帯にどこにその車がそこにあるかさえわかれば、イモビライザーがあろうとなかろうとやられてしまいます。プロに狙われればやられます。そのような中では原始的な手ですが、ハンドルロックやホイールロック、物理的に車両を出せない駐車方法などが一番効果があると思います。
大通りから目に付くところに常時駐車をしない（第三者から目立たない＝窃盗する輩に車両の所在地を把握されない）ことが３の窃盗から大切な車両を守る一番の方法だと判断しています。
繰り返しますが、ハイラックスＧＵＮ１２５はそれほどプロの窃盗団からは目をつけにくい車種だ判断しています。
長文となりましたが以上です。