トヨタのダイナとイスズのELFについてです。

Question

運送のバイトで日によってどちらかに当たるんですが、トヨタのダイナは車内でエンジン音(ガラガラ音)がかなりうるさく聞こえるのに対して、イスズのELFは車外はわかりませんが車内はめちゃくちゃ静かです。
これってエンジンの性能上の違いなんでしょうか？
詳しい方教えて下さい。

Answer 1

>これってエンジンの性能上の違いなんでしょうか？

そうです。ディーゼルエンジンの技術の違いです。

いすゞは戦前からディーゼルエンジンばかり作り続け（いすゞ自動車は、設立時は軍用ディーゼルエンジンの国産化を推進する国策企業でした）、トヨタが乗用車で世界一になる10年も前に、トラック分野で世界一になっています。（しかもその時世界一の座を争ったのは、『ディーゼル発祥の地』ドイツのメルセデス・ベンツでした。ディーゼルエンジンで日本人がドイツ人に勝った瞬間でした。）

トヨタ・ダイナ/日野・デュトロは、トヨタが『乗用車から見たらトラックなどチョロい』と奢り高ぶってエンジニアを傘下のトラックメーカーである日野に送り込んで設計したモデルが元になっています。
しかしカローラの様には、トラックは作れなかったというワケです。

実のところトヨタも当然バカではなく、一時期は『日野を売ってでもいすゞが欲しい』などとウワサされていたこともあり、実際いすゞの最大株主だった米国のGMが傾いた時にトヨタがその株の一部を引き受け、いすゞを傘下に収めたこともありました。（その後急速に業績が回復したいすゞが、自社株を買い戻して現在に至ります。）

かつて日野（トヨタグループの大型ディーゼル分野を受け持つ会社）の重役が、『研究のいすゞ、生産技術の日野』と称した通り、いすゞのディーゼル技術はトヨタなどメではありません。

Answer 2

それがトヨタといすゞの技術の差ですよ。