世界最高のミニバン
トヨタが長年蓄積した天才卵の集大成。
ミニバン王国日本が世に送り出した最高傑作といえるのではないでしょうか。
1,800㎏の車体を
2007.6.30
- 総評
- 世界最高のミニバン
トヨタが長年蓄積した天才卵の集大成。
ミニバン王国日本が世に送り出した最高傑作といえるのではないでしょうか。
1,800㎏の車体を最大主力280ps/6200rpm・最大トルク35.1kg・m/4700rpmで操る運動能力はどんな人が運転しても不満のないできあがり。
そして7人乗りを選択すれば、世界の販売されている乗用車の中でもトップクラスの乗車空間を手に入れることが出来る。
運転する者、乗車するものともに満足のいく出来だ。
3,500CCと大排気量であるが、一般的な走行では、エンジンを高回転まで回さずに、十分な走行が可能。
余計なガソリンを使わずに走行できるため、意外と燃費もよい。
ミニバンに求める要素の比較を次のようにまとめてみた。
①ドライビング
さすがはトヨタと思える操作性。誰が運転しても快適と思える。2.4と3.5の作りは、エンジンが違うだけであり、ノーマルでは足回りが付いてこないが、オプションのTRDサスペンションを入れることで、この大きな車をセダンを扱うかのように乗り回せる。
②乗車空間(2列目)
ディーラーで試乗していただければ、理解いただけると思うが、7人乗りのオットマンをだし、フルスライドの状態で、2列目シートに乗っても、運転席に足が使えることがない。ミニバンやセダンでは間違えなく手に入れることのできない空間だ。
③乗車空間(3列目)
お世辞にもこのボディークラスでは、おまけとしかいいようがない。トヨタ開発者の意図を組み込むなら、3列目は応急シートだ。長距離ドライブをするとかなり疲れるだろうと思われるシートの作り。純正足回りの状態では、ボヨンボヨンしすぎて、きっと気持ち悪くなること請け合いだ。
④費用対効果
3.5の廉価モデル「アエラス8人乗り」で、321万円。この価格を安いと見るか、高いと見るか。内装は他社の2.5クラスのミニバンと大差ない。トヨタ車=高級車、3.5=高級車と考えている人にとっては、質素な作りだ。高級ミニバンを求めるなら、トヨタにはアルファードがある。モデル末期であるが、内装等はやはりエスティマとは比較にならない。投稿時現在、トヨタの3.5で一番価格が安いのがハリアーであり、エスティマはその次だ。ということを考えれば、十分安いと思う。足回りとシートの革張り変更をしても、400万円弱だ。これを高いと思うかどうかだ。
- 満足している点
- ①この価格帯で買える3.5
②世界有数の2列目シートの空間
③斬新的なデザイン
④燃費が良い
⑤3.5と相性の良い6AT
⑥標準装備のスマートキーシステム
⑦標準装備のスライドドア
⑧2.4と3.5の差がエンジンだけである
⑨室内の全長が同等クラスと比較できないほど長い
⑩安全性評価が2006年発売乗用車で一番
⑪4駆のシステムがよい
- 不満な点
- ①純正足回りがついてこない
②収納が少なく狭いので使いづらい
③バックミラーの位置が邪魔である
④「G」「Gパッケージ」以外と選択すると運転席にサイドテーブルがない
⑤売れ筋の大半がホワイト
⑥メーカーオプションナビが高い
⑦光らないボタンが多い
⑧左サイドミラー下のミラーが使えない
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験