トヨタ セリカ 「ローノーズでスタイリッシュ。」のユーザーレビュー

ローノーズでスタイリッシュ。

2021.2.24

総評

内装の残念さを払拭するローノーズで
スタイリッシュな外装！

ヤマハに仕立てられたヘッドを搭載した
2ZZ-GEエンジンは一気に高回転迄とは
行かずとも６MTで回せるNAは楽しく、
ヘリカルLSDにより弱アンダーで
コーナリングも楽しめます！

ドライビングポジションは低くステアリング、
シフトノブポジションもバッチリ良い具合。
標準のアルミペダルでその気にさせられて
運転が楽しめます。

2021年早々にトヨタ自動車がアメリカで『セリカ』
（CELICA）の名称商標登録を申請していた事から
2023年のスープラの最終モデル発売の頃には、
新型の情報が出て来る可能性大！
楽しみに待ちたいと考えています。

満足している点

低いノーズにボンネット、フロントからリヤ迄
伸びるスタイリッシュなボディライン。

６MTで高回転まで回せハイカムに
切り替わると豹変するNAエンジン。

キャンバーコントロールアーム 付き
スーパーストラットサス & ヘリカル LSDが
標準でトルクステアも無く、コーナリングも
スムーズ。

安全面もシート窓側にサイドエアバッグ
が装着され側面衝突された際、助かりました。

ZZTセリカは、80年後半〜90年代のホンダ車で
採用されていた座面が低く足を前に投げ出す
シートポジションでしっくり来ます。

最近ではスープラ、S660、シビックが同様の
シートポジションで気になる存在です。

不満な点

スーパーストラットサスペンションの
社外パーツが早々に無くなり、足回りを
色々試す事が出来ませんでした。

当時「スポコンブーム」のせい？ 純正エアロは
派手さ重視で風洞にかけて開発されたと
到底思えないデザイン。

スタイリングを崩しているとしか思えず
標準の物も外しエアロレスにしてもらいました。

内装が安っぽい。
価格から考えると仕方ない事ですが、
カチカチのプラスチックの様なダッシュボード
にインパネ周り、シートの素材も今一つで
トヨタらしからぬ内装です。

デザイン

5

トヨタがアメリカに設立したデザインスタジオ
「Calty Design Research Incorporated」
レクサスLF、エスティマ、FJクルーザーetc.,
をデザインした拠点でデザインされただけ有り
スタイリシュ！の一言です。

走行性能

5

ホンダDOHC VTEC の様に一気レッドゾーン
と迄は行きませんが、1.8L 2ZZ-GE型 は
街乗りから高速走行迄乗りやすくパワー不足を
感じる事は無かったです。

また、ヘリカルLSD、スーパーストラットサス
&ダブルウィッシュボーンサスペンションで　
弱アンダーステアでトルクステアも無く
コーナリングもスムーズです。

乗り心地

4

足回り、タイヤ、ホイールを替えていましたが、
街乗りでは適度な硬さで不満無しです。

積載性

4

リヤシートを倒さなくても、キャディーバッグ
2個＋着替え用バッグも入りゴルフに行くにも
充分な広さが有りました。

燃費

4

街乗りばかりでも10km/l を切る事無く
燃費はまずまずです。

価格

5

スーパーストラットパッケージにサンルーフ、
ナビ、ETC付けても300万円以内で納まる価格、
今では考えられないお得感。

故障経験

サンルーフのパッキンが経年劣化で交換。