トヨタ FJクルーザー 「捨てるものを捨てたから光る 専門家もべた褒めのこの車ですが、車としてはほめられない部分も多いです。 ただ、個人的にはトヨタ車、いや日本車で唯一お金を払」のユーザーレビュー

捨てるものを捨てたから光る 専門家もべた褒めのこの車ですが、車としてはほめられない部分も多いです。 ただ、個人的にはトヨタ車、いや日本車で唯一お金を払

2011.10.27

総評

捨てるものを捨てたから光る
専門家もべた褒めのこの車ですが、車としてはほめられない部分も多いです。
ただ、個人的にはトヨタ車、いや日本車で唯一お金を払ってでも欲しいと思わせる車です。
実際本気で購入を検討しております。（もちろん先立つもの次第ですが）
実際この車のどこに魅力を感じているのかは自分でもわかりません。
幅も大きく背も高いので実際に使う事を考えれば決してほめられた車ではありません。
燃費も悪いし維持費もかかる車です。
ただ、スタイリングやカラー、醸し出す雰囲気、存在感、そうしたものにすべてのネガティブな部分を補ってあまりある魅力を感じます。
乗り心地はRVそのものですから、ぶわぶわしていて普通のドイツ車なんかに慣れていると酔いそうになります。とてもコーナーを攻められるような車ではないですし、高速の安定性も専門家がほめるほどのものでもありません。
大排気量大トルクですから5速ギアでも問題ありません。できればディーゼルが乗れば完璧ですが、そんな細かい事はどうでもいいと感じさせる車です。
内装はシンプルでそっけなく、高級感のかけらもありません。
でもそれがいいんです！実用性を第一に考えられていて、でもちょこっとだけデザインされていて、小粋です！
シートも決してよくありませんが、なんだか許せてしまうんです。
アメリカという国に特化し、SUVとしての機能に特化し、そしてちょっと遊び心を加えた、そうしたコンセプトがこの潔い車を作り上げたのだと思います。
これがもし世界に向けて売られる車だったら、日本からあーだこーだ、ヨーロッパや中国からもあーだこーだとマーケティングが口を出して、新型カムリみたいな面白くもなんともない車になっていたことでしょう。
ランドクルーザーも車自体はとてもよいのに、内装やスタイリングが妙に豪華で、本来のコンセプトから外れてきています。
FT-86も最初のコンセプトはとてもよかったのに、モーターショーごとにどんどん豪華に立派になってきて、いったい誰が買うんだろう？と思ってしまう車になってしまいました。
無味無臭な車ではもはや通用しません。
どこに売るのか、誰に売るのか、どういう目的に使うのか、を明確に定義し、いらないものはきっぱり捨てて作る。そういう製品こそが受け入れられる時代に来ているのではないでしょうか？
FJクルーザーからはそんな言葉が聞こえる気がします。

満足している点

-醸し出す唯一無二の雰囲気
-意外によい見切り
-気に入らなかったら買わなくていいよ、と言っているような潔さ
-細かな事はどうでもいいと思わせるなんだかよくわからない魅力

不満な点

-広すぎる幅
-燃費が悪い
-維持費が高い
-ぶわぶわの乗り心地
-トヨタ特有の小さなアクセル、ごつい靴で踏むと不安
-その他たくさん
でもそんな細かい事はどうでもよく、欲しい。。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験