自分で運転しても楽しいくるまですが、所有するならそれなりの覚悟がいります。世間や周囲の評価を気にする向きには合わないかも知れません。
VGのときもそ
2010.6.30
- 総評
- 自分で運転しても楽しいくるまですが、所有するならそれなりの覚悟がいります。世間や周囲の評価を気にする向きには合わないかも知れません。
VGのときもそうでしたが、まともな(失礼)職業の人がたとえ中古車でもこの車を個人で所有して乗るということは、ある意味「社会的不適合」なので、愛好者としてのそれ相当のこだわりが要ると思います。
「身分不相応」だとかつまらない、否、ごもっともなことをおっしゃる、スバル360からのたたき上げカーライフを送られて今日に至っているような人生のセンパイ方もいまだ生存しておられることですしね(笑)。「道楽ぐるま(くるま道楽か?)」に身分もなにもありませんよねぇ。
車庫証明で断念される方もおられるそうですが、出先の駐車場探しも一苦労ですし、税金は高いし、部品は高くてすぐ来ないし、後退時の車止めは信用できないし、DQNと間違えられないように服装にも配慮し上品に走らんといかんし(笑)、、。
「○○○かセンチュリーかどちらかを・・」なんて言っている人には迷わずそちらを薦めます。
それでもどうしてもセンチュリーを!! という方、ともにセンチュリーライフを満喫しましょう!!
- 満足している点
- VGもそうでしたが、流行に媚びたり外国に憧れたりしない孤高な存在とデザイン。
首相や自治体の首長あたりもレクサスに替えているなか「トヨタのデボネア」として頑にその地位を守っている点に共感を覚えます。
車選びの段階からステータスシンボルというのとは違うある種のこだわりを感じます。
本木目パネルと日本語表示、ウール100%シートなど手作り工芸品の趣があります。ブランド品よりメーカー品!!という玄人好みぼさ、その証、エンジンルーム内の「関東自動車工業」の印!!
VG45センチュリーからの乗り換えなので劇的な感動はそれほどないですが、5000ccV12エンジンは静かで余裕たっぷりです。大きさの割りに四隅は見やすく運転しやすいです。
近年ぼちぼち見受けられるようになったにしろ、他車に比べDQN率は低く、上品に走っていればまわりのくるまも親切に道を譲ってくれます。優雅な走りのせいで些細なことにイライラしなくなり安全運行に寄与している(かも?)。
一昔、二昔の車に比べればですが、よほどの近郊運用でなければ5km/Lを切ることはなく、高速道路では9km/Lくらいの燃費でいける。
- 不満な点
- ・16年なんで4ATな点。17年以降は6ATなんですが。
・バックカメラが欲しい。カメラもそうですが地デジやDVDプレーヤなどの追加工事がたいへん(そう)。
・VGではヘッドライトの上下切り替えを自動でやってくれていたのが廃止されました。すっかり慣れてしまっていたので切り替えが面倒。
・ハザードのスイッチの位置が悪い。ハイヤーや社用車用途が多く使用頻度が高いのに、、。特にコラムシフト車はシフトレバーの奥になるので不便。タクシーなどのようにウインカーレバーの頭(VGではフォグランプのSWがあるところ)か大型車にあるようにワイパーレバーを手前に引くようにした方が便利と思われます。
・後席が狭い。VGのLタイプとサイズ的には同じはずだがシートピッチが狭い。運転席はセパレートになったので広くなった感がります。
・オーディオの音質設定がおおざっぱになり、ミュージックとアナウンスしかなく、高音とか低音という調整がないです。やかましい音楽は聴きませんが、もう少しドンシャリ感が欲しい気もします。
・今どきカセット・・せめて前席はMDプレーヤにして欲しかったですね。
・ドアミラーをたたむのをすぐ忘れる。最近のはどうなのか知らないが、キーOFFで自動的にたたんでもらうとありがたい。(うちのは後で純正ドアミラーに換装しています)
・キーOFFにすると窓が動かせない。VGは確か一定時間動かせたはずだが。→リモコンキーの操作で全窓開・閉の操作はできるということに後日気づきましたけどね。
・大きさから自動洗車機に入らない時や、駐車場に困ることがあります。
- デザイン
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- 走行性能
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