トヨタ セルシオ 「父の社用車を頂いたが… 免許を取得して自分用の自動車を欲しがっていたところ、購入から20年以上が経過して会社の重役用の車が他の車に変更されたためこの自」のユーザーレビュー

父の社用車を頂いたが… 免許を取得して自分用の自動車を欲しがっていたところ、購入から20年以上が経過して会社の重役用の車が他の車に変更されたためこの自

2008.3.17

総評

父の社用車を頂いたが…
免許を取得して自分用の自動車を欲しがっていたところ、購入から20年以上が経過して会社の重役用の車が他の車に変更されたためこの自動車を譲って頂きました。
ビップカー？が登場するその手の漫画が好きでよく読んでいたのでとてもうれしかったです。
しかしトヨタ渾身の名車かなりの覚悟がないとやはり時と場所を選ぶクルマです。
バブルの当時の日本がどういう状況だったかを彼は私に話しかけてきます。

満足している点

何といってもトヨタが打ち立てた日本の高級車の金字塔、曲がる、走る、止まる、これに忠実に造られていることがクルマに無頓着な人でも運転をすればすぐに分かるでしょう。
シフトレバーの表示はP、R、N、D、2、Lだけで構成されており、とても分かりやすい。
しっかりとディーラーで車検、定期点検を通し続けた場合故障は皆無とも言える。
高速道路では180キロまであっという間で物凄い勢いであおることが出来て、どSの私は他の車が走行車線へよけてくれるのが快感。
金をかけて作られている事には変わりなく細部まで抜かりがなく作られている。
高速で400キロ以上運転しても新幹線で移動するより疲れない。と運転が好きな人は思うはず。

不満な点

もはや旧車のカテゴリーへと移動しはじめています、現行のマークエックスとかの方が内装の見栄えがよく見える。
ガソリンが今の半値以下の時代に作られたエンジンは燃費を気にすると言う概念が全くなく、ガソリンタンクをすかすかにするのが大得意。
街乗り4キロ、高速7キロ、渋滞にはまれば街乗りはリッター2,5キロぐらい。
車体が大きいの23区内で一本わき道に入ると運転に不慣れな私はとても気を使う。
当時としては金をかけて造られた快適装備の数々は技術革新には勝てないらしくオプションで付いていた純正ナビ？は通販で買った4万くらいの安物の足元にも及ばぬ情報量。
私は通学に利用しているが、背伸びして買ったに違いないと友達に思われる。
低燃費コンパクトがはやっている現代では時代に逆行している感は否めない。
このての高級セダンはちょっとこすったり、黒塗りの塗装が水垢で汚れ始めるとその気品はがた落ちでボディがピカピカじゃないと気が済まなくなる。
ないものねだりに違いないが、単純な構造のFITとかがすごくうらやましく見える時がある。
クルマの性能、気品、歴史的価値、コンセプト、それらが現在のさまざまな社会的背景に左右されないで正当に評価されればこそ…のクルマである。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験